【難易度600%】世界で一番難しい言語ランキング8【世界一の言語まとめ】

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言語マニアである私が、世界一難しい言語を徹底的にご紹介します。

言語はとっても深いものです。

へぇーそうなんだ」と思えるものから「なんだこのスゴすぎる言語は!」と驚愕してしまうものまで、一挙大公開です。正直、見ないと損するかもしれませんよ!

 

Useful source: List 25, lingHolic

 

1章:実際に勉強してみて難しいと感じた言語

 

1章は、実際に全て、私が身を以て感じた難しい言語です。

ひとつひとつ詳しくご紹介しましょう!

 

8位:フランス語

 

【難易度600%】世界で一番難しい言語ランキング8【世界一の言語まとめ】

Image: LanguageHelps.com

 

難易度:★★☆☆☆☆

 

フランス語の「R」の発音

日常的にフランス語で、地元の人とのやり取りを行なっています。それでも、フランス語は何と言っても発音が難しいです。実際、そんなイメージを抱いている人は、いっぱいいるのではないでしょうか?まず、「R」の発音が厄介です。これは“のどに何かが詰まったような発音”になります。もちろん「L」とは全然違います。さらに、これが一つの単語の中に複数入っている時は「恐怖」です。例えば、フランス語で「よく考える/熟考する」という意味の動詞は「réfléchir」です。あえてカタカナで書くと「フレシー」となります。ただし、一つ目の「レ」はのどにかかる音で、二つ目の「レ」は日本語のレと同じで、最後の「ル」はのどにかかります。この時点で「フランス語の勉強はやめようかしら」と落ち込む人もいるかもしれませんね。逆にこの響きが好きだという場合もあるでしょう。実際私は、フランス語の発音は美しいと思います!

 

フランス語はくっつく

フランス語にはリエゾンアンシェヌマンというものがあります。簡単に言えば、二つの単語がくっつく現象です。くっつくと言っても、決して、文字同士が一つになる訳ではなく…発音をするときだけ一つにまとまるのです。例えば、フランス語で「私の友達(男)」は「Mon ami」となります。ローマ字読みすると「モン」と「アミ」ですね。でも発音は「モンアミ」ではなく「モナミ」となります。実際、このようにくっつく現象はフランス語に限ったことではありません。しかし、さらに複雑なのがこのようなパターンです。フランス語で「あなたは…が好き」というのは「Vous aimez」です。それぞれ単独では「ヴ」と「エメ」という発音なのですが、この二つが組み合わさった時には、「ブゼメ」となります。つまり、もともとは発音しなかったはずの「Vous」の「s」が、後ろに来る言葉次第では発音しなければならなくなる…ということですね。

 

フランス語の名詞は女性か男性

フランス語の名詞は、必ず女性か男性のどちらかに分けられます。つまり、それぞれの名詞について、それが男性名詞か女性名詞かを記憶しなければならないということです。これはスペイン語などにも見られる特徴ですが…日本語に慣れ親しんでいる(もちろん名詞に対して性別の概念はなし)私たちにとっては難しいところかもしれません!

 

難しい言語7位:ドイツ語

 

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Image: UrbanPro

 

難易度:★★★☆☆☆

 

ドイツ語の文法

大学でドイツ語を3年間勉強しました。この言語の難しいポイントはいくつもあります。例えば、単語のです。しかも、今度は女性と男性だけではなく中性もあります。つまり、全ての単語が3種類のどれかに分類され…ひとつひとつの単語について、そのうちのどれにあたるかを記憶する必要があるのです。これだけでも難しいのですが、さらに困難な要素があります。それが「格変化」です。1格(主格)、2格(属格)、3格(与格)、4角(対格)があり…あえて言うならば日本語で言う「が、の、に、を」にあたります。難しいですねー!

 

ドイツ語の発音

ドイツ語の発音は、はっきりとしています。つまり、一つ一つの音を明確に発音するのですね。これは、日本人にとっては簡単であると感じます。まず聞き取りやすいです。フランス語のような文字の連なり(つまり「リエゾン」など)がないので、単語の区切れが聞き取りやすい傾向にあるでしょう。日本語も一つ一つの音をはっきりと出す言語なので、私たちにとっては親しみやすいはずです。

 

ドイツ語の名詞

さらに文字を読んでいると面白いことに気付きます。なんと名詞が必ず大文字で始まるのです。これは丁寧…ですね。というのも、ドイツ語の文章中で「これは名詞ですよ」というサポートがついているのと同じです。例えば英語で考えてみましょう。英語には、名詞にも動詞にもなり得る単語がいくつも存在します。数え上げればきりがありませんが…例えば、「face」は「顔(名詞)」とも言えますし、「…に直面する(動詞)」とも言えます。文章の中で「どこにあるか」を見れば困ることではないのですが、それでも、サポートがついていて嬉しい気分です!

以上のように、性別が3つあることと、格変化があることで難易度がぐーんとあがりますが、他の側面をあわせて考慮すると、ドイツ語の難易度はこれくらいと言えるのではないでしょうか。

 

6位:ロシア語

 

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Image: lingualift

 

難易度:★★★★☆☆

 

ロシア語の文字

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Image: xraniteli-azbuki

ロシア語はまず…難しそうな見た目ですね。ロシア語にはアルファベットではなくキリル文字が使用されています。これを覚えなければいけないという点で、少し難易度が上がります。ロシア語を大学2年間、その後独学で1年間勉強しましたが、キリル文字の覚え方自体は…意外とそこまで難しくありません。というのも、英語のアルファベットに似ている部分が多く、なぞらえて記憶できるからです!しかし、ロシア語の難しさはここからです。ロシア語には「主格、生格、与格、対格、造格、前置格」の6つの格があります(ちなみにドイツ語は4種類)。さらにさらに、ロシア語の名詞にも男性、女性、中性という3つの性があります。もう、覚えることだらけ!

 

ロシア語の発音

続いては発音です。ロシア語の発音も、基本的にはシンプルです。日本人にとって発音が難しい母音や子音、またはその組み合わせがほとんどないからです。しかし、あえて言うならばロシア語で「о」という文字があります。これにアクセントがくるときは「オ」となりますが、それ意外には基本的に「ア」となります。なので、単語のアクセントを知っていないと、発音もずれてしまいます。その意味ではロシア語の発音は難しい、または「慣れないかんじ」があるかもしれません。

 

ロシア語の疑問

もう一点付け加えるならばロシア語の「疑問」は面白いです。全部とは言えませんが、多くの言語で、疑問のかたちにする時には文章の最後があがりますね。しかしロシア語では、その聞く内容に応じて「上がる」部分が変わるのです。ロシア語独特のイントネーションがありますが、その中でも疑問のイントネーションは「いかにもロシア語」といったかんじです!他の言語には見られない独特な特徴があるロシア語はかなり難しいと言えるでしょう。

 

難しい言語5位:アラビア語

 

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Image: Islamic Treasure

 

難易度:★★★★☆☆

 

アラビア語の文字は右から

アラビア語に抱くイメージはどのようなものでしょうか?まずアラビア語の大原則として、文字は右から左に書きます。世界の言語の多くが左から右に書くので…そのような意味で、多くの人にとって“とっつきづらい”印象となっているようです。実際、アラビア語のウェブサイトを見ると、デザインが全て「右から左に書く」性質に則っているので、日本人の私たちにとっては、何だか不思議な見た目になっています。なんだか鏡の向こう側の世界にいるような感覚です!

 

変化するアラビア語文字

ここで重大な報告です。アラビア語では文字のかたちが、「文章中でそれが置かれる場所によって変化」します。つまり、英語のアルファベットの「a」をただ「a」とだけ覚えていてはダメだということですね。これは面倒と言えばそれまでですが、逆に言えばアラビア語のなめらかな美しさをつくる大事な土台となっています。今度アラビア語を見る時には(そんな時がもしあれば…)、右から左へ流れるように書かれる文字を、まず「目で楽しんで」みて下さい。ただ、これを覚えるのは決して簡単ではありませんが。

 

アラビア語にも“書道”が?

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Image: Pinterest

さらに、アラビア語には日本で言う「書道」と同じよう文化があります。より、文字のかたちに創造性と芸術性を持たせる手法ですね。むしろ、アラビア語のそれは、日本の書道よりも、絵画に近い傾向にあります。私は現在、モロッコに住んでいるのですが、知り合いのおじいさんは、画家をしています。彼の“描く”文字は、まさにアートです。文字を部品として、一つの景色をつくりあげるといった具合でしょうか!難しさを超えた、奥深さがありますね。

 

難しい言語4位:チュイ語

 

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Image: Center for language technology

 

難易度:★★★★☆☆

 

チュイ語のシンプルさが逆に…?

チュイ語はガーナ現地の言葉です。ガーナには通算で1年〜1年6ヶ月程滞在していたので、自然と勉強をすることになりました。この言語の面白いところは、1文字や2文字で会話ができる点です。例えば「メト」といえば、「I buy(私は…を買う)」の意味になります。さらに「メフィ」は「I miss(…が恋しい)」という意味になります。シンプルすぎますね。もちろんシンプルで会話がしやすいのはいいことです。だからこそ、それぞれの言葉が似ていて、紛らわしくなるのも事実で、そのような意味でトリッキーで難しい言語かもしれません。

 

 

チュイ語の勉強は難しい

さらに、チュイ語はガーナの中では、非常に有力な言語ですが、とはいえ世界的に有名だとは言えません。なのでチュイ語を勉強しようとしても必要な教材がなかなか見つからないのです。かろうじて基本的な会話フレーズが収録されたアプリを見つけましたが、本の入手はかなり困難です。やはり、現地ガーナで探すか、それともガーナ人と話をする中で自然と覚えていくしかないのでしょう。

 

難しい言語3位:ダリジャ

 

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Image: They're calling to me

 

難易度:★★★★☆☆

 

不思議な言語ダリジャ

ダリジャという言葉を聞いたことはありますか?これはいわゆるモロッコ語であり、アラビア語方言です。アラビア語の一種ではあるのですが、結構違うので面白いものです。例えば、アラビア語ではアラビア文字を使います。右から左に流れるように書かれる文字です。これに対してモロッコ語では、英語のようなアルファベットが使用されます。しかも、パソコンや携帯電話でモロッコ語を入力する時には、アルファベットだけでは「対応しきれない」ので数字の「3」なども使う「乱暴でおちゃめな言語」なのです。そんな変則的な側面は、少し「難しい言語だ」と思わせる要因かもしれません。

 

色々混ざったモロッコ語

さらにダリジャの難しさは続きます。まず、皆さんがお察しの通り、アラビア語の方言なので、標準アラビア語と同様の言葉がいくつも使われています。かといって、完全に標準アラビアと同じ訳でもなく、モロッコ語特有の言葉もあります。さあ、難しさはこれで終わりません。なんと、フランス語も入っています。実はモロッコは元フランスの植民地でした。地理的にもフランスに非常に近く、フランス語の影響を強く受けているのです。さらにさらにスペイン語の影響すら受けています!どうでしょうか?アラビア語、モロッコ語、フランス語、スペイン語が一つの言語に融合しているなんて強烈ですね。

 

モロッコ語特有の発音

さらに発音にも難しさが溢れています。世界には色々なアラビア語があり、一口に標準アラビア語というのは難しいですが…例えば、エジプトのアラビア語に比べると、モロッコのアラビア語「ダリジャ」の発音は、のどにひっかかる「ハ」という音が強く発音をするのが困難です。個人的な意見ですと、頑張って忠実に発音しようとしているとすぐ喉が痛くなります!

 

2章:さらに上をいく超難しい言語

 

ここまでの言語も難しいものばかりでしたが…さらにさらに、これらの言語の遥かに上をゆく「難しさの次元が違う言語」をご紹介します。

 

難しい言語2位:コイサン諸語

 

【難易度600%】世界で一番難しい言語ランキング8【世界一の言語まとめ】

 

難易度:★★★★★☆

 

コイサン諸語?一体何のことだと思いますか?これは、「諸語」とある通り、複数の言語のまとまりを表しています。これらの言葉は、主にアフリカのカラハリ砂漠と、タンザニアの一部の地域で話されています。これらの言語、コイサン諸語が難しい理由は何なのでしょうか?なんとこの言語では、「私たちでは到底言葉として認識することすらできない」吸着音Click consonant)というものが言語に使用されているのです。とにかく、動画を用意しましたので、その音声を聞いてみて下さい。簡単に言えば、舌打ちのような音があることに気付くはずです!

 

 

正直、これには「音楽」や「芸術性」を感じます。特にリズムを感じませんか?話しているだけで、心地よい気持ちになれる言語なんて素晴らしいですね。コミュニケーションもできて、音楽の要素も感じられるなんて一石二鳥ですね。それにしても、この言語の習得にはどれだけの年数がかかるのでしょうか。

 

難しい言語1位:ラ・ゴメラ島のシルボ

 

【難易度600%】世界で一番難しい言語ランキング8【世界一の言語まとめ】

Image: Antonio

 

難易度:★★★★★★

 

ラ・ゴメラ島という名前を知っている日本人は、ほとんどいないでしょう。それもそのはず、この島があるのは日本からは遠く離れたスペイン、カナリア諸島です。カナリア諸島はスペインの中でもずーっと南の方に下った、アフリカ大陸のすぐ西に位置しています。そんな場所にあるラ・ゴメラ島では、不思議な言語「シルボ」が使用されています。ゴメラ島の口笛言語の起源は分かっていません。はじめてヨーロッパからの移民が15世紀にここに移り住んだ時には、現地の人(北アフリカから来たと思われる人々)が口笛でコミュニケーションを取っていたのでした!

 

 

実際、アフリカ大陸では口笛を使った言語が確認されており、そこから口笛言語が持ち込まれたのでないかという説が有力です。BBCの取材に、ラ・ゴメラ島現地の人がこう話しています。

「この島ではよく起こることなのだが、山火事が起きた時には、(スペインの治安警察である)グアルティア・シビルが私たちのとことにやってきたものだ。私たちが何をしていようとお構いなしに、トラックで連れ出し火消しにあたらせる。やつらから逃れるために、俺たちは、口笛だけで会話をしたんだ。“グアルディア・シビルが来たぞ”といった具合にね。もちろん、やつらは口笛を理解できず、俺たちを見つけることもできなかった。口笛言語の習得は決して楽しみではない。ただ、必要にかられただけだ。これが使えないと、歩いて行って、言葉で意思を伝えなければならない。それぞれの家は遠く離れていたし、道路も電話もなかった。口笛が使えるとこれが一気に楽になるんだ」


口笛言語は1950年代から、どんどんと使われなくなっていきました。経済的な厳しさから、多くの人がテネリフェやベネズエラに移住したのです。さらに道路がつくられ、電話が普及することで、シルボはその存在価値を失います。1970〜80年代には、口笛言語シルボを使う人はほとんどいなくなっていました。

しかし、90年代の後半になって、急激にその言語への注目が集まり、義務教育の中に組み込まれるなどの取り組みにより、これを保護していこうとする動きが始まったのです。実際、現在、シルボは…山の中で使われるというよりも、学校で、そして観光客向けのデモンストレーションとして使われているようです。復活を遂げたのは嬉しいものですが、本来の使われ方を失った言語として…なんだか寂しさも感じます。…そんな口笛言語は言うまでもなく超難しい言語です!

 

言語は難しいほど…面白い

 

きっとあなたは「全部難しそうだけど…なんか面白い!」と思ったはずです。それでいいのです。言語を勉強するにはまず理由が必要ですからね。その理由が「なんだか面白そう」であるならそれで十分です。

難しいからこそ、その謎を解読していく楽しみがあるのではないでしょうか?日本語とあまりにも違う仕組みだからこそ、その言語から歴史や文化まで感じられるのかもしれません。

特に最後の口笛言語はインパクト抜群でしたね。言語には様々なかたちがあるのです。世界でも一番難しいと言われる日本語を母語に持つ私たちなら、色んな言語をマスターできるだけの能力が備わっているはずです。ちょっと頑張って…新しい言語を勉強してみましょうか?

 

 

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Shunya Ohira

編集長 at YOSO-Walk
1989/9/26 / これまでに50カ国以上を旅 / 愛するのは自然と動物 / ガーナ、モロッコ、日本を拠点に“ゴミゼロ社会”を目指し、リサイクルプロジェクトや、ウェブマーケティング会社の指揮を取っています。日々勉強。

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