9割の日本人が知らない「サントメ・プリンシペの治安」…観光は大丈夫?

 

9割の日本人が知らない「サントメ・プリンシペの治安」…観光は大丈夫?

 

サントメ・プリンシペは中部アフリカにある、小さな島国です。

日本では圧倒的に認知度の低いサントメ・プリンシペの治安情報をご紹介します。

 

Useful source: GOV.UK,Travel State…

 

1. 場所によっては夜の外出には注意?

 

このような警戒すべき被害が報告されています。サントメ・プリンシペの首都「サントメ」から南へ5km程行ったところにあるパントゥフォの郊外で、夜にバーでお酒を楽しんでいた人が、明らかに薬物を使用したとみられる、“なた”を持った男に高圧的な態度で詰め寄られたとのことです。薬物中毒者には、冷静な対応を取っても何も意味がありません。このような事態を防ぐのに一番重要な作戦は、場所によっては、夜中に出歩かないことです。

特にサントメ・プリンシペ内ではじめて訪れる町では、まず高価で目立つもの(高級時計や一眼レフカメラなど)をホテルの安全な場所に保管し、身軽な状態で散策してみるのがいいでしょう。こうすることで、大まかな治安や雰囲気を知ることができます。

 

2. お金の両替の難易度MAX?

 

お金の両替を行なう時にも注意が必要です。例えば、両替は複数の方法で行なうことができます。両替所で行なうことも、道端で行なうことも可能です。道端で「両替を商売にしている人」を相手にする際には十分に警戒して下さい。タクシーの窓から両替を行なう場合には…警察からのお咎めはありません。一方で、道端で立ち止まって両替をしてしまうと…トラブルの原因になってしまうかもしれませんのでご注意を!

車の周りにはたくさんの「両替商」が集まってきます。その数が数人〜10人程になることもあります。必ず全てのドアのロックをかけ、一つの窓だけを開けて取引をしましょう。この方法はビールとたばこにも言えることです。これらの商品は、店で買うよりも、道端の人から買う方が遥かに安い傾向にあります。とは言え、集まる人々をうまくなだめながら、その場をうまくおさめるのは簡単ではないので、挑戦にはリスクが伴うことは忘れないで下さい。

 

3. ビザ情報はしっかりチェックすること

 

サントメ・プリンシペを旅行するにはビザが必要です。このビザは空港でも取得できる(リアルタイムの情報を大使館で確認して下さい)ものですが、できれば避けたい選択肢でしょう。というのも、空港でビザを取得できなかった場合にサントメ・プリンシペに入国できないことになってしまいます。しかも、空港で25ドルを払ったのに…後からパスポートを確認したら、入国スタンプだけで、「肝心のビザが何も渡されていなかったパターン」も報告されています。

あらゆるトラブルを未然に防ぐためにサントメ・プリンシペのビザを予め大使館で取得するのが確実でしょう。残念ながら日本にはサントメ・プリンシペ大使館はありません。サントメ・プリンシペ大使館はアンゴラ、ベルギー、ガボン、赤道ギニア、台湾、ポルトガルにあります。

 

4. 警察をどれだけ信用できるのか…?

 

こんな面白い…そして恐ろしい話があります。車内にカメラを置いて、ドアをロックして、観光客が外を歩いていました。少し時間が経過して気付くと、何者かが車に侵入してそこから飛び出し、草むらの方に逃走していたのです。カメラが盗まれてしまいました。事件を警察に伝えにいくと…とんでもない反応が。「カメラとは何だ?…」(実際、この話はサントメ・プリンシペの数年前 {10年近く前} の話です。今ではもう少しカメラが認識されているはずです…)

さらに、犯人を捜索するためのパトカーのガソリン代まで請求されたのです。その内容は、「もし犯人を捕まえて、カメラが戻ってきたら、一定の額を払え」というもの。実際、カメラが戻って来ず、お金を払うこともなかったそうです。

 

おわりに

 

サントメ・プリンシペは決して経済の強くない不安定な国です。一時期、カカオ栽培で経済成長の希望を掴みましたが、干ばつや、ずさんな管理が原因で、徐々に衰えていきました。島国ではよくあることですが、サントメ・プリンシペは、国をつくるための多くのものを海外から輸入しています。例えば、燃料もそうですし、多くの食糧もそうです。

ただしサントメ・プリンシペには観光という可能性が残されており、これを経済の柱にできるかどうは、今後の見ものです。観光を成長させるためには治安を維持することは絶対的に必要です。そのような意味で、サントメ・プリンシペの治安がどのように変化していくのか、それが観光にどのように影響を及ぼすのかを今後も注目していきましょう!