今回ご紹介するのは、カサス・コルガーダス/Casas Colgadas(宙吊りの家)です。今にも崖から落ちそうなところに建てられています。これだけ眺めのいい家は、世界を見渡しても、そうそう見つかりません。
Useful source: Wikipedia, NewYorkTimes
マドリードから南西に約186km、ユネスコ世界遺産の指定されているスペインのクエンカにあります。この驚くべき歴史的建築物は、なんとウエカル川に突き出すようにクエンカの渓谷の崖にくっついています。
かつては、ウエカル川の渓谷付近にある、古都の東側の境界沿いに、このような家がたくさん存在しました。しかし、現存しているのはほんのわずかです。
これらの建築の中で、最もよく知られているのは、木製のバルコニーが付いた3つの建物。
宙吊りの家は元々、15世紀に建てられたと考えられていますが、その後も18世紀までの間、徐々に増築されていきました。また、1920年代にも改修が行われています。この時期には、たくさんの建物が増築されましたが、今日ではそのほんの一部しか残っていません。
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