日本が属するアジアという地域。
一口にアジアといっても東西南北幅広く、多種多様な文化が混じりあう面白さがあります。
旅行に行くにしても、ヨーロッパやアメリカに比べて、ぐんと距離が近いので飛行機代も格安で行けちゃう国がたくさんあります。そんな私もアジア旅行が大好きな一人。
もう行きつくしたよというあなたも、初海外旅行で手始めにアジアからという方も、普段とはちょっと違うツウなアジアの楽しみ方。知りたくないですか?
今回はツウなアジア旅行のおすすめアイディ7つ紹介しちゃいます!
1. 韓国でフライドチキン食べ比べ

韓国といえばグルメ!日本にもたくさん韓国料理のお店がありますよね。ピリ辛料理が多い韓国グルメですが、韓国人が特に大好きなのは鶏肉!さらに言えば韓国人はフライドチキンが大好きなのです。
特にビールとチキンの相性は最高で、韓国語にはチメク(チキン&ビール)という言葉があるほど!
韓国にはたくさんの鶏肉料理屋があり、味付けも様々。いろいろなフライドチキンを食べ歩き、どこのお店が一番おいしいか比較するというのは、まさにツウな楽しみ方です。
2. ベトナムでオーダーメイドのアオザイを作ろう

オーダーメイドの服をお持ちですか?私は日本では作ったことがありません。その理由は。お高いから…。どうしたって高級なイメージがついてまわるこの単語ですが、ひとたび日本を飛び出せばそれは誰にでも手が届くものになるってご存じでしたか?
ベトナムも気軽に服のオーダーメイドを頼める国の一つ。普段着用のトップスももちろん作れるのですが、ここはベトナム。外国です!せっかくなので、ベトナムの民族衣装アオザイを仕立ててみましょう。アオザイとはスリットが入った丈の長いトップスと、ストンとしたストレートパンツの民族衣装です。色々な柄や色があり、お土産としても大人気のアオザイ。美しい民族衣装アオザイを作って街を歩けたら素敵だと思いませんか?
外国人用のお店なら仕上がりは翌日か次の日ですが、ローカルなところで頼むとのんびりしすぎて仕立てに時間がかかることもあるとか。海外あるあるですね。旅行日程と注文には余裕をもってトライしてみてください。
3. 世界三大夕日の一つをフィリピンで

毎日表情を変える空を見上げて、その美しさに心揺さぶられる経験を、これまで幾度となく私はしてきました。空には不思議な魅力があり、365日見ているのに飽きません。
さてそんな空が大好きなあなたにお勧めしたいのがフィリピンの首都マニラから見える夕日。世界三大夕日の一つとして有名な都市で、美しい夕陽を見ながらグラスを傾けお酒をいただく。そんなちょっとオトナなプランはいかがでしょう?
マニラのオーシャンパークという水族館に併設された、ホテルにあるWhite moon(ホワイト・ムーン)では日々の喧騒から離れて、静かでゆったり落ち着いた時間を過ごすことができます。オーシャンビューの開放的な席で、地平線に徐々に沈んでいく太陽を見守る時間はなんとも贅沢。
ふらっとひとり旅で、もしくは大切な人と一緒に。かけがえのない特別な時間を過ごしてみませんか?
4. ネパールで8000m級の山を拝みに行く

ネパールで5年生活をした私がツウな楽しみ方をおすすめします!王道といえば王道なのですが、やはりネパールに来たら見てほしいのは美しすぎるヒマラヤ山脈です。日本の富士山ももちろん素敵なのですが、想像の一歩も二歩も上を行くヒマラヤの大きさと、どこまでも続く雪に覆われた山脈に圧倒されること間違いなし!
ヒマラヤが見れるスポットはいくつもあるのですが、お手軽でなおかつおすすめなのは観光地ポカラからタクシーで30分ほど上に上がったところにあるサランコットの丘やダンプスで、朝日を見ながらチャイをいただくこと。
このときのチャイのおいしさは、言葉では表現できないのです。
ポカラまではバスで7時間ほどかかってしまうため、予算に余裕がある方は飛行機でポカラ空港まで行かれるか、もしくはカトマンズでヒマラヤを空から一望するマウンテンフライトもあります。予算と旅行日程に合わせてご計画ください。
一生の思い出になること間違いなしです。山に興味があってもなくてもぜひ一生に一度は見てほしい景色です。
5. 新たな境地をタイで開拓

自分の殻の破り方はひとそれぞれ。普段はできないこともやってみれば新しい扉が開くこともあるかもしれません。ほほえみの国タイで初めての虫グルメはいかがでしょう?
(苦手な方はご注意くださいね!)
タイの屋台には、あるわあるわ虫料理。大きなお皿にてんこ盛りになっていますソレはまごうことなき虫たち。昆虫食とも言うそうです。かく言う私も以前タイに行ったとき、屋台に積み重なる虫たちを遠めに見て絶対に食べるものかと決意した一人でございました。そのはずだったのですが、なんと仲良くなったおばちゃんが、あろうことか私とお別れの最終日「あなたのために作ったの、食べて!」と手料理を振舞ってくださったのです。赤色のタッパーの中を開いたときの絶叫と、そしておばちゃんが育てたというコオロギの味を私は忘れません・・・。確実に3枚くらいは、自分の殻を破れた自身があります。
とはいえ意外にも、甲殻類の味がしておいしかったんですよね!まぁリピートしたいかと言われると素直にうなずけない自分がいるのですが…しかし確実に現地の人との距離は縮まりました。『郷に入っては郷に従え』という言葉もありますし、この衝撃体験があなたの殻を破る起爆剤になりますように。
6. どこまでも続く草原を乗馬で進むモンゴルの旅
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旅行中の移動手段は、徒歩?電車?バス?いやいや、モンゴルでは馬という選択肢があるのです。
モンゴルは大草原や荒涼とした大地が果てしなく広がっている国。そんな広大な土地の空気を吸い込み、風を全身で感じながら馬で駆けぬける。想像しただけでもワクワクしますね!
モンゴルの馬は日本でよくみるサラブレットより小さく、どちらかというとポニーより。モンゴルポニーという呼び方もあり、彼らは表情豊かでとても賢いという特徴があります。乗馬というと難しそうというイメージがあるかもしれませんが、初心者向けのツアーもありますので心配ご無用。ベテラン勢が優しく教えてくれます。そしてツアーによってはゲル(遊牧民の住居となっている移動式住居)に泊まれたり馬頭琴という馬の顔が装飾されているモンゴルの民族楽器の音色も聞けます。
温かい人と馬と文化に触れあいに、モンゴルに出かけてみませんか?
7. ながーい首のカヤン族に会いに行くミャンマー旅行

ミャンマーという国は、時々耳にするようになってきた国の一つです。日本企業がどんどん進出している、今波に乗りつつあるアジアの国。文化としては有名なのは、ほっぺたに塗る白いタナカ(タナカの木をもとにした「天然の化粧品」)が有名でしょうか。
たくさんの面白い文化や民族が混じっているミャンマーですが、カヤー州に住むカヤン族という部族の文化は必見です!別名:首長族という彼らは、首に重い真鍮のリングをいくつもつける長い長い首を持つ女性たちがいる民族です。
私は昔、テレビでこの首長族を見たことがあるのですが、子供ながらに目を奪われました。それから頭の隅に焼き付いて離れない、そんなインパクトと魅力があります。
この独特かつ色鮮やかなカヤン族の女性たちを、ミャンマーの現地でご自身の目に焼き付けてこられませんか?
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