【合法?】「lawful」と「legal」の意味の違い

 

【合法?】「lawful」と「legal」の意味の違い

 

「lawful」と「legal」の意味の違いをご紹介します。非常に似ている言葉ですが、どちらも同じという訳ではありません。違いを理解することで、正しい利用を心がけましょう。

 

「lawful」と「legal」の意味の違い

 

それぞれの意味を、順を追って見てみましょう。

 

「lawful」の意味

 

まずは、「lawful」の意味からです。「lawful」には「法律のもとで許可される(permissible under the law)」という意味があります。まずは、これを基本として頭に入れておいてください。

 

  • lawfulの意味 = 法律のもとで許可される

 

「legal」の意味

 

続いては、「legal」の意味です。上記の意味を持ちつつ、さらに他の意味もあります。それが「法律に関係する(relating to the law)」です。つまり「legal」の方が、幅広い意味を持つということになります。

 

  • legalの意味 = (1)法律のもとで許可される+(2)法律に関係する

 

そういえば「lawful」はこんな場所で使われていた

 

「lawful」というと、個人的には、Key & Peeleのある動画が頭に浮かびます。これを知らない方のためにご説明しますと…Keegan-Michael KeyとJordan Peeleという2人によるコントです。かなり本格的なセットや演出で、非常にクオリティが高いことには毎回驚かされます。

 

その中でも、『Turbulence』(Komedy Centralにより公式にYouTubeで公開されています)で、この「lawful」という言葉が何度も使われています。1分26秒あたりからです。

 

 

『Turbulence』の流れはこんなかんじ

 

飛行機で「乱気流による揺れ(turbulence)」が発生するという設定です。そこで、乗客役を演じるKeyが、シートベルト着用サインが点灯しているにもかかわらず、どうしてもトイレに行きたくて、席を立ちます。

 

客室乗務員(Peele)が制しますが、Keyは、必死に抵抗し、何度も、トイレに行くことが「法律で認められている(lawful)」と主張します。ちなみに「lawful」と「legal」両方が使われています。

 

このシーンを見れば、もう「lawful」、「legal」という言葉は忘れないはず。それほどに、記憶に残ります。またそれを制するPeeleの(正しいのだけれども)嫌みな雰囲気もなんとも言えません。

 

「lawful」と「legal」には意味の重複もある

 

ここまでで既にお気づきだと思いますが、「lawful」と「legal」には、意味が重複している部分もあります。どちらにも「法律のもとで許可される」という意味があり、これを表現するのは、どちらの単語でも可能です。その観点では、場合によっては、両者が代替可能(interchangeable)であるということですね。

 

ただし、「lawful」を使う方が、(「法律に関連した」という意味がない分)「法律のもとで許可される」という意味のみを明確に表現することができます。

 

 

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