【失敗談】モルディブのコンセント,プラグ,電圧を死ぬほど本気で考える【からの学び】

 

モルディブのコンセント、プラグ、電圧を徹底的に解説

 

モルディブ旅行をして、コンセント/プラグについて色々と困ったことがありました。「この問題を、皆さんには経験して欲しくない」そんな思いから、大事な情報だけを厳選してお伝えします。

 

私自身、失敗することが色々とありました(特に変換プラグの“ごっつい形” — 詳細は記事の後半をどうぞ!)ので、存分にご活用ください。

 

Useful source: Power plugs of the world, Walking on travels

 

1. モルディブのコンセントの型はG

 

モルディブのコンセント、プラグの型について
マーフシで宿泊したホテルのコンセントの形

 

モルディブで使用されているコンセントの型はG(上の写真)です。実は、モルディブ旅行の前にコンセント/プラグの型について色々と調べたのですが、その時には、DとGの両方が紹介されていました。

 

しかし、いざ渡航してみると、出会ったコンセントは全てG(つまり、四角が三つ差し込める形)です。もしかすると、以前はD型がもっとあったのかもしれません。最新の情報を確認することが重要ですね。

 

2. モルディブのコンセントはスイッチ式が一般的

 

コンセントについて、もう一つご紹介したい大事なことがあります。それは、スイッチです。モルディブで色々なホテル(高いものから安いものまで)に泊まりましたが、ほぼ全てのコンセント差込口にスイッチがついていました。赤い印が見える状態がオンで、それが見えない状態がオフですのでご注意ください。

 

  • 赤い印が見える=オン
  • 赤い印が見えない=オフ

 

3. コンセントで火花が散ることも?

 

モルディブのコンセントとプラグを徹底的に紹介
キャノンのカメラのバッテリーを充電中!

 

お気をつけください。私は慣れていますが…コンセント差込口に充電器を差し込んで、ちょっとした火花が散ることがあります。バチっとします。これ事態で「痛い」などのことはありませんが、安全ではありませんね。

 

そこで、解決策があります。まずは、上述のスイッチをオフにしましょう。オフにした上で、コンセント差込口に変換用のプラグを差し込んで、そこに日本の充電器をつなぎます。つまり、壁コンセント→変換プラグ→(iPhone, パソコンなどの)充電器となります。

 

上の画像では、間に変換プラグをはさんで、カメラのバッテリーを充電しています。ちゃんとスイッチをオフにした状態で差し込んでいることにご注目ください。(バチっというやつを避けるために)ちゃんと差し込んだ後にスイッチをオンにしましょう。

 

4. モルディブでの充電に変圧器は必要なの?

 

これも忘れてはならないポイントです。コンセント差込口の形状と電圧はセットで考えたいトピックですね。結論から言うと、普通は電圧機は必要ありません。もちろん使用する機器によって違いますが、私は以下を問題なく使うことができました。

 

  • iPhoneの充電器
  • Mac book proの充電器
  • Canonのカメラの充電器

 

携帯電話、パソコン、カメラは通常、あらゆる電圧に対応しています。もちろん全てについて保証することはできませんので、お持ちの充電器に書いてある電圧についての記述をご覧ください。

 

ちなみにモルディブの電圧は普通、230v(ボルト)で、周波数は50Hz(ヘルツ)です。

 

  • モルディブの一般的な電圧:230v
  • モルディブの一般的な周波数:50Hz

 

5. ウォータービラのコンセントは?

 

モルディブのコンセント、プラグ、電圧を徹底的に紹介(ウォータービラ)
ウォータービラから目の前の海を眺めるとこんな感じ

 

モルディブ旅行を目指す人の多くの目的がウォータービラではないでしょうか。海に浮かんだ部屋で優雅な日々を過ごす。いいものです。ウォータービラのコンセント事情についても、細かくご紹介します。

 

クレドゥ・アイランド・リゾートのウォータービラに泊まってみたところ、コンセント差込口は豊富にありました。それどころか、コンセント差込口の多くには、変換プラグまですでに差し込んであり…さすがです。

 

海外からいろんな宿泊者が訪れているので、あらゆる充電器に対応できるように、これがスタンダードになっているのですね。素晴らしい限り。もちろん、自分で変換プラグを一つは携帯することをお勧めします。必ずしも、全てのホテルでこれが用意されているとは限りません。

 

6. ホテルにあるコンセントの高さは?

 

モルディブのコンセント、プラグ、電圧を徹底的に紹介@フルマレ
モルディブ、フルマレで宿泊したAirbnbの宿にて(背筋が伸びるほどの快適さ)

 

こんなところまでご紹介します。意外と気づかないものですが、大事なポイントです。もし、コンセント差込口が壁の高いところにあったらどうでしょうか。どんな問題があると思いますか?

 

そうです…充電器が長くない場合には「充電しながら、常に手に持っておかなければ」という恐怖があるのです。もちろんテーブルなどがあればいいのですが、なかなかそう上手くはいかないものです。結局のところ、コンセント差込口がどれくらいの高さにあるかが重要です。

 

結論は以下の通りです。私はモルディブ旅行で、Airbnbのいわゆる民泊、ゲストハウス的な安い宿、お高めの(ウォータービラなどがある)リゾートの3種類に宿泊しましたが、全ての場所で、コンセント差込口がちゃんと、地面に近い場所に用意されていました。

 

モルディブのコンセント、プラグ、電圧の話
ちゃんと下の方にコンセント差込口がありますよ!

 

私のように大量に電子機器を充電したいという変わった人には、嬉しい情報です。予備で延長コードを持参しましたが、実際、これを使うことはほとんどありませんでした。

 

7. スイッチ故のコンセントの不便さ

 

モルディブのコンセント、プラグ、電圧のお勧め情報
これを差し込むと…どうなると思いますか?

 

上記で、コンセント差込口にスイッチがついていることはご紹介した通りです。バチっという火花を避けることができる(そして省エネにもなる)素敵な機能ですが、これには問題点もあります。

 

モルディブの人々にとっては何も問題ではありません。しかし、私たち旅行者にとってはかなりの問題です。なんと、スイッチの出っ張りのせいで、差し込めないことがあるのです。日本人が日本から日本の充電を持ち込む限り、必ず、変換プラグが必要になります。そして、変換プラグの多くは、ごっつい形をしています。

 

モルディブ、マレ(フルマレ)のホテルのコンセント、充電器、電圧
いい感じに、スイッチにぶつかる“ごっつい変換プラグ”

 

こんな風にごっついので、スイッチにぶつかってしまい、ちゃんと差し込めないこともあります。これは盲点でした。…実際、モルディブに行かずしてこれを予測できるわけがありません。

 

8. 充電が上手くいかない時の救世主

 

モルディブのコンセント、プラグ、電圧、充電など
モルディブ旅行では…意外にもこのパワーバンクに助けられることに!

 

スイッチがどうにもこうにも邪魔。そして。充電ができない。あぁ、澄み切ったモルディブの青を写真に収めたい。…そんな時には、救世主、パワーバンクをお使いください。

 

パワーバンクは、より日本語的に言えば、予備の充電器です。これを持っておくだけで、かなりモルディブ旅行が快適になります。移動そのものが多くない(基本的にはリゾートやホテルでゆっくりするのが普通であるため)のは事実ですが、それでも、持ち物としてパワーバンクを用意すると、本当に便利です。

 

上記の「変換プラグごっつすぎ+スイッチ飛び出しすぎ」問題に直面した時には、このパワーバンクを急遽、使うことで、すぐにiPhoneを充電して、外に飛び出し、美しきモルディブを撮影することができました。

 

パワーバンクを没収された

実は…この救世主であるパワーバンクには、さよならを告げることに。モルディブでこんなに活躍してくれたのに…帰りの中国、香港での乗り継ぎの際にあるセキュリティチェックで、没収されてしまいました。理由は「容量の記載がないから」とのこと。妻には「あ、そうそう、さっき、看板に書いてあったよ」と諭されましたが…私としては「中国に来て、それを見た時点で、どうしろと言うのだ」という…悪あがき。もちろん、没収されました。しかも、二つも。どうか、お気をつけください。日本とモルディブの空港では全く問題なかったのですが、空港によって基準が違い、面白いものです。おさらいしますと、パワーバンクを購入する際には、それの容量が正しく(それ自体に)記述されていることを確認してください。本当に容赦無く奪われます(嘆き)。

 

9. 島国=電気が乏しい…は間違い

 

ルディブのコンセント、プラグ、電圧、充電など(ドライヤー、ヒゲソリ)
ちゃんとコンセント差込口があるんです!

 

最後に、大事なお知らせです。私は、モルディブ旅行前にある勘違いをしていました。「島国だし…結構、停電があったり、電気が使えなかったり、そんなことはあるでしょう」と期待を下げていたのですが…いい意味で期待は裏切られました。

 

上の写真は、クレドゥ・アイランド・リゾートのジャクジーヴィラの様子です。お風呂(天井が抜けていて、外にいるような空間)でも、電動ヒゲソリやドライヤーに使えるコンセント差込口があります。

 

もっと詳しく

ドライヤーについですが、これも大事な情報です。モルディブに限ったことではありませんが、ドライヤーは一番厄介な持ち物の一つです。変換プラグを使って差込口の形状を合わせて、さらに変圧器を使おうとも…機能しない事があります。海外旅行をする際には、(その国で特定のモデルが使えることを確認するか、世界的に使用可能と明言する特別な仕様のドライヤーを用意しない限り)ドライヤーは持参しないのが基本です。クレドゥ・アイランド・リゾートでは、ジャクジービーチヴィラとウォーターヴィラに宿泊しましたが、どちらにも、ドライヤーが用意されていました。リゾートには用意されていると考えて、大方、問題ないと思います。

 

【失敗談】モルディブのコンセント,プラグ,電圧を死ぬほど本気で考える【からの学び】