世界旅行をしながら海外で仕事〜実際にメリットだと実感する6つのこと〜

 

今回は、世界を巡る生活をして、メリットだと実感できていることをご紹介します。表題は「6つ」とありますが、随時、学びや気づきを踏まえて項目を追加しています。

 

最終更新日:2020年8月17日

 

1. 自分の時間が自由に持てる

 

 

どこに行くのも自分の自由。何を食べるのも自分の自由。誰と居ても構わない。何をしようにも自分次第。海に行きたいと思ったら海の近くに住み、山がいいと思ったらキャンプもあり。

 

精神的なゆとりが持てるようになります。時間の使い方が自由です。しかし、逆に言えば「時間を決めてくれる人が、他にいない」ことでもあるので、最初は、何をしたらいいのかと戸惑う人もいるかもしれません。

 

2. マンネリ化に苦しむことがない

 

 

ずっと同じ場所に住んでいるとマンネリ化が襲ってきますね。気分転換は大事です。人間はそういう生き物です。それなら、日常生活に変化を取り入れましょう。変化だらけの生活をすればいいだけです。それが旅と生活の融合です。

 

最近(2020年7月18日に更新)、よく思うことですが、必ずしも、旅だからと言って、動き回らなければいけない、ということではありません。もちろん「ずっと、せわしなく動いていたい」という人は、それでいいと思います。しかし、長期的に、世界X周生活を続けていると、数ヶ月ごとに場所を変えるやり方が、気に入ってきました。

 

30才を機にペースに変化が?

 

もしかすると…体力的な話かもしれませんが。ちょうど今30才です。この段階で、数ヶ月で1ヶ国、次の数ヶ月で1ヶ国という移動方法が、いい感じです。もし、このような生活をこれからしてみたい、という方がいらっしゃれば、年齢と共に動くペースを変える、というのは必然になるかもしれません。

 

3. 自分で何とかするようになる

 

 

違う生活スタイル。違う言葉。違う食べ物。慣れないのは当たり前です。そんな中でハプニングが起きたら一大事。日本にいたら何でもないものでも、海外では二倍にも三倍にも!これを何とかしようともがく度に、やりがいを感じるものです。

 

言葉の壁でもがくのが楽しい

 

いい意味での、脳への刺激がもらえます。一番の典型例が、言葉です。日本であれば、当たり前に通じる状況です。しかし、海外にいけば「伝えるために、辞書で言葉を調べて、それを試してみる」という流れになります。この挑戦を面倒と感じるか「毎日、新しい言葉を覚えられる」と考えるか。後者であれば、世界X周生活が向いています。

 

「足元を見る」→「一歩」

 

色々、失敗しますよね。レストランで注文して、違うものが来たり。バスに乗ろうとしたら、お釣りがなくて、運転手のおじさんに怒られたり。電車で寝てしまって、知らない場所であたふたしたり。そんなことばかりです。

 

これは、慣れきった、繰り返しの生活にはない「自分の足元を見る」行為なのだと思います。自分の能力がどんなものなのかを知る、そんなタイミングです。そして「うわ、自分は、こんなこともできないんだ」と思い知らされます。これは、完全なる朗報です。この生活をしなければ「それができないことにすら、気づいていなかった」ということです。

 

そして、その「簡単なはずの」難問に挑戦して、1つをクリアできるごとに、成長を感じられます。習慣づくりにも通ずることですが、人は、日常的に「小さな勝利」を感じることが重要です。これを、前に進む力にすることができます。

 

4. 新しい出会いが常にある

 

 

違う文化を持った様々な人と出会えるのが旅です。これが日常になった所を創造してみて下さい。毎日、新しい出会いが。言葉が分からなくてもいいのです。コミュニケーションの中でスキルが磨かれます。「当たり前」が崩れるたびに、好奇心が湧いてきますね。

 

決してオープンな性格でない自分でもOK

 

私は、全くオープンでない性格です。1週間、2週間、誰とも話さないでも、精神的に病むことはありません。「旅」という要素がなかったら、大いに引きこもりになる素質を持っているはずです。そんな自分でも、旅をしている時には、知らないうちに、色々な人と話しています。

 

引きこもりには旅がピッタリ説

 

一つの誤解があると思うのですが、例えば「世界を旅する生き方は、オープンな人にしか向いていない」というのは、完全な間違いです。むしろ、「人と話したりすることを、普段必要と思わない人」の方が、旅をする中で、知らないうちに、人との交流を楽しんでいるものです。

 

5. 食事をモチベーションに日々が過ごせる

 

 

大事なことですね、これも。この場所についたらコレを食べよう。明日はこっちの料理も食べてみたいな。お腹を空かせた旅人のモチベーションは計り知れませんよ。

 

もう少し発展させますと、これをX周生活の軸にすることだってできます。世界を旅しながら、グルメ情報を(ブログ運営などを通じて)配信することもできますし、他のメディア向けにライターになることもできます。

 

「食」と言えば…(少し脱線)

 

「食」は人の生存に欠かせない要素です。だからこそ(うまくできているもので)ちゃんと、体が「何か食べなよ」と自動で、ツンツンと突っついてくれます。この仕組みを利用して、新しい習慣を構築することもできます。人間に備わっている「欲」を、三日坊主をやめるためにうまく活用するのがおすすめです。

 

6. 日本の文化に興味が出てくる

 

 

日本って・・・という質問をいくつも投げかけられる事になります。それに答えようと試行錯誤をしているうちに、自分が一番何も知らないのだという事に気がつきます。

 

また、海外の人と話していると「そんな日本のすごい部分が褒められているのか」とか「いやいや、それは、誤解ですよ」とか…楽しい気づきがたくさんあります。「道路にゴミがなくて綺麗な国」や「礼儀正しい人たちの国」と賞賛されると、自然と「そんなイメージを壊さないように、自分も頑張らないと」と反省したくなります。

 

このような意味で「日本人としてイメージを美しく保つためにも」行動の内容が変わってくる部分はありますよね。もちろん、一つの国の人々をごっそりと同一人物としてまとめることはできませんが、母国の素敵なイメージは守りたいものです。いい意味で、背筋をのばせよ、と言われている気分です。

 

外国人から日本を再発見する

 

外国人を通して日本を再発見する、私のお気に入りの方法をご紹介しておきます。

 

  • 日本に旅行をしたことがあれば、写真を見せてもらう(日本人にはない、日本の切り取り方があるもので、本当に面白いです)
  • 日本について、最近どんなニュースを聞いたか、教えてもらう(日本で普段生活している人は、日本のメディアとの違いに、ギョッとするはず)
  • アニメの話をしてみる(アラビア語圏ではキャプテン翼が有名で…のような、なんとなくの市場が見えてきます)

 

7. 雑音なしで物事と対峙できる

 

 

[2020年8月17追記] 雑音なしの時間は非常に重要です。ここで言う雑音とは、実際の音ではなく、情報の波です。あなたにも、身に覚えがあるはずです。スマホを手にとって、何をするでもなく、ただ、クリックやスワイプを繰り返す時間。これがいかに時間の浪費なのか、いかに素敵な時間の可能性を奪っているのか、に気付くことができます。

 

旅をする生活ですと、まずWiFiに依存することが多くなります。これはつまり、移動中にはあまりインターネットが自由に使えないということです。特定の場所、タイミングでWiFiにつないで、お目当の情報を探したり、メールをしたり。ここには、「明確な目標」→「ネットにアクセス」という流れがあります。これは、正直言ってしまえば、ある種の「不便」です。

 

しかし、私はこの不便さに美しさと価値を見出しています。何も考えなくても、どんどん情報が流れ込んでくると、深い思考ができなくなります。物事の背景を気にする余裕もなくなります。常に、10-20%の思考を繰り返して、次々と対象を変えることになります。しかも、慣れてしまうと、自分の思考が表層的になっていることにも気付けなくなります。

 

そこから一気に抜け出す方法の一つが旅です。先のWiFiの話も大事です(強制的にインターネットが使えない、使いづらい状況をつくる)が、もう一つの側面があります。それは、世界が自分に真っ向からぶつかってくる感覚です。それへの対処(困難もありますが、大抵はむしろやりがいのある、ワクワクする刺激)で精一杯になって、無駄な雑音に惑わされることがなくなります。つまり、「自分1人」対「思考や行動の対象1つ」というタイマンですね。

 


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