秘境度400%!ガボン旅行の治安を理解する8項目(ガボン治安ガイド)

 

秘境度400%!ガボン旅行の治安を理解する8項目(ガボン治安ガイド)

Image: Global Village

 

ガボンの治安情報を中心として、旅行をするときに知っておきたい情報や、ガボンについての知って得するポイントをごします!

 

序章:まずはガボンの基本情報

 

ガボンはアフリカの中部にある国で、すぐ西にはギニア湾が広がっています。北には赤道ギニアやカメルーン、南にはコンゴ共和国があり、石油やウラニウム、マンガンなどがとれる、資源に恵まれた国です。

 

ガボンの治安1. ガボンはお金持ち?

 

秘境度400%!ガボン旅行の治安を理解する8項目(ガボン治安ガイド)

Image: Gabon

 

ガボンは小さく、アフリカでも随一の人口密度の低い国で、養う国民の数は多くありません。さらに石油などの資源がとれるので、アフリカの中ではお金持ちな国に分類されます。

 

実際、ガボンには13もの国立公園があり、それらが国土の11%を占めるほどです。もしかしたら、読者の皆さんは、「アフリカは自然がいっぱいの大陸だ」と思っているかもしれませんが、それは正解ではありません。むしろ、私の個人的なアフリカ旅の経験からすると、それは「大きな間違い」です!

 

アフリカの多くの国が、残念ながら、経済の発展に意識を向けすぎて自然や動物を守ることの大切さを忘れているのです。アフリカのほとんど(ほぼ全てといっても過言ではないでしょう)の国で、緑がすごい速度で減少しています。

 

そのような背景を考えるとガボンにおける緑の割合はとても尊敬に値するものでしょう。

 

ガボンの治安2. 森林が豊富な国の危険?

 

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Image: Rougier

 

森林が多く残っていることは先ほど説明したとおりです。「森」という資源はガボンの人々にとって欠かせないものです。木材は、大きなトラック、そして船を使い、ヨーロッパなどへと運ばれます。

 

木材を運ぶトラックは非常に巨大で、ガボンの道(必ずしも舗装されているとは限らない)を一台で、きれいに占領してしまうほどです。荷台に大量の木材を積んでいるので、なおさらです。

 

このトラックが通過するときには、まわりの車が一時停止をして道を譲る…という光景もよく見られます。60-70トンにもなる「モンスター」が、例えば、ぬかるんだ土の道路を走行する光景は、かなりヒヤヒヤするものです。

 

先頭に、交通整理用の車が走るのにも納得です。車を運転することがあればもちろんですが、徒歩や公共交通機関を利用する際にも、大型トラックの存在には日頃から気をつけておきましょう。これがガボン式の危険回避の基本です。

 

ガボンの治安3. ガボンでは写真撮影が危険?

 

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Image: Yahoo

 

ガボン旅行では写真撮影をする時には気をつけてください。ガボンの治安を気にするのであれば、そして危険を回避したいのであれば、まずは写真撮影のタイミングに意識を向けることです。

 

政府関係機関の建物や、大統領の住居といった場所の撮影は固く禁止されています。写真を撮っていることがバレたら、すぐ警察につかまってしまいます。

 

でも、ガボン旅行中に写真を一切撮影するなと言われても困りますね。せっかくの旅行ですから、少しでも写真を撮って思い出を永遠に残したいものです。

 

そこでこのような基準を覚えておきましょう。警察や護衛兵が立っている場所では絶対にカメラを使わない。写真を撮影しないだけではなく、カメラそのものをしまっておくのが賢明です。

 

ガボンの治安4. ガボンに蔓延する病気とは?

 

ガボンの治安

 

ガボンではマラリアとAIDS/HIVに注意しましょう。旅行をしている最中に感染してしまう可能性を考えると、まずはマラリアに要注意です。マラリアは蚊に刺されるだけで感染することがあります。

 

予防策としては、虫除けスプレーや、マラリア予防薬の服用、そして眠る時に蚊が近づいてこないための蚊帳(かや)を準備するのがいいでしょう。完全に蚊に刺されないようにすることはほぼ不可能です。しかし、マラリアへの警戒心を持っていれば、何かがあったときのために備えることはできます!

 

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マラリアには予防薬も、マラリアにかかった後に服用するタイプもあります。少なくとも、どちらかを選んで対策をたててからガボンに向かうのがいいでしょう。

 

私はちなみに、マラリアには2回かかったことがあります。アフリカの様々な国に滞在していますが、全ての合計は2年とちょっとくらいでしょうか。それで2回のマラリアなので、そこまで頻繁にかかるものではないはずです。

 

ただし、何回もかかると免疫ができるのも事実なので、はじめてアフリカの国を旅行する人はもっと、マラリアの感染が高いと思われます。

 

HIVに感染するのは、患者との体液を通じた接触のみです。握手などでは感染しません。もちろん同じ空気を吸うだけでは何も問題ありません。なので、ふつうに旅行をするだけでは、HIV感染の確率は決して高くないでしょうが、念頭にはぜひとも置いておきたい知識です。

 

ガボン旅行のコツ:言語は?

 

ガボンの治安

 

ガボンではフランス語が公用語として話されています。フランス人の発音や文法レベルとは違うがあるものの、国民の多くが会話レベルのフランス語を話すことができます。

 

 

他にも現地の言葉が存在しますが、旅行をする際には、まずフランス語の基本フレーズを覚えておくのがいいでしょう。観光業界で働いているなどの特別な場合をのぞいては、英語を話すガボン人はほとんどいないと考えておきましょう。

 

ガボン旅行のコツ:バスでの移動は?

 

ガボンの人にとって国内の移動に欠かせないのがバスの路線です。航空会社Air Gabonの就航が終了したことや、起業家がバス業界に投資し始めた背景をきっかけに、バスの交通網が発展を遂げています。

 

ガボン旅行ではほぼ間違いなくバスのお世話になることでしょう。

 

ガボンの今後の治安や経済的情勢は?

 

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経済が成長している国、特に、貧富の差が少ない国では一般的に治安が安定する傾向にあります。あらゆる要素のうちの一つにすぎませんが、このような意味で経済と治安は密接に関係しています。

 

今後のガボン経済はどのようになるのでしょうか?予想の域を出ませんが、ガボンの経済はこのまま発展し続けるとは限りません。というのも、先ほどご紹介した通り、ガボン経済の多くは石油に依存しています。

 

その石油生産は実際、1997年の「1日あたり370,000バレル」をピークにして、それ以来、下降を続けているのです。他にも資源があるとはいえ、主要な石油の生産がいつ終了するかわからないこと(一説には2025年に底を尽きるとのこと)を考えると、今後の状況からは目が離せません。

 

ガボンで危険を回避するにはネット!

 

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ガボンのような特殊な場所で無事に旅行をするには、ネットが欠かせません。しかもガボン旅行中に常に、インターネットを確保する必要があります。

 

しかし、ガボンのカフェやホテルのWiFiの全てを信頼できるとは限りません。壊れていたり、極端に遅いWiFiはいくらでもありますし、いちいち、WiFiを探して、店をハシゴするのもバカバカしいでしょう。

 

そこで便利なのが、日本からポケットWiFiをレンタルして持って行くこと。ガボンのような情勢がいつ変わるかわからない国では、毎日、ネットからの治安情報をチェックする必要があります。

 

最大手の「イモトのWiFi」は例えば、ガボンでの電波に対応しています。

 

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ポケットWiFiと組み合わせて便利なiPhoneアプリ

Google翻訳

現地の言葉と日本語を翻訳

Googleマップ

現在地からの移動経路を検索

音声通訳 Free

タイピングすらせずに会話を翻訳

 

先ほども説明したように、ガボンの公用語はフランス語です。フランス語が話せない限り、旅行のコミュニケーションはかなり難しくなるでしょう。そんな時でも、WiFiがあれば、スマホで簡単に言葉を翻訳できます。

 

 

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