【被害者談】モルディブ、マレ空港について知るべき7つのこと(飛行機の時間も含め)

 

モルディブ、マレ空港について知るべき7つのこと(飛行機の時間も含め)

 

モルディブを旅行し、ある被害に。

 

決して、モルディブの人は悪くありません。ただ、この話はマレ国際空港(ヴェラナ)と大いに関係があるので、色々と皆さんに参考にして頂ければと思います!

 

もっと詳しく

日本にいる間、日本人と話す間は、完全に「マレ国際空港」という名前だけ知っていれば問題ありませんが、ローカルな移動手段を使う時には、Verana(ヴェラナ)という名称を知っておくことが重要です。マレから空港までバスでの移動手段をチェックした時に、停留所に行き先としてVerana(ヴェラナ)と記載されていました。これは、つまり空港を意味します。この名称を知らないと、空港かどうか全く検討もつきませんので要注意です。ちなみに、空港までの公共のバスは安価ですが…なんと大きな荷物を持って乗り込むことはできません。ですので、観光客である私たちにとって「空港まで、大荷物を持ってバスで移動する」という手段はないことになります。

 

1. モルディブ、マレ空港(ヴェラナ)到着で即トラブル発覚

 

モルディブ、マレ空港について知るべき7つのこと(飛行機の時間も含め)
いつまで経っても…荷物はやってこない…

 

まずは、一番大事なポイントからお伝えします。あるトラブルに見舞われました。そして、そのトラブルに気づいたのが、マレ空港に到着した瞬間でした。問題とは…何を隠そう、“荷物の消失”です。ロストバゲージのようなもの。

 

ロストバゲージとは、荷物が届かなかった状態のことを指します。英語で、ロスト=紛失、バゲージ=荷物…ですね。ただし、今回の事態は「無くなった」のとは異なり、荷物が置いてけぼりに(途中で荷物紛失)なりました。

 

私が利用した航空会社は、中国東方航空です。その当時は知りませんでしたが、実がこの会社は、「ロストバゲージが激しく当たり前」になっている、とんでもない会社だったのです。そんなことはつゆ知らず、「安いね!」の一言で、この会社にしてしまいました。それが、案の定、ディレイドバゲージ(荷物が途中で遅れること)に繋がることに…。

 

ディレイドバゲージを説明しますと、これは、乗り換え地で発生します。日本からモルディブまでの直行便はない(以前はあったようです–モルディブ現地人談)ので、どこかで乗り換えます。私の場合は、香港でした。そこで、乗り継ぎの時間があまりにも短く、汗だくで空港を走って、乗り継いだのですが…(その短時間から心配はしていましたが)マレ空港に着いて、受け取ろうとしても、荷物は来ませんでした。

 

2. モルディブ、マレ空港(ヴェラナ)で荷物を受け取れなかった場合の対処法

 

中国東方航空は、お世辞にも質の高い会社とは言い難いですが、その安さから(私のように)利用する方はいるはずです。この会社の被害に遭う方も当然のごとく、今後も増加する一方でしょう!もちろん、この航空会社でなくても、ロストバゲージ(荷物がどこにあるかわからなくなる)やディレイドバゲージ(空港に忘れさられる)は発生する可能性はあります。

 

そこで、実際にマレの空港ですべき手順をご紹介します。これから飛行機に乗るという人は絶対に知っておいて損はないはずです。

 

STEP1. マレ空港のカウンターに助けを求める

 

マレ空港で荷物を受け取るエリアのすぐ向かいに(狭いのですぐにわかります)カウンターがあります。そこで、「荷物がない」ことを報告しましょう。感情的になっても仕方ありませんが、相手は、あくまでもモルディブの空港で働く人であり、航空会社とは何の関係もありませんので、冷静に状況を説明するのが得策です。

 

STEP2. 必要な情報を提供する

 

提供すべき情報は以下の通りです。

 

  • 荷物のタグ(チェックイン時に提供される荷物の識別番号)
  • 氏名
  • メールアドレス(情報のアップデートを受け取るためのもの)

 

私の場合は、日本の住所も書きましたが、正直不要です。「それはいらないでしょ」と言うと、カウンターの人も、あくまでも手続きのためで…と苦笑いをしていました。

 

STEP3. こまめに連絡する

 

さらに、大事なことが、このカウンターの電話番号をもらっておくことです。そうすれば、こちらから、毎日電話をかけて進捗を確認することができます。絶対に、電話番号をメモしておくことを忘れないでください。

 

最低でもメールアドレスを提供しておけば、荷物が届いた時に連絡をしてくれます。

 

3 モルディブ、マレ空港(ヴェラナ)でWiFiを使う方法

 

モルディブ、マレ空港でWiFiを使う(飛行機の時間も含め)
面倒なログインを要求される…非常に苛だたしい!

 

マレ空港でWiFiを使う方法…これについても言いたいことがたくさんあります。カウンターで情報提供をしている時に、こんな問題に遭遇しました。荷物を届けるために、宿泊するホテルの住所や電話番号が必要だと言うのです。

 

しかし、私はモルディブという休暇に油断しきっており、事前にスクリーンショットを用意していませんでした。プリントアウトした書類も一つもありません。空港にWiFiがあるというので繋いでみると、以下の情報がもとめられました。

 

  • Facebookアカウント
  • Googleアカウント

 

これのどちらかを使ってログインすると、WiFiが使える仕組みです。ここまでは問題ないのですが、いざ、ログインしようとすると(海外の、いつもとは違う場所からログインしたことで、セキュリティ機能がオンになり)電話番号の認証を求められる羽目に。当然、モルディブについたばかりで、現地の電話番号はなく、お手上げ状態です。

 

汗だくになりながら(上海の空港の二の舞)色々と挑戦しましたが、結局使えませんでした。結論として、その場では、空港の公共WiFiが使えなかったのです。非常に面倒です。どうかご注意ください。空港でこのようなことがあって、オンラインで確認しようとしても、あなたも使えない可能性があります。

 

ホテルの情報(住所、名前、電話番号)や、飛行機の情報などは、できる限り、紙として用意(プリントアウト)することを心の底からお勧めします。結局、アナログはこういう時に最強ですね。

 

4. モルディブ、マレ空港(ヴェラナ)で(本当に)WiFiを使う方法

 

モルディブ、マレ空港のフードコートでWiFiを使う
このフードコートで念願のWiFiが使える!

 

結果的に、荷物を受け取るエリアを抜け出して、空港を先に進んだ場所でWiFiを使うことができました。その場所とはフードコートです。空港の到着ホールのすぐ前に、バーガーキングなど複数のレストランが並んだエリアがあります。ここで、買い物をすると、WiFiを使用できるパスワードがもらえます。

 

(私はいかにもケチな正確でして…)1ドルの水のボトルを買って、パスワードをもらおうとしたのですが「10ドル以上買い物しないとあげないよ」と言われました。そこから、ハンバーガーの買い直しです。10ドル以上の何かを購入し、そのレシートを「Thai Express」というレストランに持参すると、パスワードが記載された紙がもらえます。

 

面倒ですが…これが、マレ空港のフードコートでWiFiを利用するための手順です。英語に不安がある方は以下のフレーズをお使いください。文章を見せるだけで、伝わるのでご心配はいりません。

 

・ここで購入したらフードコートのWiFiが使えますか?=Can I use the WiFi in the food court, if I buy something here (spending more than $10)?

・WiFiのパスワードをください=Can I get the password for the food court WiFi?

 

5. モルディブ、マレ空港(ヴェラナ)からリゾートの島まで移動する方法

 

これは、トリッキーです。私は、モルディブに到着するまで全く想像すらしませんでした。あらゆる国の空港のシステムと違います。普通に飛行機を乗り継ぐのとは違いますのでご注意ください。

 

マレ国際空港から、他の島にあるリゾートまで飛行機(リゾートが手配するもの)で移動する場合にはどうしたらいいのか、詳しくご紹介します。結論から申しますと、手続きは全てマレ空港で完結します。他の空港に行く必要はありません。しかし、通常の国際線を利用する際の手順とは全く違います。

 

ポイント

モルディブでは、リゾート1つ=島1つという考え方が基本です。そうです、リゾートがごっそり島一つを全て使っている状況です。ですので…リゾートに宿泊する場合は、そのリゾートがある島にまで(リゾートが手配する飛行機またはスピードボート)を使って移動することになります。

 

まずは、国際便でマレ空港に到着した状態を仮定しましょう。到着ホールに出る(ゲートを通って、ホールへ)と、正面に(正面少し右斜め前に)無数の小さなカウンターがあります。そこに向かってください。一見すると、ツアー会社のデスクのようですが、これこそが、それぞれのリゾートへの飛行機の案内所です。

 

実際、ここに立ち寄ることは必須ではありませんが、確実なのは、このカウンターのどこかで(最初はどこでもOKです)、「**に宿泊するのですが、飛行機はどこから乗れるでしょうか?」と尋ねてみるのが得策です。もし、これが面倒であれば、個人的には、直接、Trans maldivian Airlinesのカウンターに向かうことをお勧めします。

 

先ほどの到着ホールに出た時から考えると、右斜め前に進み、カウンター群がある場所を通り抜け、さらに進みます。すると、左手にTrans maldivian Airlinesのチェックインカウンターがありますので、ここでパスポートを出してください。もし、ここではない場合には、正しい説明がもらえます。私の経験上、普通はここから、あらゆるリゾート行きの小型飛行機(正確にはSeaplane/シープレーン)のチェックインができます。

 

6. マレ空港からマレ/フルマレに移動する方法

 

モルディブ 、マレ国際空港からマレ/フルマレまでタクシーで移動する方法
マレ市内で撮影したタクシー(実際、色んな色のタクシーがあります!)

 

続いて、マレ国際空港から、マレ/フルマレにまで移動する方法をご紹介します。言葉の並びから、少しわかりづらいと感じるかもしれませんので、一回整理しておきましょう。まず、マレ国際空港は、言わずもがな、モルディブの首都マレにある空港です。

 

確認事項その1:ここで言う「マレ」とは?

 

そして、ここで言う「マレ」とは、空港から、橋を渡って進んだところにある、モルディブで一番都会なエリアです。会社やお店が密集しており、モルディブ各地からの出稼ぎの人も多数住んでいます。

 

確認事項その2:ここで言う「フルマレ」とは?

 

さらに、フルマレとは、マレよりも新しくできたエリアで、マレに似ていますが、もう少し人の密集度が少なく「落ち着いた住宅地」という雰囲気です。マレ(喧騒と閉塞感がすごい)よりもリラックスした空間が広がっています。

 

空港からそれぞれのエリアに移動するには、タクシーを使うことができます。一番わかりやすい考え方は、こうです。空港は一つの島になっており、マレ、フルマレも、また個別の島になっています。しかし、この三箇所は橋でつながっているので、実質的に陸地として(船を使わず)楽々移動できます。

 

空港から市内までのタクシーでの移動料金

 

目安として、タクシーでマレやフルマレに移動する際の料金は100ルフィアです。

 

こっそり教えます…

色々な国を旅行してきましたが、モルディブは世界的に見ても、観光客を騙す人が極めて少ない国です。非常に感動しています。本当に素敵な人が多いのですが…それでも、タクシーを利用した時には、正規よりは少し多めに請求されたことがありました。基本は上記のルートでは100ルフィアが当たり前なのですが、実質、145ルフィア(ドルにて支払い)取られました。後から計算して「ん?おかしいぞ」と気づいたわけです。ドルだと計算が複雑になり、正しい判断ができないことがありますので、ローカルな場面では、是非ともルフィアを使うことをお勧めします。

 

7. 日本からマレ空港までの飛行機の移動時間

 

日本からモルディブ,マレまでの飛行機での移動時間について
香港-マレ間のフライト(中国東方航空)の画面で撮影した経路

 

日本からマレ国際空港までは飛行機の乗り継ぎを行います。(私のように)お安い値段で移動しようとすると、中国を経由する選択肢がお勧めです。

 

またしても…こっそり教えます…

さらに、さらに…大事なYOSO-Walk読者の皆さんのためだけに、お得な(非常に安い)ルートをご紹介します。本当は、あまり教えたくないのですが…仕方がありません。モルディブ現地の人(旅行了解の人)に大量に聞き込みをした結果…スリランカから飛行機に乗るのがお得であることがわかりました。なんと、航空券のお値段は数千円です!スリランカも観光地として人気があります。世界遺産に登録されているシーギリヤなどが有名です。スリランカ旅行+モルディブというオプションもご検討ください。

 

日本からモルディブまでの合計飛行時間

 

日本からモルディブまでの合計飛行時間は、乗り継ぎの2時間を入れて、12時間20分です。これを長いと感じるか、短いと感じるかはあたな次第です。私個人的に、普段から日本とアフリカ大陸の移動をしているので、長いとは感じませんでした。

 

ヨーロッパ旅行をご経験された方であれば、ほぼ、それ同じ時間と考えて頂いて問題ないと思います。ただ、その際には、乗り換えの時間を考慮するようにしてください。中国東方航空を利用した場合、2時間でしたが、他の航空会社であれば、もっと長い可能性もあります。事実として、帰りの乗り継ぎ時間は、5時間45分でした。

 

分けてご紹介1:日本から香港までの飛行時間

 

日本から香港までの飛行時間=2時間50分

 

この2時間50分は、正直、あっという間です。映画を見ていたら…最後まで見終わることなく、到着してしまいました。それくらいの時間です。途中で機内食もありますし、離陸と着陸の間に映画が見れない時間もあります…ので、結果的に、長い映画が一本見きれないくらいです。

 

分けてご紹介2:香港からモルディブまでの飛行時間

 

香港からモルディブ, マレまでの飛行時間=7時間30分

 

決して短い時間ではありませんが、特に長すぎると感じることもありませんでした。私は映画2本で終わりましたが、妻は、限られた時間の中で、大量に映画を見ることに専念していました。全てのフライトに当てはまるかはわかりませんが、不思議と、飛行機の中で全く寒さを感じず、半袖半ズボンでも問題ない温度でした。通常では、飛行機では、長袖+長ズボン+靴下二枚履きが基本なので、この「寒くさな」には驚いています。

 

おまけ(でも大事…)乗り継ぎ時間2時間という危険性

 

おまけですが…非常に大事な話でもあります。もう航空券を購入してしまったという人はいいのですが、「まだだよ」という人は、是非とも、乗り継ぎの時間に気をつけてください。場所と航空会社によっての違いはありますが、乗り継ぎが2時間であれば「精査してみる」だけの価値は大いにあります。

 

3-4時間以上あれば、普通は問題ありません。しかし、2時間以内ですと、乗り継ぎを頑張る必要があります。特に香港プドン国際空港は厄介でした。中国に入る訳でもないのに顔写真の撮影などがありますし、利用する人が多く、乗り継ぎにやたらに時間がかかります。

 

体験談:人生最悪の乗り継ぎ

最初から2時間しか乗り継ぎの時間がないにも関わらず、香港に到着する飛行機が遅れ…なんと、搭乗時間までに残された時間は数十分。冷や汗が、尋常じゃないレベルに。空港に到着した飛行機は、ウロウロと走行を続け…なかなか、乗客を降ろしてくれません。やっと降り、バスに乗り込み、そこから走り…あらゆる職員に「あと10分で搭乗時間なので!」と叫び、謎の裏ルートを通してもらい…なんとか、搭乗時間に間に合いました。今考えると、飛行機から空港までの移動用のバスに乗り、それを降りた時間から、次の飛行機の搭乗ゲートまでかかった時間は、ものの10分ほどでした。異常なまでの全速力で走り、あらゆる人に助けを求めて…なんとかこの時間です。帰りに、同じルートを(全く急ぐことがないバージョンで)使いましたが、それにかかった時間は35-40分でした。香港での乗り継ぎには十分に時間を確保することをお勧めします。

 

【被害者談】モルディブ、マレ空港について知るべき7つのこと(飛行機の時間も含め)