英語を日本語に翻訳していると、“最上級”の表現によく出くわします。
特に多いのは、企業の紹介ページです。「私たちのサービスは業界で最も…」「このツールは世界一の…」といったところでしょうか。
英語では、「…the most powerful tool…」(直訳:最も強力なツール)や「…the most innovative platform… 」(直訳:最も革新的なプラットフォーム)などです。こ
れは、意外と困る部分ではあります。文化の違いかもしれませんが、日本では、むやみに“業界一”や“日本一”という言葉は使わない傾向にあるのではないでしょうか。
実際に何かしらの賞を受賞した、などの実績が無い限り、明言は避ける傾向にあります。しかし、英語では、「一番」を名乗る人々がたくさんいるのです。これをいちいち調べた上で、適正を判断するのでは重労働です。
英語の“第一の、最も”という表現を、そのまま受け入れずに、「それだけ自信があるのだろう」と理解するのは、日本人の私たちにとって便利(そして楽)なスタンスかもしれません。私の経験上、本当に、“確実な証拠を伴った世界一”の座を手にした人は、それについての詳細までしっかりと記述する傾向にあります。
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