あなたは本を読むのが好きですか?
もちろん!と答える方もいれば、苦手・・と表情を曇らせる方もいらっしゃることでしょう。
本とひとくちに言っても、その種類や目的はさまざま。
特に自分の人生と関係のある内容。
イラストが多くて見やすいもの。
そうした本は読んでいて楽しいものです。そして本で学んだ知識が実際に活かすことができたり、内容どおりのことを経験できると、「読んで良かった!」と感動するはず。私も本を読んでそう感じることがたくさんあります。
あなたは今、どこかに旅立とうとしておられますか?もしかしなくても、この記事をお読みになっているということは目的地はネパールでしょうか?
そうであるならば、ぜひともこの本は読んで欲しい!おすすめしたい!という本を7冊厳選してみました。
ネパールの名所、見所、文化がまるわかりな本たちを一挙ご紹介。
事前の少しの準備が、あなたのネパール旅行をさらに楽しくしてくれること間違いなしです!
ぜひ最後までご覧下さい!
ネパール旅行におすすめの本1. 地球の歩き方 ネパールとヒマラヤトレッキング
王道中の王道、【地球の歩き方 ネパールとヒマラヤトレッキング】をまずご紹介したいと思います。
地球の歩き方という本は、海外旅行を計画し始めたなら誰もが一度は手に取る本と言っても過言ではないかもしれません。
世界各地、100以上の国の観光地やホテル情報を載せてシリーズ化し出版している本です。
ページはフルカラーで写真もたくさん載せられているので、活字はちょっと・・・という方にもおすすめできます。
ツアーで行く方より、個人でいろいろ動き回りたい方に特にオススメです。
はじめのページの方にはネパールに数多く存在する世界遺産を制覇するモデルプランが掲載されています。
それに沿って計画して本に載せられている写真と同じ写真を撮る!そんな目的をもって出かけてみても楽しいですね。
ここに載っていた写真はここから撮ったんだ!なんて小さな発見があなたの旅を彩ります。
またネパールのグルメ情報、お土産情報もしっかり網羅されています。
レストランでこの本を見せながら注文してみると、便利ですよ。
旅行に行く前も、旅行中も一冊で二度楽しめるネパール旅行のバイバルです。
ネパール旅行におすすめの本2. 旅の指さし会話帳
せっかく行くなら簡単なネパール語を話してみたい。
そんな方にぜひともオススメなのが【旅の指さし会話帳ネパール語】です。
こちらの本のコンセプトはぶっつけ本番で会話!指をさして発音するだけで会話できる。という素晴らしいもの。
わたしももう何百回とこの本に助けられてきました。今では付箋と書き込みでボロボロになってきています(笑)
「別にただの観光だし」「外国語なんてはなせない」「通じなかったら恥ずかしい」
とってもわかりますその気持ち。
でもネパール旅行を100倍楽しみたいのであれば、ぜひこの本を旅のお供にされることをおすすめします!
ネパールの魅力はいろいろありますが、その一つに人々の優しさ。
古き良き人々の繋がりがあります。個人的にはこれがナンバーワンの魅力だと思っています。
現にこれまで私の友人たちが、何人かネパールを訪れて帰って行きましたが、誰もが一様に「人が純粋で魅力的だね」と言ってくれます。
ネパールでは英語が通じます。挨拶だけならハローの一言で終わらせることもできます。
しかしそこをナマステ!というネパール語で伝えてみたり、ご飯が美味しかったよとその人々の母語で伝えた時のネパール人が喜ぶ顔を、ぜひ旅行に来られる方々にも見ていただきたいです。
中身もフルカラーで文字とイラストが半分ずつ書かれており、とても見やすくなっています。
突然の病気や怪我のときにも役立つフレーズがたくさん載っているので、旅行かばんの中に忍ばせておきたい一冊です。
ネパール旅行におすすめの本3. 絵を見て話せるタビトモ会話
続けてもう一冊ネパール語で役立つ本をオススメしたいと思います。
使い方は上記の指さし会話帳とよく似ていますが、こちらのほうが情報量が多いです。
私がこの本で特におすすめしたいのは、後ろの方に載せられている日本の文化について説明するページです。
私たちがネパールの文化や食に興味があるように、ネパール人も日本のことに興味津々です。
例えば「刺身って何?」「日本の四季ってどんなもの?」
そう聞かれた時に人に説明するのはなかなか難しいものです。
しかしそれが日本語とネパール語+イラスト付きで説明されているのでそれを見せるだけでコミュニケーションが取れ、仲良くなることができます。わたしもこの本を読んで、あらためて自分の国の文化について知ることができました。
ネパール旅行におすすめの本4.
トレッキングとポップな街歩き ネパールへ (旅のヒントBOOK)
ネパールはどちらかというと、旅行に行くのにメジャーな国ではありません。
そのため、ネパールが紹介された本も他国と比べるとあまり多くないのが現状です。
しかしそんなネパール書籍の中でも、新しい切り口でネパールを可愛くポップに紹介したのがこの本。
【トレッキングとポップな街歩き ネパールへ (旅のヒントBOOK)】です。
初心者向けに一泊二日の軽いトレッキングから、有名どころの観光都市について女子目線で記されています。
おしゃれなカフェを探しながら、市内を散策したりお土産選びの参考にいかがでしょうか。
小さめで持ち運びしやすいサイズも、人気の秘密です。
ネパール旅行におすすめの本5.
ヒマラヤに呼ばれて ―この世に偶然はない―
海外に行って人生が変わった。目からウロコが落ちた。
そんな言葉を耳にしたことはありますか?
この【ヒマラヤに呼ばれて ―この世に偶然はない―】を書いた筆者は、まさにネパールでそんな体験をしました。
その年齢は43歳。決して若いとは言えない年齢での出会いが、彼女の人生を大きく変えてしまいました。ノンフィクションで書かれた26年という長いお話。そしてこれからも続いていくお話。
読み終わった時には、あなたも筆者とともにネパールで共に過ごしたかのような感動に包まれることでしょう。
ネパールはどんな国か。
なぜマイナーな国でありながら、これほどまでに人をひきつけるのか。
その理由を知りたいあなたは、ぜひ手にとってみてください。
ネパール旅行におすすめの本6.
OKバジ―村人に魅せられ、ネパールの山奥に住みついたひとりの日本人
あなたにとって幸せとはなんでしょうか。
ひとそれぞれ答えは違うことでしょう。
この垣見一雅という著者はその幸せの定義をネパールの山の中で見つけました。
電気も水道もトイレもない、新聞もこなければ車もない。
物があふれ、ないものなど「ない」日本人からすると、こんな生活想像もできませんね。
しかしそんなないないづくしの山奥で、彼は愛をこめて「OKバジ」と呼ばれ貧困にあえぐ村人とともに住み、助け、生活を共にしています。
ネパールの人から何を学べるか。
ただの旅行を、楽しいだけで終わらせない。
心を揺さぶる旅にしたい方におすすめしたい本です。
【OKバジ―村人に魅せられ、ネパールの山奥に住みついたひとりの日本人】
ネパール旅行におすすめの本7.
写真集 ヒマラヤに捧ぐ
ネパールといえば8000m級の山々を抱えるヒマラヤ山脈が有名です。
著名な世界の登山家がこぞって登頂を目指す世界一の山、エベレストがこの国にはあります。
日本人の登山家、野口健さんもヒマラヤ山脈の魅力にとりつかれた一人。
かれこれ50回以上現地を訪れている野口さんが、ネパールの美しい山々と、そこに暮らす人々の一瞬一瞬をカメラに収めた写真集が【写真集 ヒマラヤに捧ぐ】。
活字を読むのが苦手という方は、写真からネパールを知ってみるのはいかがでしょうか?
今まで見たことのない切り立った山々の姿を見れば、きっとあなたもネパールを訪れてみたくなるはず。まだ世界には、これほどまでに美しい自然が残っているのです。
ネパールで今までにない体験と感動を!
いかがでしたか?
本が好きな人も苦手な人も、「なんだか面白そう」「ネパールについて興味がわいてきた」
そう思って頂けたならなによりです。
情報をなにも持たずにいくぶらっと旅も、楽しいものです。
しかし事前に出かける国のことを知っておくなら、その国が身近になり、ただの観光では見えないもっと深いところまで楽しむことができます。
そして自分の足で歩き、感じ、体験したことは必ずその人の財産になります。
あなたのネパール旅行が心に残る、一生の思い出となることを願っています。