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トルクメニスタンは、非常にユニークで謎に満ち溢れた国です。だからこそ、普段は語られないトルクメニスタンの治安を詳しく丁寧にご紹介します!
トルクメニスタンはスペインとちょうど同じくらいの大きさの、500万人の国民が暮らす国で、厳しく管理された警察国家です。
それでは、この国の治安に迫りましょう!
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トルクメニスタンの治安1. ガイドが絶対に必要?
トルクメニスタン旅行者にとって最も不本意な事実の1つとして、首都の外へ出るには、(費用の高くつく)ガイドを雇う必要があります。とはいえ、恐竜の足跡やアラビア感溢れるラクダといった、絶対に見ておきたい要素は満載なので、挑戦する価値は大きなものだと言えるでしょう。さらに燃え盛るガスのクレーター、「地獄の門」もトルクメニスタンの絶景の一つです!このように素敵な観光地があることがわかると、なおさらです。
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トルクメニスタンの治安2. 暑すぎてやばい?
トルクメニスタンを旅行するなら、天気や天候には大きな注意を払いましょう。むしろ、無視することはできません…。トルクメニスタンの90%はカラクム砂漠で構成され、夏の気温は50℃まで上がります。もう、聞くだけで、全身の毛穴が全開になりますね。
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トルクメニスタンの治安3. ガスは完全無料だけど?
トルクメニスタンは、金とガスが豊富なことで知られていますが、この国の現実は…甘くありません。多くの国民に貧困が蔓延しています。ガスは完全に無料です。太っ腹ですね。しかし、ライターやマッチを購入するには、もちろんお金がかかります。そのお金をまかなうことができずに、または、その分のお金を節約する為に、中には、24時間、ストーブを付けっ放しにする人もいます。
トルクメニスタンの治安4. 犯罪ゼロ?嘘です!
トルクメニスタンのように、「スタン」という名前がついた国は他にもありますね。カザフスタンや、ウズベキスタンなど…。その中でも、びっくりするくらいに旅行が難しいのがトルクメニスタンです。公式の声明によると、トルクメニスタンには犯罪はないとされています。もちろんこれは真実ではありません。なぜそのような嘘をつくのでしょうね。絶対にバレるのに…!
トルクメニスタンの治安5. ウォッカには要注意?
ウォッカ…。美味しくて、何より、めちゃくちゃ強いアルコール。そんなイメージじゃありませんか?実は、トルクメニスタンでは、旅行者にとってはかなり本格的な脅威となっています。現在、世界各地で雇用問題が発生している訳ですが、ここトルクメニスタンでは、雇用率低下と貧困は、暴力的な事件やアルコール依存の増加に繋がっています。
お酒を大量に飲んで酔っ払ったトルクメニスタン人がけんかをふっかけて来たり、盗みを働こうとしたりする現象は「ウォッカ・テロリズム」と呼ばれています。これは、夜間だけでなく、昼すぎにも起こる可能性があり、列車で発生する例が多く見られています。このような危険を未然に回避する為に、明らかに酔っ払った男性は避けましょう。
トルクメニスタンの治安6. 首都アシガバートの危険地帯
トルクメニスタン首都アシガバートの北東と東は危険なエリアとされています。特に日没後には、一人で歩かないようにしましょう。これらの地域は、薬物と暴力犯罪の両方に悩まされる、旅行者が絶対に避けるべきところです。
トルクメニスタンの治安7. 女性のひとり旅は危険?
続いて、トルクメニスタンでの女性の旅行を考えて見ましょう。夜間には、首都であれ、トルクメニスタンの他の地域であれ、一人で歩くべきではありません。地元の女性ですら基本的にそうしないようにしています。もしそのように夜に女性が一人で歩くことで、何も危険がなかったとしても、周りから疑わしい目で見られることに…。
さらに、首都アシガバートでは、他のすべての人と同様に、私たち旅行も門限を守らなければなりません。つまり、厳密には午後11時以降の散歩はできないということですね。
万が一犯罪が起きた時のために、防犯ブザーを持っておくのがスマートです。例えば、女性用には、[eafl id="13931" name="クツワ ミニドーナツ防犯アラーム" text="見た目にもおしゃれなデザイン性の高い小型のもの"]があります。

トルクメニスタンの治安8. 盗難事件には注意!
旅行中には常に、自分の荷物によく意識を向けておいてください。Tolkuchka(安くトルクメニスタンの敷物を買いたいならおすすめ!)のような大きな市場では、特にものが盗まれないように気をつけましょう。財布、パスポート、カメラ、スマホが、特に注意すべきアイテムです。まず、大金は持ち歩かないこと。ホテルのセキュリティーボックスに入れるようにして、その日に必要な分だけを持ち歩きましょう。これの方が気持ち的にも、だいぶ楽になります。
旅先でATMを使うというアイデアはおすすめです!大金を持ち歩くリスクもなく、いざという時にお金を取り出せて便利なので、現金を持った上で、予備として国際キャッシュカードを用意しましょう。例えば、マネーティーグローバルなら、審査なしで登録が出来て、日本の口座から入金しておけば、現地通貨を引き出せます。海外のほとんどの国で使えるので、毎回の旅行で活躍します。
*トルクメニスタンには限られた数しか、旅行者が使うことのできるATMが普及していません。そこで、必要となる分の現金をまず持ち込みましょう。そして、あくまでも、何か会ったときの策として国際キャッシュカードも持っておくのが有効です。
トルクメニスタンの治安9. 両替はどうするの?
トルクメニスタンの通貨はマナトです。なかなか孤立した国で不便なことは色々あります。トルクメニスタン国外で両替をしてマナトを手に入れることはできません。なので、アメリカドルを現金で用意して、持ち込み、国内でマナトに両替するようにしてください。さらに、全てのマナトを一気に両替する必要はありません。むしろ、旅行スポットやホテルでは、ドルで支払って欲しいと言われることすらあります。おさらいすると、日本円→アメリカドル→一部をマナトに両替…その後適宜、両替、という流れになります。
トルクメニスタンには、両替を行うブラックマーケットが存在します。つまり、違法で、より高いレートで両替を行なっている人たちのことです。ここの方が、レートはいいものですが…実際、違法ですので避けるのをおすすめします。さらに様々なリスクも伴うので、いきなりこれに挑戦するよりは、ホテルやガイドに助けてもらうのが、(レートがいいとは限らないものの)一番安全でしょう。
トルクメニスタンの治安10. カメラの盗難防止策
さらにカメラの盗難防止方法です。せっかくトルクメニスタンを旅行するなら、異世界の雰囲気を一眼レフカメラで撮影したいものです。そこで、おすすめなのが、素早くカメラを出し入れできるバックパックを使うこと。使わないときにはしまって、シャッタチャンスには素早く取り出せるので、一番安全で快適です。
例えば、[eafl id="13887" name="エレコム off toco バックパック" text="エレコム off toco バックパック"]は、背負ったまま側面からスムーズにカメラを出し入れできるので、大事なカメラを手で持ち歩いて(見せびらかして)しまうことを防げます!
首都アシガバートを旅行する場合、さらに気をつけるべきことがあります。それはナイトクラブです。もしナイトライフを楽しみたいと思うのであれば、注意のもと、行なってください。地元のウォッカとビールは別として、輸入飲料は非常に高価になる傾向にあるので、無作為に注文をすると恐ろしいことになります。
トルクメニスタンの治安11. 売春の疑いで捕まる?
Gorogly StreetのGrand Turkmen Hotelの向かいにある悪名高い「フロリダ・ディスコ」には売春婦の方々が頻繁に出現します。売春をしていると思わしき女性と一緒にいる外国人男性は、警察の嫌がらせ、拘留、追放の対象となりますので、ご注意ください。知らなかった…と言っても、ときすでに遅しですね。最初から、あらゆる危険性を理解しておくことが重要です。
トルクメニスタンの治安12. もし旅行中に犯罪が発生したら?
もしトルクメニスタンで犯罪の被害にあってしまったら?どうすればいいでしょうか。当然、警察に報告する必要があります。しかし、地元の警察官はトルクメニスタン語だけを話すので、コミュニケーションを取るには翻訳者を見つける必要があります。大使館、友人、またはホテルの助けを借りるのがいいでしょう。警察による贈収賄は、驚くべきことに一般的であり、多くのトルクメン人、そして私たち旅行者にとっては困った事実となっています。警察を信用できない可能性があるということですね。そこで、最初から気をつけながら旅行をして、警察のお世話にならないようにするのが一番です。