【被害者】ハノイ観光がガッカリだった3つの理由と具体的解決策

 

【被害者】ハノイ観光がガッカリだった3つの理由と具体的解決策

 

ハノイ現地からお送りしています。

 

今まで、世界の50カ国以上を旅してきましたが、ハノイは、非常に「がっかり」する町となってしまいました。

 

それには、ちゃんとした理由があります。私が言いたいのは「ハノイはひどい町だ」、「ハノイなんて大っ嫌い」ではありません。一つ一つ詳しく、ご紹介しましょう。読んで頂ければわかります。

 

もちろん、「がっかり」を防ぐための対策も掲載していますので、活用してください!

 

いざ、ガッカリを回避して…素敵なハノイ観光へ!

 

1. 歩き回っても何もない

 

【被害者】ハノイ観光がガッカリだった3つの理由と具体的解決策

 

ダナン、ホイアン、フエを観光して、その次にハノイにやってきました。ここで私が持った第一印象が「なんと、ここには何も見ていて楽しいものがないじゃないか」です。

 

Mia Houseに泊まって思うこと

 

【被害者】ハノイ観光がガッカリだった3つの理由と具体的解決策 - ホテルの様子

 

ホテルはMia Houseという場所に宿泊しました。とっても素敵なところで、これには、または別の話があるので、他の記事をご覧ください。

 

Mia House – City Centerの詳細

 

このホテルの近くを歩き回ってみることにしました。どうやら「町の中心地」であるらしいので、適当に歩いても、何かしら発見できるだろうと期待していましたが…自分がバカでした。

 

周辺に何もなさすぎる

 

通りを歩いていても、食堂も、商店も、ほとんどないのです。あるのは、役所系の巨大な建物、大使館、銀行…。見ていても、何も楽しくない建物トップ3が出揃いましたね。

 

どんよりとした空のもと、ひたすら、無機質なコンクリートの横を歩くばかり。「ハノイ、この野郎」と思いました。これが、私のハノイの第一印象だったのです。

 

がっかりへの処方箋

 

解決策はシンプルです。あらかじめ、ハノイのエリアをしっかりと把握しましょう。

 

大まかにエリアの特色を理解すること

 

どの地区には何がたくさんあるのか。このような特色を知るだけで、旅の質が大きく変わります。その点をあまり調べなかったのでは、私のミスでしかありませんね。

 

ダナン、ホイアン、フエは、基本的に、どこを歩いても楽しかったので、これをハノイにも期待している自分がいました。大誤算です。

 

旧市街を狙えば間違いない

 

ポイントをまとめておきましょう。まず、「いかにも観光地」という定番を見たいなら、旧市街に焦点を当てることです。ホテルも、豊富に揃っているので、旧市街の中でホテルを見つけて、そこに宿泊してしまうのがいいでしょう。

 

ちょっと離れると毎日の観光がキツめ

 

私は、旧市街から歩いて10-15分ほどのところに宿泊中です。歩くには、少ししんどいですね、正直。この暑さと湿度なので、なおさらです。移動はタクシーがメインになります。

 

そのような意味で、旧市街から離れていないホテルを選ぶことを強くお勧めします。

 

2. 欧米人ばっかり

 

最初に断言しておきます。決して欧米人が嫌いなわけではありません。友達はたくさんいます。

 

なんとか旧市街へと移動してみた

 

ただ、ベトナムに来たら、ベトナムの人々を見ていたかった。先ほどの、「コンクリート」な街並みをどうにか抜け出し、旧市街へと移動しました。

 

後からわかったことですが、ハノイの観光の中心は、この旧市街とのこと。道の両脇に並ぶ店の種類も違っています。お土産の店や、小さな食堂カフェ高級レストランまで。

 

ごちゃごちゃ感がイイ感じ

 

活気を感じて、「あ、ハノイにもこんな、人間味を感じられるエリアがあったんだ」と思った瞬間、同時に、あることにも気づきました。

 

欧米人だらけじゃないか

 

あっちにも、旅行者、こっちにも旅行者。それも、8-9割が欧米人です。ちなみに、今は、2017年の6月です。時期的な違いもあるかもしれませんが、それにしても欧米系バックパッカーが大量にいます。

 

どこか、素直に、「ハノイの人々に囲まれ、ベトナムを満喫してます」という気分にはなれないのでした。言ってしまえば、これは仕方ないことです。世界のどこの観光地でも同じでしょう。

 

旧市街に欧米人が多いことは了承すべき

 

ただ、旧市街は欧米系バックパッカーであふれていると前もって知っておくといいかもしれませんね。タイのバンコクを少し薄めた感じでしょうか。

 

がっかりへの処方箋

 

大きなジレンマがあります。観光地を感じたければ、間違いなく旧市街。

 

でも、旧市街に行けば、欧米系の人々ばっかりが目につく。

 

もちろん、全然、欧米の人がいるのはいいのですが…もう少し、現地の人と交流したい場合には、他のアイデアが必要ですね。

 

ホアンキエム湖は憩いの場

 

【被害者】ハノイ観光がガッカリだった3つの理由と具体的解決策 - ホアンキエム湖
現地の人々の憩い場、ホアンキエム湖

 

旧市街の中にあっても、ホアンキエム湖周辺は、現地ベトナム人がたくさん集まる場所です。ふらっと立ち寄りベンチに座って話したり、湖の周りを散歩したり。憩いの場ですね。

 

西湖はもっと静かなところ

 

【被害者】ハノイ観光がガッカリだった3つの理由と具体的解決策 - 西湖
西湖の夕暮れ

 

もっと観光地を離れてゆっくりしたいのならば、西湖に行ってみるのがいいでしょう。旧市街から離れ、北に3〜4kmほど行ったところにあります。

 

湖の散策に便利だったのが、ポケットWi-Fiです。ネットから事前予約して、日本の空港でイモトのWi-Fiを受け取って旅立ったおかげで、湖までスマホで経路を検索しながら、移動できました。

 

自分は正直、方向音痴なので、かなり助かります。また、湖のすぐ横にあるベンチに座って、ベトナム語の簡単なフレーズを調べたり、LINEに返信したり…快適そのもの。

 

3. 「お邪魔します」が言えない

 

私が好きなのは、それぞれの国や町、村の人々の生活が垣間見える場所に、お邪魔させてもらうこと。それが、ハノイでは全然できていない気がします。

 

「地元」感が見られない

 

どこまで歩いても、「外から来た人が作った町」という雰囲気が漂っているのです。もちろん、ずっと、ハノイに住んでいるベトナムの方はたくさんいることでしょう。

 

首都ならではのやつ

 

しかし、どうも、いろいろな場所から集まって来た人たちの集合体という気がしてなりません。これは、大都市や首都であれば、自然なことです。だから仕方ありません。

 

点と点

 

東京もそんな感じだと思います。華やかで、お金やモノが集まる。でも、人は繋がっていない。そんな雰囲気を感じます。だから、町を散歩していてもウキウキしないのかもしれません。

 

がっかりへの処方箋

 

ベトナム、ハノイの主要な場所を観光しつつも、現地の人と触れ合いたい。そんな場合には、いくつか解決策が考えられます。

 

私は、実際に、(1)ホテルの人と触れ合い(2)地元の食堂で現地の人と触れ合うことにしました。

 

友好的なホテルを選ぶこと

 

ホテル選びは重要です。本当に重要ですので、二回言います。無愛想な人が経営するホテルを選んでしまうと、それだけで、大事なベトナム人との関わりの場が半分も消えてしまうかもしれません

 

例えば、Booking.comで予約を行う場合には、必ず、レビューを参考にしましょう。特に「スタッフ」の項目に注目してください。これで、どれだけフレンドリーなスタッフや経営者がいるのかがわかります。

 

下の検索ボックスに日付を入力するだけで、ハノイのホテルが検索できます。

 

Booking.com

 

現地の食堂に突撃

 

二つ目の食堂ですが、現地の人々が集まる場所にランダムに飛び込んでみたところ、大成功でした。極論を言えば、ベトナム語を話せる必要などありません。

 

下手な言葉で構わない

 

もちろん、話せるに越したことはありません。しかし、大事なのは、「ベトナム現地の空気」を感じること。だからこそ、現地の人々の中に混じって、現地のものを食べるだけで、少し満ち足りた気分になるのです。

 

英語が通じず、身振り手振りで注文を伝えたり、どの席に座ればいいのかわからずにオドオドしたり、料理の食べ方がわからずに、忙しそうな店員さんを呼んで、頑張って聞いてみたり。これが大事だと思いませんか?

 

料理の質を重要視するあなたへ

 

補足です。もし、「現地感」よりも、ある程度の食事のレベルを重要視するのであれば、Googleマップのレビューをサクッと使うのがおすすめです。

 

周辺で見つかるレストランをスマホ上でタップするだけで、レビューが簡単にチェックできます。星の数が4以上あれば、失敗しないレストランでしょう。レビューの数も重要です。1つや2つしかない場合にはあてになりませんので、候補から外すようにしましょう。

 

ハノイ観光のガッカリの先へ!

 

以上のような処方箋を駆使することで、ハノイのガッカリから逃れることができました。めでたしめでたしです。

 

そもそも、人々の生活が色濃く見えて、都会でない場所が好きな私。ハノイ自体の性質が自分に合っていないことは、間違いありません。

 

もっとゆったりした場所を好むなら

 

もしあなたも、もっと、ベトナムの原風景が見えて、ゆっくりとした時を過ごしたいなら、確実に、ダナン、ホイアン、フエなどを訪れるべきでしょう。

 

日本〜ダナンがおすすめ

 

特にダナンへは日本からでも格安で移動できます。自分の場合、沖縄からダナンまで飛行で移動したのですが、那覇〜香港(航空会社:Peach)が16,220円で、香港〜ダナン(航空会社:Jetstar)が10,900円…合計27,120円でした。

 

ちなみに、今回、航空券探しに使用したのは、イーツアーです。まだ聞いたこともないという人は、チェックして、最安値を見てみてください。検索する際のコツとして、是非とも、ブラウザのシークレットモード(Chromeのシークレットモードについてはこちら)を使うことをオススメします。どの航空券検索サイトにも言えることですが、「なんども航空券を検索していると、高めの航空券を表示されてしまうことが」ありますので、それを未然に防ぎましょう。

 

■ 関連記事:【旅人がヤバい?】7章で知るベトナム, ハノイの本当の治安