【モロッコでの実体験を元に】5章でサラッと分かるモロッコの物価情報

モロッコの物価情報─モロッコの物価は安い?

 

モロッコ在住歴から感じる、本当のモロッコの物価をまとめてみました。

日本に比べて、モロッコは非常に「柔らかな物価」を持つ国です。

 

ふわーっとしていて、触り心地のいいような。つまり、住む人にとって全体的に気持ちのいい物価なのです!

それでは、もっと詳しくモロッコの物価を掘り下げていきましょう。

 

1. まずは感覚的にモロッコの物価を感じる!

モロッコの物価情報─モロッコの物価は安い?

 

まずは、日本の生活と比べてモロッコの物価がどのようなものなのかを、最も分かり易い「雰囲気」にてお伝えします。考えるのではなく、心と体で感じて下さい!

こちらがモロッコのものを日本円に換算した特に抱く「気持ち」です。

 

  • 水=日本と同じくらいの値段
  • ファストフード=日本の5〜8割くらいの値段
  • 野菜=日本の半分以下の値段、またはもっと安い!
  • 交通機関=日本の半分程の値段
  • 田舎の家賃=日本の5〜8割くらいの値段
  • 都会の家賃=日本の7〜9割くらいの値段
  • お酒の値段=日本と同じくらいの値段

 

どうでしょう?何となく、「日本よりものの値段が低いのかな」と感じて頂けたはずです。

 

2. 旅人にとって嬉しいモロッコの物価

 

次は日本から旅人としてモロッコを訪れた時に嬉しい物価についてです。

簡単に言えば…「何が安いのか」ということですね。

 

野菜:★★★★★

 

野菜は「お得レベル5」で…とっても安い!

数種類の野菜をカレー用に2人分購入しても、たったの数百円で収まります。

モロッコで生活をしていると「日本の野菜はとてつもなく高かったな〜」と思うことがよくあるくらいです。特に安いのはじゃがいも、トマト、なす、にんじん、ピーマンなど。

最近、モロッコでは雨不足が続いており…価格が上昇していると言われつつも、私の感覚では「やっぱり野菜は安い」です。

 

サンドイッチ:★★★★☆

 

堂々の「お得レベル4」を獲得したのがサンドイッチです。

「なぜ、こんなピンポイントな食事を?」とお思いでしょう。

 

というのもモロッコでは手軽に食べられる屋台料理やファストフードの定番が「サンドイッチ」なのです。実際、日本人の私たちが想像するサンドイッチとは少し違い、フランスパンに具を挟んだ「何かのサンド」がこれにあたります。

そんなモロッコのサンドイッチは、お洒落なレストランでもない限り激安です。

例えば道端の屋台で売っているサンドイッチは7〜8ディルハムで手に入れることができます。日本円にすると、実に100円前後です。分量は超巨大で、フランスパン(バゲット)丸ごとの半分くらいをイメージしてもらえばいいでしょう。

 

タクシー:★★★★★

 

タクシーも激安です。例えば大都会のカサブランカであったとしても10分〜15分の距離で20〜30ディルハムでしょう。日本円にすると約200〜300円です。

モロッコではタクシーは皆の頼れる交通機関です。日本で電車やバスのに乗るのと同じくらいの感覚でこれを利用することができます!

 

交通機関:★★★★☆

電車やバスなどは非常に安いです。例えばカサブランカのトラム(路面電車)はどこまで乗っても一回乗り切り7ディルハムなので、77円程です。

さらに切符として使うカードを取っておいて、チャージをすれば次から6ディルハムで利用することもできます!

 

3. 少し注意が必要な値段たち

 

次は場合によっては高くなることがある、もしくはあまり安くはないことについてです。

以下の点に加えて、観光地では「ぼったくり」に注意して下さい。私の経験上ですと特に要注意なのがマラケシュ、その中でも特にジャマ・エル・フナ広場です。

 

 

ホテル:★★★☆☆

ホテルの値段は基本的には安いです。

例えばマラケシュやエッサウィラなどでは普通にお洒落なリヤド(モロッコの民宿的な存在)が低価格で見つかります。ドミトリーであればおおよそ、一日の予算を1000〜2300円と見積もることもできるでしょう。

しかし、カサブランカといった大都市の割には観光に力を入れていない場所では、全然安いホテルが見つかりません。正直皆無です。私の場合は、なんとか2000円弱のホテルを見つけましたが、あまりにもベッドのシーツが汚かったので、一晩中部屋で立ちっぱなしで、考え事をしていました…!

 

お酒類:★★☆☆☆

お酒の物価はどちらかと言えば「高い」部類に入るでしょう。ビールは日本と同じかそれ以上となります。イスラム教の国であることを考えると、購入できるだけありがたいと考えた方がいいかもしれませんけどね。

ワインは60ディルハム(約630円)から購入でき少し安めですが、それでも決して安いと言い切ることはできません。モロッコのメクネス産のワイン「CP」は定番のお手頃ワインです!

 

日本料理:★☆☆☆☆

超高いです。もう一回言います。超〜高いです!

モロッコは空前の寿司ブームなのですが、まあ、高いこと。質に比べて値段が釣り合わないので、誰かをビンタして喝を入れてあげたい気持ちになります。

魚そのものは安いので…これは非常に美味しいビジネスかもしれませんね?

ちなみに今日(2016年5月12日)寿司屋のメニューを見て驚愕しました。ウニの軍艦がたった2つ(つまり、皿に2つの軍艦)で1800円だったのです(唖然)。

 

4. でもモロッコ人にとって物価はどうなの?

 

今まで散々、安いと言ってきました。

しかし、モロッコ人の平均給料(またはGDP)を考えると決して「全てが安い楽園」ではないのです。

私の知人であり、学校の先生をしているモロッコ人から聞いた話では、公立の中学校や高校で働く先生の月収が約13〜20万弱とのことです。20万に達しないこともしばしば。

そう考えると、モロッコの物価は妥当なラインなのかもしれません。

とは言え…ちなみに、大学の教授や医者になると一気に給料は跳ね上がり、日本のそれとあまり変わらない数字になります。

 

5. 具体的なものの値段リスト

 

なんだかんだ言って、具体的なものの値段をリストにしてくれる人がいたら幸せですよね。私だったら、誰かがつくってくれたらいいのにと心の底から思います。

そんな訳でつくってみました。相場表です。

以下はカサブランカを例にしています!

 

牛肉100g30ディルハム
330円
ダノンヨーグルト(小)2〜2.5ディルハム22〜28円
トイレットペーパー(12個入り)18ディルハム200円
10〜30ディルハム110〜330円
トラム一回券7ディルハム77円
パンツ15ディルハム165円
靴下10ディルハム110円
米(315g)4ディルハム45円
プリン(小)2ディルハム22円
サンドイッチ(屋台)8ディルハム88円
ビール(「Special」50cl × 6本)100ディルハム1100円

 

モロッコは快適に暮らせる素敵な国かもしれません。あなたの移住先として、または次の旅行先としてリストに加えてみてはいかがでしょうか?