99%が知らないバヌアツの本当の治安!デング熱+火山だと?

 

99%が知らないバヌアツ旅行の本当の治安!デング熱+火山だと?

Image: out and about with kids

 

極楽の地バヌアツ。楽園バヌアツ!だからこそ、治安を見落としてしまいがちかもしれません。

 

きれいな空気と陽気な人々、透き通る海を前にすれば、思いっきりリラックスして治安のことなど考えなくなるのには頷けます。実際、私でも、このような楽園では緩みっぱなしになってしまうものです。

 

だからこそ…今回は、美しき国バヌアツに潜む危険や治安情報を、皆さんだけにこっそりとお知らせします。

 

この記事のポイント先取り

・デング熱の猛威に要注意!

・毎年2000年の地震?

・1万人以上の家を奪ったサイクロン?

・誰でも家から火山の中身を体験できる時代に?

 

Useful link: GOV.UK

 

バヌアツの本当の治安とは…?

 

治安の裏の方まで、詳しく覗き込んでみましょう。

そこから本当のバヌアツの治安が見えてくるはずです!

 

バヌアツの治安1. デング熱の脅威?

 

99%が知らないバヌアツの本当の治安!デング熱+火山だと?

 

まずは、デング熱に注意しましょう。デング熱とは、デングウィルスによって引き起こされる高熱で、主に、熱帯や亜熱帯地域で見られる、恐ろしい病気です。

 

デングウイルスが原因の感染症であり、熱帯病の一つである。蚊の吸血活動を通じてウイルスが人から人へ移り、高熱に達することで知られる一過性の熱性疾患

Wikipediaより)

 

このデング熱は、上述の通り、蚊によって広まります。

 

バヌアツ政府も公式に表明!

 

バヌアツ政府は、このデング熱が、首都ポートビラ、そして、シェファ、サンマ、タエファ、トルバ州で大流行したことを公式に認める声明を出しました。

 

現に、2017年2月8日付けのABC Newsの記事では、200人のデング熱の感染が確認、報道されています。デング熱への対抗策として、「蚊の培養器」となってしまう恐れのある水の容器(タンクなど)を取り除く作戦が講じられているとのことです。

 

蚊を避ける基本の技を忘れずに!

 

完全に防ぐのは難しいものの、できるだけ蚊に刺されないように気をつけることが推奨されています。長袖の服を見につけたり、虫除けを使うなどの対策が基本となるでしょう。

 

補足情報

日本から蚊除けアイテムを持っていくのであれば、飛行機への持ち込みを考えて、スプレー缶は避けるようにしましょう。Amazonで高い評価を獲得しているものとして、パーフェクトポーション アウトドアボディスプレーなどがオススメです。

 

バヌアツの治安2. 火山噴火の危険?

 

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Image: Travel Associates

 

バヌアツにはいくつもの活火山があります。危険はぬぐえませんが、それでも、壮大できれいな光景でもあります。つまり、ここを訪れる観光客がいるということです。

 

バヌアツの火山はどんなかんじ?

 

まずはバヌアツにある主要な火山を地図で確認してみましょう。

 

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国の小ささの割には、数多くの火山がありますね。何を隠そう、バヌアツは環太平洋火山帯の上に位置しているのです。

 

補足情報

ちなみに環太平洋火山帯は、英語では、Pacific Ring of Fire です。直訳すると、太平洋の“火の輪”となります。名前だけ聞くと、ものすごい迫力ですね…。

 

活火山は0〜4でチェック…?

 

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Image: Air taxi Vanuatu

 

活火山を訪れる際には、十分な注意を払うようにしてください。バヌアツ政府は、0から4のレベルで、活火山の活動具合についての最新情報を提供しています。3や4であると、より危険性が高いことを意味します。

 

補足情報

英語が読める場合には、このサイト「Vanuatu Geohazards Observatory」を参考にしてください。 各火山の活動状況が正確に更新されています。英語が分からない場合でも、例えば、Google翻訳を使えば、意味合いはつかめるはずです。

 

1年に2000回もの地震が?

 

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Image: ABC News

 

バヌアツでは頻繁に火山活動が見られ、なんと、1年間で2000回以上の地震事象が報告されています。

 

私たちの住む日本は世界有数の地震大国であり、他国よりも地震に対する耐性は強いと思いますが…それでも、バヌアツ旅行の際には、地震の可能性を頭の片隅に入れておいて損はないでしょう。

 

現に、バヌアツのアンブリム島、タナ島の火山に対し、レベル2を発令したことがあり、その際には、地元住民や観光客が火口付近に立ち入ることが禁止されました。

 

バヌアツの治安3. サイクロンの危険?

 

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Image: actionaid

 

バヌアツは…自然災害に気をつけたい国です。ここまでで、すでに、みなさんにもお分かりいただけているでしょう。さらに、バヌアツでは、サイクロンにも気をつけましょう!

 

補足情報

サイクロンとは、台風のような強風を指します。簡単に言えば、そのような意味になりますが、実はこれが発生する地域や状態によって、サイクロンと呼ばれるかどうかが決まります。以下がコトバンクからの引用です。

インド洋で発生した熱帯低気圧が発達し、最大風速が秒速約17メートル以上になるとサイクロンと呼ばれる

 

バヌアツを襲った超強力サイクロン

 

上にある画像は、サイクロン・パム(Pam)がバヌアツで猛威を振るったときの、被害の様子です。建物が完全に崩壊し、サイクロンの強烈さを物語っていますね。

 

補足情報

サイクロン・パムは、バヌアツ史上、最悪の天変地異の一つとして数えられ、バヌアツ政府が、3月15日に非常事態宣言を発令したほどです。

 

1万人の家が破壊される大惨事?

 

このサイクロンがバヌアツの首都ポートビラを襲撃したのは、2015年3月13日のことです。これにより、多くの家が破壊され、最低でも1万人が住む場所を失ったと報道されています。

 

旅行者にとってサイクロンは言うまでもなく恐怖です。しかし、これが現地の人に及ぼした影響は計り知れません。バヌアツは、未だに、文明化に汚染されず、きれいな自然を多く残す、素敵な国です。

 

この国の多くの住民が、農業や漁などを生活の基盤としています。そのような意味で、このような強烈なサイクロンは、文字どおり、「生活の全てを奪ってしまう」脅威なのです。

 

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バヌアツの火山がストリートビューに!?

 

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Image: stuff

 

ここで衝撃的なお知らせです。

 

なんと、Googleのストリートビューで、バヌアツの火山の中身が…!ただの火山の外見ではありません。マグマの赤までしっかりと映っているから驚きです。

 

 

そもそもGoogleのストリートビューを撮影するには、360度カメラが使用されるのですが、これを背負って、火口へと入り込んでいく撮影者の姿は、(カッコいいかは別として)まるでどこかの映画のヒーローのよう。

 

バヌアツの治安まとめ

 

バヌアツは自然が豊富で、人々が穏やかで、文明に浸りすぎない…きれいな国です。

 

犯罪などは少なく、特に警戒が必要なこともありません。そのような意味では治安の心配はないでしょう。人が優しい国は、いいものですね。

 

しかし、バヌアツに潜む危険として、天変地異や自然に気をつける必要があります。ここまででご紹介した通り、特に、蚊、火山、サイクロン、地震には気を配るようにしてください。

 

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