Useful source: World Nomads, GOV.UK
クウェートの治安1. テロの危険性には注意
「クウェートでは一切テロの危険性はなし」とは言い切ることはできません。西洋人をはじめとした外国からの観光客は、テロ攻撃の標的になるものです。2015年6月には27人が命を失いました。さらに227人が、ラマダン時のクウェートのモスクでの祈りの際にテロ攻撃で負傷しています。
2011年には、「Bidoons(無国籍者)」をはじめとする様々なグループによる抗議が行われました。 これには、国外出稼ぎ労働者、若年クウェート人による反政府デモが含まれます。 国際的な出来事や政治的な動き(選挙を含む)が、クウェートでのデモを促す可能性は大いに考えられます。
「Jahra」、「Sulaibaya」地域と、クウェートのすべての地域での金曜日の祈りの時間には注意する必要があります。公共の場では治安への意識を緩めないでください。大規模な集会やデモは、暴力的になることが多いため避けてください。
飛行機での移動にテロの危険性は?
テロへの警戒が高まっていることで、セキュリティは世界的に整いつつあります。飛行機全般に対して、理由もなく心配する必要はないでしょう。ただし、安心できる有名な航空会社を選ぶことをお勧めします。
例えば、YAZIKITAというサイトでは、日本からクウェートへの、信頼できる有名な航空会社の便を、お得な値段で見つけることができるのでお勧めです。検索も簡単なので活用してください。
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クウェートの治安2. 暴力犯罪はあるの?
クウェート全体での犯罪レベルは、世界的に見ると低めになります。旅行者に対する暴力がらみの犯罪の発生率は多くありません。とはいえ、海外にいることで、「何かあってから対処することは難しい」ので、あらかじめ、気をつけることが重要です。
盗難は海外旅行者が一番気をつけるべき犯罪です。特に、カメラや財布はターゲットになりがちです。
例えば、[eafl id="13887" name="エレコム off toco バックパック" text="エレコム off toco バックパック"]は、背負ったまま側面からスムーズにカメラを出し入れできるので、大事なカメラを手で持ち歩いて(見せびらかして)しまうことを防げます!
クウェートの治安3. 女性に対する犯罪が発生
女性旅行者の中から、近年、身体的および言語的な嫌がらせを受けたという報告が上がっています。女性は夜間に孤立した場所で一人で歩くことは避け、できるだけ他の人と一緒に旅行してください。2007年初め以来、クウェート市の外国人女性に対する少なくとも3回の性的暴行が試みられています。これらの襲撃のうち2件は、驚くべきことに、警察官を装った人物によるものでした。
クウェート警察は、犯罪が発生した地域を管轄する警察署で犯罪の報告を受け付けています。被害届を提出する場合には、アラビア語を話す人または地元の弁護士が同行するようにしてください。
万が一犯罪が起きた時のために、防犯ブザーを持っておくのがスマートです。例えば、女性用には、[eafl id=”13931″ name=”クツワ ミニドーナツ防犯アラーム” text=”見た目にもおしゃれなデザイン性の高い小型のもの”]があります。
クウェートの治安4. 砂嵐や気温の異常な上昇に注意
気象や環境の面では、砂や塵の嵐が定期的に発生し、洪水も決して珍しいことではありません。湾岸諸国の一国であるクウェートでは、頻繁に気温がかなりの高温にまで上昇します。一年の最も暑い月の間ともなると、温度は定期的に50ºCを超えます。
クウェートの治安5. クウェート市周辺の遊泳は避けたい
2009年8月24日、クウェート市の主要なポンプ場の1つが故障し、未処理の下水が海に放出されました。問題は主に解決されていますが、可能であれば、クウェート市周りの海で泳ぐことはできるだけ避けるのが賢明でしょう。
クウェートの治安6. 女性は露出の少ない服を着ましょう
クウェートはイスラム教徒の国であり、多くの湾岸諸国ほど厳格ではありませんが、旅行者は礼儀正しく行動し、イスラムの教えに沿った服を着るべきです。ドレスコードに関しては、クウェートはかなり寛容ですが、不必要に「ジロジロと見られる」のを避けるため、女性は短いスカートや胸元の開いた服を着用すべきではありません。 ビキニはホテルの中にあるプールでは大丈夫ですが、公共のビーチではやめましょう。
クウェートの治安7. 酒、豚、同居などなどは禁止
Image: Patnubay Online
常に地元の伝統、慣習、法律、宗教を尊重し、特にラマダンの月や宗教地区を訪問する予定の場合は、他の文化や宗教的信念を傷つけないように意識してください。
具体的には、以下のことがクウェートでは禁止されています。注意してください。
- 同性愛行為
- 未婚の異性愛者のカップルによる同居
- アルコールの輸入と使用
- 豚肉製品の輸入と使用
- ポルノ
- 飲酒運転
飲酒運転は普通どの国でも違法ですが、あえて、掲載しておきました。飲酒の時点で犯罪なので、飲酒運転など、「ありえてはいけない」大罪です。
クウェートの治安8. クウェートのアミールは絶対的存在
Image: Pinterest
クウェートのアミール(Emir:「王族」や「首長」)は崇拝されています。 発言、描写、その他の表現手段にかかわらず、アミールの権威に楯を突いたり、これを侮辱したりすると、最大7年間の刑務所刑を課されることになります。
クウェートの治安9. 政府関係の建物は撮影禁止
Image: Gulf Insider
政府の建物や油田を含むその他の施設の写真を撮ることは、勾留につながる可能性があります。 また、一部のショッピングセンターでは写真を撮ることも禁じられています。
クウェートの治安10. イラクやサウジアラビアに行くなら?
Image: PressTV
イラクとサウジアラビアには、認可された国境の道路のみを使用してください。国境付近の他の移動は違法とみなされ、それ以前に危険です。武装した警備員が国境を巡回しています。 国境を越えてクウェートからイラクに行く場合は、特に、必要な書類を全て持っていることを確認してください。
クウェートの治安11. クウェートには地雷が
Image: Kuwait Invasion
地雷を始めとする危険な武器は、依然としてクウェートに存在します。オフロードの運転は避けてください。オフロードを移動する場合には、はっきりと道が見える場所に限定し、公式に安全だとされている地域でも十分に注意を払ってください。奇妙な金属やプラスチックの破片が見つかった場合には、決して触れたりせず、その場から離れましょう。
Kuwait Timesの報道によると、2016年12月にはクウェートの砂漠地帯サルミで、地雷の爆発により(身元不明の)男性が死亡しています。
クウェートの治安12. 大金は持ち歩かないこと
Image: Middle East Eye
クウェート旅行で考えられるちょっとした盗難といった犯罪を防ぐには、まずは大金を持ち歩かないことが一番です。
身を守り「死なない」ための2つの秘策
海外渡航で一番大事なのは、安全を確保すること。外国では、誰も助けてはくれず、自分の身は自分で守らなければなりません。以下の2つの秘策は実践するようにしてください。
安全に旅する秘策1:ネットを味方につけろ!
治安に不安を抱える、または、完全に安心できない国では、とにかくネットを確保することが重要です。インターネットで情報にいつでもアクセスできることで、あらゆる危険から身を守れます。
ネットを常に確保し、「ネット+スマホ」の最強の力を実感して下さい。旅がガラッと変わります。
・不意のトラブル→ネット+スマホでやり取りを翻訳
・情勢の悪化?→ネット+スマホで最新ニュースを常に確認
・レストランは信頼できる?→ネット+スマホで口コミをチェック
・安くて安全なホテルは?→ネット+スマホでBooking.comを検索
・迷った!→ネット+スマホで一番“疲れない”経路を検索
・次に移動する街は安全かな?→ネット+スマホで治安を検索
【海外旅行の不安解消】ポケットWiFiがなきゃ確実に損する9の理由
安全に旅する秘策2:ATMを味方につけろ!
2つ目の秘策は、「ATMを味方につける」ことです。
海外では窃盗や強盗などの犯罪は日常茶飯事です。日本にいる時のように、「のほほん」としていたら、とんでもない額のお金を失ってしまいます。
だからこそ、お金の管理を徹底しましょう。一番いいのは、大量に現金を持ち歩かないことです。そこで活躍するのが海外のATMで使えるプリペイドキャッシュカード!
・現金を持ち歩くのは心配→必要な時だけATMから引き出し
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・レストランやホテルでの支払いは?→ATMから引き出すこともなく直接支払い
・現地での両替が面倒→ATMから現地通貨を引き出し
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