【3つの要点】「sugar rush」と「sugar crash」の違いと意味

 

今回ご紹介するのは、「sugar rush」と「sugar crash」の違いと意味です。「ラッシュ」と「クラッシュ」の違いですね。最近、少しだけ科学的な記事を英語で読んでいるときに、この2つの表現に出くわしました。どちらも、私たちの日々の食生活と深くかかわっています。

 

1. 「sugar rush」の意味とは?

 

まずは「sugar rush」の意味からです。「sugar」は皆さんご存じの通り「砂糖」ですね。そして「rush」は、基本的に、「何かが急いで動いている」状態を意味します。

 

この2つが合わさることで「糖分を多く摂取することによる興奮状態」を意味します。これが「sugar rush(シュガーラッシュ)」です。カタカナで、単に「シュガーラッシュ」と言うこともありますが、まだ普及している言葉ではないので、上記のような説明的な表現の方がいいかもしれません。

 

「sugar rush」を英英辞典で調べると、こんな意味が書かれています。

 

a sudden and brief burst of energy supposedly experienced after the consumption of food or drink with a high sugar content.

 

これを日本語にすると、以下のようになります。

 

砂糖を多く含む食べ物や飲み物を摂取した後に発生するとされている、突然かつ短時間のエネルギーの増加

 

いきなり「覚醒したような」感覚です。あなたも何となく経験した覚えがあるのではないでしょうか。これを読んで「そうか、エネルギー増加のためには、一気に砂糖をとりまくればいいのか」とは思わないでください。色々な理由がありますが、例えば「sugar crash」には注意が必要です。

 

2. 「sugar crash」の意味とは?

 

「sugar crash」には、上のようなカタカナの「シュガークラッシュ」ではなく、もっとしっくりくる、ちゃんとした日本語訳があります。それが「reactive hypoglycemia=反応性低血糖」です。

 

反応性低血糖について、私には正確な説明をするだけの知識がありません。ですので、あくまでも、英語での「sugar crash」の説明を見てみます。すると、このような症状が挙げられています。

 

“sugar crash” (sudden headache, fatigue, irritability, increased heart rate, anxiety)

 

日本語では、以下のような意味になります。

 

「シュガークラッシュ」(突然の頭痛、疲労、イライラ、心拍数の増加、不安)

 

このような症状が、当然の血液中の糖の増加と低下により、発生することがある(必ずしも発生する訳ではない)ようです。

 

3. 「sugar」に頼らない「覚醒」を

 

私の個人的な意見になりますが、是非とも「sugar rush」も「sugar crash」も(アップもダウンも)利用せずに生きていきたいものです。

 

元気が出ない、やる気が出ない、という時には運動をするのがお勧めです。実際、科学的に、運動が疲労感と戦い、活力を増加(「Exercise Fights Fatigue, Boosts Energy」)させてくれることが証明されています。

 

 

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