【恐怖】モロッコ新婚旅行者が見てはいけない7つの大失敗パターン

 

モロッコ新婚旅行

Image: Child Philosopher

 

モロッコで新婚旅行をお考えのあなた、お気をつけ下さい!

モロッコ、カサブランカ在住の@Shunya_Ohiraが「知っておくべき本当のモロッコ情報」をお届けします。

 

モロッコ新婚旅行が恐怖の瞬間に…

 

モロッコは新婚旅行者にとっても人気な国です。だからこそ、気を付けなければならない、恐ろしいパターンがいくつもあるのです。その内容をこっそりとお教えしましょう。

 

Useful links: Honeymoon Resorts in Morocco, Morocco Tours 

 

恐怖1. カサブランカでグダグダになる

 

モロッコ新婚旅行

Image: 500px.com

 

カサブランカのイメージは映画の『カサブランカ』でしょうか?あまりも話題なので、私も最近、カサブランカにて映画『カサブランカ』を見てみました。美しい世界ですね。しかし、現実はちょっと違います。カサブランカは決して「見渡す限りの観光地」ではありません。つまり、ちゃんと観光すべきポイントを予め知っておくことが重要なのです。正直、難易度がとっても高いです。ひょっとしてカサブランカ国際空港を利用しますか?マラケシュに行く前に、ちょっと観光しておこうかなと考えていますか?しっかりとプランを練った方がいいですよ。さもないと、せっかくの新婚旅行が「んん…なんもやることないね」の時間に変わってしまいますから。恐怖ですね!

 

◎解決策① 映画『カサブランカ』のイメージは一回消し去る

◎解決策② カサブランカ旅行の計画を練る:役立つ記事を確認→カサブランカ旅行のおすすめ観光スポットまるごと9選

 

不朽の名作映画『カサブランカ』

 

恐怖2. マラケシュで騙され怒鳴りつけられる

 

モロッコ新婚旅行

Image: Rough Guides

 

マラケシュはモロッコ屈指の観光地です。オレンジや褐色の町並みは、異世界で、日本人の間でも、世界中からの観光客の間でも大変な人気です!しかし、これだけ人気な観光地であると当然、注意も必要です。マラケシュの中でも特に、観光地化しすぎて「無法地帯」となっているのがジャマ・エル・フナ広場です。実際、一番「マラケシュらしい」場所ではあります。見ておいて損はないでしょう。ただし、一点注意して下さい。

 

ここで商売をしている人の人間性は、正直(全員とは言いませんが、全体的な印象として)酷いものです。せっかく日本から来てくれる皆さんには、全力で忠告します。私の周りのモロッコ人でさえも言います。「マラケシュは、いかにも、ビジネスっぽくなりすぎて、信用できないイメージがある」と。広場にはいくつも、屋台があり、その周りでは膨大な数のモロッコ人が客引きを行なっています。私がその一人の強引な客引きをきっぱりと断ったら「地獄へ落ちろ、アジア人」と言われました。これは悲しいかな、実話です。

 

しかも、現地モロッコ語ではなく、英語でこれを言ってきたのです。信じられませんね。言っていることが理解されてもいいという、とんでもない意識で話していることがわかります。悪い事は言いません。ただ、広場奥手の屋台には近づかないことです(もちろん、客引きの全員が悪だとは言いませんが、心ない1人が居たことは事実です)。

 

さらにもう一点、広場に面した、二階建てのレストランLe Balcon Cafe Glacier絶対に避けて下さい。どうしようもないぼったくりカフェ&レストランです。トリップアドバイザーの日本語のレビューを見る限り、ほとんどの人が、自分がぼったくられたことに気付いていないようです。正直、フランス語かアラビア(モロッコ)語を話さない限り、まともな料金で飲食をすることができない、最悪の場所です。偽のメニューを出してきたりしますからね、相当悪質ですよ。英語のレビューを見れば、それを見破った人がいくらか居ることがわかります。

 

◎解決策① ジャマ・エル・フナ広場の屋台を避ける

◎解決策② Le Balcon Cafe Glacierには(冷やかし以外の目的では)行かないようにする

 

おまけ

モロッコ旅行中にレストランに入る前には、是非とも、口コミをチェックしてください。便利な世の中で、超簡単にレビューが確認できる技があります。私のおすすめは、Googleマップに表示されるレビューのチェックです。自分の現在地をスマホで取得して、お店の名前をクリックするだけで、一瞬で「まともなレストランなのか」がわかります。オフラインではレビューが読み込めないので、インターネットは不可欠です。そこで、日本からポケットWiFi「イモトのWiFi」をレンタルしていくのが便利です。これがあれば、モロッコ旅行中、自由にネットが使い放題になります。手続きももちろん日本語だけなので、不安が一気に解消されますね!

「イモトのWiFi」のサイトへ

【ポケットWiFiに超感謝】モロッコ旅行必須iPhoneアプリ7選

 

恐怖3. モスクで白い目で見られる

 

モロッコ新婚旅行

Image: ASA

 

こちらの話も重要です。モロッコはイスラム教の国です。という訳で、(ほとんど)皆がモスクで礼拝を行ないます。特に金曜日の昼には大規模な礼拝が行なわれるものです。モスクのデザインは美しく、特に内部の繊細なつくりは、必見です。皆さんもきっとモスクの見学をしてみたいでしょう。しかし、ここでも注意が必要です。まず、確認事項として、モスクは観光地ではありません。あくまでも宗教施設です。礼拝に来る人のための場所ですね。なので、(「必見」と言っておきながら…)イスラム教徒でないならば基本的には、モスクの中には入らないで下さい。

 

これには例外もありますのでご安心を。観光地として入場料を取っているモスクだけに狙いを定めましょう。例えば、カサブランカにはモロッコ最大のモスク「ハッサン2世モスク」があります。ここでは礼拝の場所とは分けた形で、入場料を払えば、中に入って、素晴らしい景色を楽しめるのです。さらに、女性はもう一点注意が必要です。必ず、スカーフやショールを持参しましょう。半袖半ズボンも避けて下さい。

 

◎解決策① 入場料があるモスクにだけ入るようにする

◎解決策② モスクに入るための持ち物をよく考える:役立つ記事を確認→【99%の旅人が知らずに後悔】モロッコ旅行に本当に必要な持ち物7選

 

恐怖4. レストランでお金を巻き上げられる

 

モロッコ新婚旅行

Image: FT

 

モロッコのレストランでは気をつけて下さい。モロッコに新婚旅行で来て、レストランでぼったくられるなんて最悪ですね。モロッコの料理は実際、素晴らしいものです。ここに通算1年以上住んでいる私が断言します。しかし、レストランでぼったくられる可能性はあるので注意が必要です。例えば、おつりには注意!会計をしておつりともらう時には、必ずその額を数えるようにしましょう。

 

レシートに明記されない限り、普通、チップは自動的には含まれません。なので、しっかりと金額を受け取ったら、その中からいくらかのチップを払うようにしましょう。例えばレストランで食べた時には5〜10ディルハムくらい払えば十分です。モロッコに在住している私でもびっくりするのですが、平然と、わざと少なめにおつりを返されることがあります。これはタクシーにも言えることです。必ず、お金は数えるようにして下さいね!

 

◎解決策① レストランではおつりをしっかり数える

◎解決策② タクシーでも必ずおつりを数える

 

恐怖5.  移動で疲れすぎて大げんか

 

モロッコ新婚旅行のための情報

 

新婚旅行は、夫婦にとっての大事な共同作業です。だからこそ、大げんかなどせずに、楽しみたいものですよね?移動による疲労には気をつけましょう。モロッコは旅行の難易度が高い国です。その原因の一つが移動の難しさ。国が縦(南北)に長いことで、うまく、くるっと周遊ができないのですね。観光地の間もけっこう離れていますし、移動が疲れます!

 

モロッコ旅行の移動を快適にするコツは、ちゃんとあります。ご安心ください。まずは、忠告から。時間を節約するために夜行バスを利用する人がたまにいますが、おすすめしません。モロッコでは、普通に居眠り運転などで事故が発生しています。悪いことは言いません。やめておきましょう!それでも挑戦する人は自己責任でお願いします。さあ、移動を楽にするポイントに話を戻しましょう。まずは、スーツケースです。「そもそもスーツケースとバックパックどっちがいいの?」というあなたのために、それ専用の記事も執筆しました。

 

 モロッコ旅行!スーツケースとバックパックどっちがいいの?【検討してみた】

 

スーツケースやバックパックへの投資は重要です。いいものを選んでください。自然の厳しさがよくわかる砂漠(サハラ)、やたらと坂の多いシェフシャウエン、車の運転の荒いカサブランカ…こんな過酷な環境を旅行するわけですから、しっかりとした作りでないと、すぐ壊れて、旅が台無しになることも。「車輪が壊れた!」や「チャックが閉まらないで盗難が怖い!」などと言ってからでは遅いですからね。

 

さらにさらに、バスや電車での移動が増えることが予想されます。もしお持ちでなければ、クッションや枕などを用意しておくと便利です。実際、クッションがないと、私の場合、お尻が信じられないくらい痛くなるので…死ぬほど助かっています。ちなみに[eafl id=”14261″ name=”Cat walkトラベルピロー” text=”Cat walkトラベルピロー”]は、枕にも腰用のクッションにも使えて、(しかも使わないときにはコンパクトになる!)優れものです。

 

◎解決策① ちゃんとした荷物入れを用意する

◎解決策② 長時間移動に備えて首や腰を大事にする

 

おまけ2

モロッコ行きの格安航空券を買うなら、間違いなくYAZIKITA(ヤジキタ)かeツアーがおすすめです。なんだかんだで、私は毎回この2つを比べて、安い方を購入しています。他にも海外のサイトがありますが、日本語で検索できるのが一番わかりやすいですからね。

ヤジキタのウェブサイトへ

イーツアーのウェブサイトへ

 

恐怖6.  写真撮影で大失敗

 

モロッコ新婚旅行とカメラ,写真撮影

 

せっかくモロッコを新婚旅行するなら、きれいな写真を撮りましょう!しかし、ここでも典型的な失敗例が見られます。一番よくあるのが、「自分たちでカメラを持参したものの、治安が心配で神経が疲れる」パターンです。その気持ち、よくわかります。モロッコでは、特定の観光地をのぞいて、なかなか、一眼レフなどのカメラを堂々と使いづらいものです。

 

もう一つの失敗としては、「2人の写真が極端に少ない」パターンですね。せっかくの新婚旅行なのですから、2人の写真+モロッコの風景で、写真を撮りましょう。自撮りには限界があります。自撮り棒を持参してiPhoneで撮影するのもいいですが、思い出に残るレベルの高い作品にはなりませんね。そこで、最近、多くの人からご相談を受けることがあります。「モロッコでプロのカメラマンにお願いできますか?」というものです。答えは、「はい、もちろん!」です。

 

私のつてで、モロッコ在住の優秀なカメラマンを紹介することができますので、いつでも私までご質問ください。

 

◎解決策① 自撮り棒に頼りすぎない

◎解決策② プロに撮影を依頼する

 

LINE ID: ShunyaOhira (名前Mshu)

Twitter: Shunya_Ohira

 

恐怖7. 道に迷ってホテルにたどり着けない

 

モロッコ新婚旅行と旧市街の迷路

 

モロッコは道に迷いやすい国です。なぜだと思いますか?代表的な理由は、「旧市街」です。旧市街とは、大雑把にまとめて言ってしまえば、昔ながらの入り組んだ道で構成されたエリアのことです。ここでは、多くの場合、道が迷路みたいになっています。正直、そこに住んでいる人じゃない限り、確実に迷います。仕方がないことです。しかし、できるだけ、迷わずに移動したいですね。

 

旧市街の中には、どの街でも、素敵なホテル(またはリヤドというモロッコ独特の宿)があるものです。だからこそ、ここに泊まるチャンスを逃したくはありません。そこで、旧市街でホテルまでたどり着くための2つの秘策をご紹介します。1つ目はスマホ+ネットの力です。Googleマップにそのホテルが掲載されていればラッキー。大まかな方向はそれでわかります。ただし、多少ずれていることはよくあるので、完全に信頼しきるわけにはいきません。Googleマップにホテルが掲載されていない場合も、もちろんあります。

 

そんなときには、2つ目の秘策を。人に聞きましょう。ちょっと原始的でしょうか。まあ、そうかもしれませんが、バカにすることはできません。「でも、モロッコの言葉は、わかんない!」というあなた。ご心配なく。またスマホの力を借りましょう!ネットが使えれば、Google翻訳で、フランス語やアラビア語に一瞬で翻訳できます。その画面を見せるだけで、言いたいことが伝わりますね。

 

「イモトのWiFi」のサイトへ

 

◎解決策① スマホ+ネット+Googleマップ

◎解決策② スマホ+ネット+Google翻訳

 

おまけ3

モロッコのホテルを探すのに一番便利なのは、Booking.comです。まず安さが圧倒的で、さらに、レビューを数字で確認できるので、ストレスなく一番のホテルを見つけることができます。リヤドもたくさん、掲載されていますよ。

メリット1:びっくりするくらい安い

メリット2:口コミが確認しやすい

メリット3:カードで払う必要がないから安心(現地で現金払い)

 

モロッコ旅行するんですか?

それなら…この8つのポイントは抑えておかなきゃ損ですよ!

 

【恐怖】モロッコ新婚旅行者が見てはいけない7つの大失敗パターン