ベトナム、ダナンを実際に歩き回り感じた治安を…現地ダナンからお送りします!
いろんな意味で、驚きの連続でした。それでは、一つ一つ、ご紹介しましょう。
ダナンの治安1. いかにもローカル
こんな考え方をすることができます。観光地として整備されているほど、治安も整っている。
もし、そのような考え方をした場合、ダナンは観光地化があまりされてないので、治安も整っていない…なります。しかし、これで話は終わりません。
観光地化は進んでいないけども?
ダナンは、ビーチなどの一部の場所を除き、観光地化がそこまで進んでいないのですが、だからと言って危険なわけではありません。現地の人の生活が色濃く残る場所だと考えてください。
さて、もっと詳しい情報は、次からの項目で説明します。実際、注意すべき点もありますからね。
ダナンの治安2. 海と魚介類は危険?
皿からはみ出し放題の海鮮焼きそば@ベトナム、ダナン#豪快 #ベトナム #ダナン #ベトナム料理 #完全にローカルな屋台 pic.twitter.com/ZLMJMWh2OB
— YOSO-Walk編集長@日本一時帰国中 (@Shunya_Ohira) June 19, 2017
ダナンと言えば、魚介類です。新鮮な魚を楽しみにしている人もたくさんいることでしょう。
そんなあなたに、少し衝撃的なニュースをおしらせします。ベトナム中部の海沿いで、相次いで、魚の謎の死が見られました。
打ち上げられた大量の魚たち
海岸に死骸が打ち上げられ、「一体、なんで、こんなにたくさんの魚が原因不明の死を?」となったわけです。
そこで、疑われたのが、台湾のコングロマリットであるFormasa(フォルモサ)!これの所有する製鉄所からの排水が、多くの魚の死亡を引き起こしたと、ベトナムのメディアが集中攻撃をしました。
観光客は大混乱?
観光客は、もちろん、大心配。TripAdvisorのフォーラムでは、「魚食べても大丈夫なの?」という問いかけに対し、「要注意」という答えが寄せられています。
ダナンで魚介類を食べようかどうか迷った時には、どうか、お気をつけください!
でも…魚介類を食べてみた
で…私は実際に、どうしたかというと、魚介類は本格的に食べました。おいしかったです。
ちなみに、上のツイートにもあるように、魚介焼きそばは絶品でした。今考えてもよだれが止まりません。
格安の超ローカルな野外食堂でした。詳細情報も掲載しておきましょう。
住所:「Pham Van Dong」通りのホテル「Thanh Nhung Hotel」すぐ横
* 夜に地元の人で賑わいを見せます
その後、体のどこにも異常は起きていません。数回食べただけで、異常が出るようであれば、逆に、相当危ないですね。現地の人も魚介類を避けるはずです。実際、食堂で、現地の人たちも魚介類(海鮮焼きそばなど)を食べていました。
時が解決してくれたのか…
私が、ダナンに滞在したのは2017年6月。魚の死が話題になったのは、2016年4月。さすがに、当時であれば、魚介類を食べなかったかもしれません…。
ダナンの治安3. 夜に歩き回っても大丈夫?
ダナンの夜の治安は?…疑問だったので、実際に歩き回ってみました。
ダナンの夜の大通りは?
大通りから始めます。食堂が賑わい、レストランも明かりがついて、危険な雰囲気はありません。心配することと言えば、酔っ払い関係のトラブルに巻き込まれるくらいでしょうか。
とは言え、実際に、お酒を飲んでいる人はたくさんいますが、悪酔いして暴れている人は、一人も見かけていません。
ダナンの夜の小道に潜入
次に、小道に入ってみます。どんどん奥に進んでいくと、突然バイクが!…角から曲がってきました。
夜中の小道の危険は、強いて言うならば、これですね。狭い道でも、なかなかの速度でバイクが通過していきます。決して、危険な運転ではありませんが、夜中の小道では、十分に注意が必要でしょう。
というわけで、そのまま歩き回り、バーでビールを楽しみ、帰宅は深夜の1時過ぎ。それでも、全く、治安の問題はありませんでした。
一応、夜は警戒を
ただし、女性の場合は、一応、夜中に一人で歩き回らないことをオススメしておきます。実際、夜でも、女性が一人で歩いている光景は、なんども目にしましたけどね。
これについて…もっと深いお話があります。次の項目をどうぞ。
ダナンの治安4. お隣さん同士の繋がりがスゴイ
ダナンの治安を考えながら、ぶらぶら歩いていると、面白いことに気がづきました。
現地の女性が夜でも、一人で歩いている様子です。
これは素晴らしいことですね。夜の小道であっても、治安がいい理由とはなんなのか?考えてみました。
私なりの答えは、ご近所づきあいです。暗い道であっても、大抵、家の玄関が開いていて、中にいる人から通りが見えたり、家の前でくつろいでいる人がいたりします。
ベトナム、ダナンには、通りに向かって、「玄関が全開」な家がたくさんあります。たくさんどころか、それが主流だと言えます。もちろん、眠る時には門を閉められるような作りですが、日中〜夜にかけては、どーんと開いていて、散歩をしているだけで、家の中がかなり見えてしまいます。いい意味で、オープンですね。これで、地域としてのつながりや安全性が確保されているような気がしたのでした!
どこにでも、知り合いがいる…というような感覚でしょうか。全ての小道を、地元の人が「自然と監視」できているのです。大都会には決してない、素敵な仕組みですね。
ダナンの治安5. 不審者などは?
どの国のどの街にも、不審者はいるものです。揺るぎない事実。
どのような人を不審者と定義するかは難しいですが、誰かしらはいるものです。ただ、ダナンの町を歩き回ってみたところ、特にそのような人に出くわすことはありませんでした。
心置きなく歩き回れ
路上でいきなり話しかけられたり、脅されたり、または、絡まれたり…。そんな心配は、ほとんど不要だと言えるでしょう。心配いりません。
ダナンの治安6. 裸で大挙する人々?
ダナンで、一つ、衝撃的な光景を目にしました。それは、裸で歩き回る人々。
もちろん、全裸ではありません。水着と言えば、しっくりくるでしょう。
海の遠くから水着で登場!
海のすぐ近くであれば納得できるのですが、結構、遠くの方から、「海に入る準備を100%した状態で」歩いてきます。面白いものですね。
気が早いと言うか、備えが素晴らしいと言うか。私の見たところによると(見た目や言葉から推測すると)、その全員が、ベトナム人でした。
ちょうど、土曜日、日曜日だったので、ひょっとするとベトナムの他の地域から、海を楽しみに来ていたのかもしれません。
これに関連して…まだ、大事なお知らせがあります。特に、海を楽しみたい人なら、必ず知っておくべきポイントでしょう。次の項目に続きます。
ダナンの治安7. 海が満員でやばい?
これは、一大事です。
ダナンでは、海に人が溢れかえって、全然、海水浴を楽しめないことがあります。私は、実際、これをがっつり経験しました。
完全に泳ぐ気になれない
ビーチの中でも、海に入って、泳ぐことができる場所は決まっているのですが、そのエリアが人でいっぱい。最初に見たときは、正直、開いた口がふさがりませんでした。
キーワードは週末。週末は、ベトナムの人々でごった返す可能性があります。月ごとの違いは不明ですが、私が、この大混雑を経験したのは、2017年6月の週末でした。
もし、ダナンでゆっくりと海水浴を楽しみたいなら、週末にかぶっているかどうかを、最初に考えた方がいいかもしれませんね。
ちなみに、ダナンには、長〜いビーチがあります。それが分断されていて、例えば、ミケビーチとノンヌックビーチと呼ばれています。
・ミケビーチ=北側
・ノンヌックビーチ=南側
このように、「いくつものビーチがあるんですね」という話を、宿泊したホテルの“お母さん的存在のベトナム人”と話していたら、こう言われました。
「いや、実際、ビーチはおんなじでしょ。待ち合わせとかの関係で、場所がわかるように、エリアの名前を変えてるだけよ」と。なるほど、合理的!
もしかしたら、ビーチがいくつもあって…と考えて喜んでいるのは、私たち外国人だけなのかもしれませんね。面白い!なんだか、妙に納得したのでした。