何とも予想しづらい「write off」の意味(会計から一般的な用途まで)

 

最近「write off」の意味について、色々と考えることがありました。この言葉に出会ったのは、ある船についての記述です。その船はついには「written off」となった、と記載されていました。

 

色々と調べてみると、その意味は「ダメになった、使い物にならないガラクタになった」というものだと判明しました。でもなぜ「write off」だとそんな意味になるのか…と疑問に思い、調査を続けました。すると、確実に起源だとは断定できないものの、会計で使われる言葉でもある(これが、元々の使い方なのか?)とのこと。

 

それは、(英辞郎によると)「帳簿からの消去」や「損金処理する」という意味です。Wikipediaの英語でのWrite-offの説明を見ると、こうあります。

 

write-off is a reduction of the recognized value of something.

 

これの意味は「“write-off”は、認識された何かの価値の減少」を意味する、ということになります。このような意味が先に存在していて、より広い意味で「何かをダメにする、価値なきものにする」になったのかもしれません。どちらが先で、どれが語源であるかについては不明ですが、面白い原義(両方に通じるコアな部分)がわかります。

 

 

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