告白!モロッコ生活で感じる日本人の位置付け…4つの暴露(日本人の立ち位置とは?)

 

告白!モロッコ生活で感じる日本人の位置付け…4つの暴露(日本人の立ち位置とは?)

 

モロッコで生活をしていると、日本人として思うことがいくつもあります。

つまり、ここ「モロッコでの日本人の位置付け」は一筋縄ではありません。

これは、日本人であるみなさんだから共有できることでもあり、モロッコ人の知り合いとも話し合っていきたい、大事な内容でもあります。

共感してもらえる点もあれば…「え、うそ!」と思われることもあるでしょう。

よいことも、悲しいことも含まれていますが、とにかく私の思う真実を全てお伝えします。これが、モロッコをもっとよく知る、そして、モロッコと日本の関係を考える機会になれば嬉しいです。

 

モロッコ生活での日本人の位置付け1「アジア人は全員、中国人だと?」

 

告白!モロッコ生活で感じる日本人の位置付け…4つの暴露(日本人の立ち位置とは?)

 

まずは、モロッコで生活をする日本人の99%が最初に直面する出来事です。モロッコでは、アジア人はまとめて、「中国人」だとみなされることがほとんどです。全員とはいいませんが…9割を超えるくらいの確率でしょう。

タクシーに乗ると「中国人か」と聞かれ、店でサンドイッチなどのテイクアウトを注文すると「中国人なのか」と尋ねられ…。「どの国がいい、悪い」の話ではありません。単純に自分の国籍で言われない、気持ちの悪さがつきまといます。

よっぽど、アジアの国に留学したことがある人や、海外の人と頻繁にビジネスをしている人でもない限り、日本人だとは言ってもらえません。最近は、中国人か韓国人だと言われることが多いですね。

これが、今の「モロッコにおける日本人の位置付け」として、最も最初に考えられる点でしょう。

 

モロッコ生活での日本人の位置付け2「日本人…と自動車の関係とは?」

 

告白!モロッコ生活で感じる日本人の位置付け…4つの暴露(日本人の立ち位置とは?)

 

面白いことに、私が「日本人だ」と訂正した時に返ってくる反応はいくつかのパターンに分けられます。一つは、「アジア人はみんな、たいして変わらないだろう」という無関心。もう一つは、「ああ、テクノロジーや自動車がすごい国ね」という素晴らしい評価です。

後者の反応はぜひとも、日本人として大事にしていきたいですね。実際、モロッコをはじめとする、多くのアフリカの国々で、「日本の自動車」というブランドが確立されています。

かとって、その「すごい自動車」と「日本人」が切り離されているというか…両者がうまくつながって覚えられていない気もして、歯がゆいものです。

 

モロッコ生活での日本人の位置付け3「日本人はタクシーで狙われる…?」

 

告白!モロッコ生活で感じる日本人の位置付け…4つの暴露(日本人の立ち位置とは?)

 

他のいろいろな国と同じように、モロッコにも「いいひと」と「悪いひと」がいます。もし私が「悪いひと」の典型例として気をつけるべき職種を挙げるのであれば、(1)警察と(2)タクシーの運転手です。残念ながらこれは即答です。

私はカサブランカでの合計滞在日数が1年と数ヶ月になりました。だいたい、タクシーの移動にかかるお金はわかります。簡単なやりとりはモロッコ語も使うようにしています。それでも、私をだまそうとするタクシーの運転手がいるのです。

正直、「いる」というレベルではありません。できるだけ正確にみなさんに状況をお伝えしようと、最近は「どれだけの頻度で、悪いタクシー運転手にあたっているかな…」とカウントしてみたところ「10回中6回」でした。残りの「4人のうち、2人がふつうで、もう2人がとてもいい人」です。

この統計は、私が生活する中では、かなり正確なものだと思います。よくよく考えると悲しいものです。半分以上は、嫌な運転手に遭遇しているのですからね。笑うしかありません。

実際、モロッコ人でもタクシーの運転手に、わざとお釣りを少なめに渡されることはありますが、私が日本人であることで、被害にあったケースも確認されています。

ある日、モロッコ人と一緒にふたりで、タクシーを拾いました。目的地に着いて、お金を渡すと、明らかに少なめのお釣りが返ってきたのです。私と友人のモロッコ人は、指摘しました。すると、運転手の中年の男から、とんでもない言葉が。それは「君(モロッコ人に向かって)は何も悪くない。ただ、おつりを少なく渡したのは、一緒にいる、その日本人(私を指して)のせいだ」と。

私に気づかれないと思ったのか、これをモロッコ語で、平然と言ったのです。

はい…これは、日本人として許すわけにはいきませんので、徹底的に「お話合い」をしました。もちろんです。私をバカにするだけならどうでもいいのですが、この状況は、モロッコを旅行する日本人の尊厳に関わりますからね。

このような出来事は、一度だけではありません。一度発生したことをおおげさに言うつもりは一切ないのです。しかし、このような「許しがたい事件」が何度も発生しているので…みなさんに伝えることにしました。

*ちなみに、タクシーの運転手とは最初にいろいろと話し、私が「日本人である」ということを伝えていました。

 

モロッコ生活での日本人の位置付け4「サービスの次元が違いすぎる…?」

 

告白!モロッコ生活で感じる日本人の位置付け…4つの暴露(日本人の立ち位置とは?)

 

次は、日本人として、大事にしたい前向きな考え方です。正直、私がモロッコにいて、日本人として得をする場面は多くありません。しかし、日本人だからこそできることや、考えられる思考方法は必ずあるはずです。

例えば、礼儀です。モロッコに住めば住むほど、日本人ならではの礼儀が恋しくなります。ホームシックになるというよりは、「日本人のような礼儀正しさが、モロッコに根付いていたら…どんなに幸せか」と思うことはよくあります。

逆に言えば、これは私たち日本人の強みであり美しさです。他人を敬い、丁寧な言葉をつかい、相手を気遣う。そのような人間性があるからこそ、日本は世界的に見ても平和な国になっているのだと強く感じます。

さらに、これをビジネスにまで広げて考えることもできます。それが、接客サービスです。外国の人にとって「日本のサービスは凄すぎる」と思われる傾向にあります。私自身、日本のサービスを心から尊敬しています。時に、「お客様は神様」という発想が度を越す場合もないとは言えませんが、その場合には、大抵、「お客様側が調子に乗ってしまう」ことが原因でしょう。つまり、日本の接客レベルそのものは世界でもトップレベルなのです。

モロッコには、残念ながら、多くの場合、接客を向上しようという視点がそもそも見られません。レストランで「すみません」と声をかけても、店員に無視されることは平気であります。タクシーが「そっちの道は、混んでいるから行きたくない」という理由だけで、乗車拒否をするのは、文字どおり「毎日」起こることです。

このような、「サービスへの視点が欠けている」または「そもそも、これの重要さに気づく人がほとんどいない」モロッコだからこそ、日本人としての礼儀と丁寧さを発揮していくことが大事でしょう。

それは、普段の知り合いとの対話でもそうですし、ビジネスを行う上でも同じことです。ちなみに、この言葉は自分に対する戒めでもあります!

 

おわりに:日本人から見るモロッコ人とは?

 

今回の記事では、あえて、「日本人が直視したくない事実」を取り上げることにしました。もしかしたら、数日間や数週間、モロッコを旅行するだけではわからないことかもしれません。

だからこそ、記事として、日本人であるみなさんにお伝えすることの価値は大きいはずです。これが、現在のモロッコにおけるリアルであり…、モロッコにおける日本人の一般的な位置付けです。

一つ勘違いして欲しくないのは、私の周りにはたくさんの素晴らしい人柄を持ったモロッコ人がたくさんいるということです。びっくりするくらいに、悪い人が一人もいません。

今回のお話の趣旨は、一般的な、または特定の職種のモロッコ人が「日本人」という存在に対して、なんとなく抱きがちなイメージや固定観念です。そのような意味で、知っておいて損はないでしょう。

ただ、モロッコにいったら、「必ずひどい待遇を受けるのか」とは誤解しないでください。モロッコ人は、人をもてなし、手厚く迎える伝統を持つ人々です。そのような意味で、「人と人」として接することができる限り、モロッコ人のホスピタリティーに感動するでしょう。

この記事をきっかけに、ぜひとも現地で「(よくも悪くも)日本人として接してくるモロッコ人」と「一人の人間として接してくれるモロッコ人」の違いを感じてみるのも、面白いかもしれません。