過密を極めた小さな島、それがイスロテ島(Santa Cruz del Islote)。
あまりにも人口と面積が釣り合っていない島をご紹介します。新宿、渋谷など、混み合った場所は日本にもたくさんありますが、この島は比べ物になりません。
Useful source: Santa Cruz del Islote, Living on the most crowded island
混雑しすぎたイスロテ島
ここからは、画像とともに、その様子を見てみましょう。
▼ 上空からの写真がこちら。島の輪郭をなぞるように、ぎっしりと家が建てられています。パズルか何かで、隙間なく、ブロックを並べているかのような光景です。
▼ 島へのアクセスには船を使います。このイスロテ島は、コロンビアに属し、本土から約30km離れた所にあるサン・ベルナルド諸島の中の一つの島です。南米大陸北西部の沖合に位置します。コロンビアの他の地域と同様に、最も話されている言語はスペイン語であり、人口の大部分はキリスト教で、主にカトリックです。
凝縮レベルがすごい
▼ 島に足を踏み入れると、そこに広がるのは、「凝縮」された町。村…という方が規模感としては正確かもしれませんが。それにしても、このようなカラフルな家の外壁は絵になります。
▼ 船が生活の一部。それくらいに重要です。島の面積は、12,140.57 平方メートルだとされています。これだけの狭さでは、当然、海をフル活用した生活が必要になります。
島にはお店もいくつか
▼ 島にあるお店。もちろん、ちょっとした買い物のためにわざわざコロンビア本土に移動する必要はありません。島の人々のニーズを満たすように、うまく商売が発生してきた様子が見て取れます。
実は日本政府が貢献していた?
▼ 生活感が絶妙ですね。人と人が近い暮らし。島には学校が1つあり、教師が1名います。姓は6つ、家は97件。 現在、日本政府が寄付したソーラーパネルが設置してあり、24時間体制で島に電力を供給しています。
さいごに
今回は、人と人の距離が近い(物理的にも、人間関係としても)不思議な島、イスロテ島(Santa Cruz del Islote)をご紹介しました。苗字が限られていることを考えると、人を苗字で呼び合うのは、かなり面倒な結果になりそうですね。
実際、この島で生活が成り立つのかと疑問かもしれません。お金を稼ぐ手段となると、普通は、コロンビア本土や、その他の周りにある島で仕事をしているとのこと(先のように、この島にもお店はありますが)です。
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