2分で理解!モロッコ国旗の意味, 知らなきゃ損な4つのこと(歴史/政治の象徴)

 

2分で理解!モロッコ国旗の意味, 知らなきゃ損な4つのこと(歴史/政治の象徴)

Image: MoroccoFlag

 

Useful source: Flag of Morocco,

 

1. イスラム教の預言者に関係してる?

 

赤は、モロッコにおける歴史的な重要性を持つもので、アラウィー朝(17世紀末からモロッコを統治している王朝)が、ファティマを通して、イスラム教の預言者ムハンマドからの血の流れを象徴しています。赤は、さらに、メッカのシャリーフや、イエメンのイマムにより使用された色でもあります。

 

補足

モロッコはイスラム教の国々の中でも「最西端」に位置する国として有名です。というのも、中東の国々を中心とした世界地図で見ると、一番「左側」にある国だからです。ヨーロッパのスペインやポルトガルに非常に近く、すぐ南にはサハラ沙漠や、サハラ以南の国々があり、モロッコは歴史的にも文化的にも、地理的にもユニークな国なのです。

 

2. モロッコ国旗が辿ってきた道のりは?

 

実際、アラウィー朝がモロッコを支配する時まで、国旗は、ただの赤でした。その後1915年、アラウィー朝のもと、これが真っ赤から、「赤の背景に緑の星」へと変えられています。

モロッコがスペインやフランスに支配されていた時にも、この「赤と星」の国旗が引き続き使用されました。ただし、これは陸部に限定されます。海でのこの国旗の使用は禁止されていました。

1955年にモロッコが独立した際には、完全に国旗としての地位を取り戻しています。

 

3. モロッコ国旗に込められた意味とは?

 

さらに、モロッコの国旗の色に込められた意味合いを考えてみましょう。国旗の背景の赤は、勇敢さ、忍耐力、力強さを意味し、緑の方は、愛、喜び、希望を意味し…イスラムの色でもあり、そして五芒星は「ソロモンの印 / Seal of Solomon」に関係しています。

 

補足

ソロモンの印は、中期ユダヤの伝統において使用されたもので、その後、イスラム教や西洋エソテリシズムにも伝わっています。

 

4. モロッコのエンブレムは?

 

2分で理解!モロッコ国旗の意味, 知らなきゃ損な4つのこと(歴史/政治の象徴)

Image: HubertHerald

 

モロッコの国旗と並んで要チェックなのは、モロッコの紋章です。モロッコのパスポートの表紙にも使われているそのエンブレムは、二頭のライオンで構成されています。王冠が頂上にあしらわれ、いかにもモロッコの「王国」としての仕組みを表現しています。

 

補足

モロッコは世界でも数少ない、王政を採用する国です。代々、王の家系が世襲するかたちで、国のトップを務めています。モロッコ独立に計り知れない貢献をしたモハメッド5世もいれば、強権政治を行ったことで有名なハッサン2世もいます。

 

さらによく見てみると、中に、モロッコの大自然が誇るアトラス山脈が描かれています。2400kmにもわたる巨大な山脈が、モロッコという国の豊かな地形にとって、どれだけ重要なのかがよくわかります。