【モロッコのお店の秘密】モロッコにある「コンビニ」はベルベル人が牛耳っていた?

エピスリーはベルベル人でいっぱいだった?

 

モロッコのコンビニ「エピスリー」で奇妙な現象が?

 

モロッコには小さな何でも屋、エピスリーというものがあります。このエピスリーというのはフランス語です。ほったて小屋のようなもので、個人経営の人々が日常生活に必要なものを売っています。

パン、コーヒー、トイレットペーパー、チョコ、ヨーグルト・・・ほぼ何でも揃います。

 

ベルベル人のエピスリー


このエピスリーには面白い謎があります。

 

どのエピスリーを見ていても店主の顔が同じような・・・ん?いや、どこか、話す言葉が同じような・・。

 

そうですこれ には理由があります。エピスリーをやるベルベル人がたくさんいるのです。あっちのエピスリーでもベルベル、こっちのエピスリーでもベルベル。

 

ベルベル人の強み→何でも屋


ベルベル人とはアトラスなどに暮らす人々の事です。

 

彼らは町に出てきて、持ち前の勘定能力を生かしてエピスリーを営む訳です。(あくまでも全体的な話ですが)都会で生まれ育つ人に比べると、比較的、「エリート大学」に行く機会を多く手に入れられない傾向にあります。

そんな彼らが、自分たちの強みを生かして町で仕事をしようと試行錯誤をした結果が今、現れているのですね。

 

ベルベル語とモロッコ語

 

でも「なぜ、ベルベルの人々がエピスリーにいると分かったの?」という疑問が。その答えは簡単です。言葉が全然違います。モロッコ語(アラビア語の中のレパートリーとしてのモロッコ特有言語)と、ベルベル語は全く違うのです。

 

何気ない町並みに不思議な傾向があるもので

 

ただモロッコを旅行してエピスリーから食べ物を買うだけで終わりにしないで下さい。

愛想なく(時に愛想良く)物を売り続けるおじさんの裏には、サハラへの家族への仕送りがあったりするのかもしれません。

 

職業から人々の生活に思いを馳せるのは…面白いものです!