
軽井沢と言えば、夏の暑い日に、都会から逃げ出して訪れたい避暑地です。縁あって、そんな避暑地で冬を越すことになりました。もともとは、複数国を行ったり来たりする生活なのですが、2020年の春は軽井沢にいます。
今回のテーマは「軽井沢はいつから暖かくなるのか」です。どうしてもこればっかりは、冬から春にかけてずっと過ごしていないと分からないものです。ニュースの気温を見るだけでも、よくわかりません。ですので、体験から明らかに感じる部分をご紹介したいと思います。
1. 軽井沢の春は遅い
ちょっとした旅行で軽井沢に来るだけでは、わからないことです。実際に、冬を超えて「今か今かと春を待つと」経験をしたからこそ、気づいたことがあります。大事な点から、お伝えします。軽井沢の春は、遅い。
我が家(今のところ、仮の我が家ですが)では、こんな流れを経て、春を迎えました。
- こたつに入らなくてもPCで仕事ができるようになった(4月前半)
- 昼間(主に午後3時をピークとして)であれば太陽を窓際で浴びればわずかに暖かい(4月前半)
- 日によっては、毛布に包まれなくても仕事ができる&夜は依然として寒い(4月半ば)
- やっと、やっと、昼間(同じく3時ピーク)であれば服を1枚数薄くできる(4月半ば)
- やっと、やっと、やっと、桜が咲き始めた(4月半ば)
- やっと、やっと、やっと、やっと…夜であっても分厚い毛布なしでも家で仕事できる
- 遂に、春と呼べるような体感温度(昼間に、シャツ1枚+薄めの上着で外出可能)(4月29日)
細かに順を追いましたが、こんなかんじです。
2. 2020年の春は4/29から(私の独断的判断)
2020年の軽井沢について、私なりの春の始まりを宣言します。その日とは、4/29(この日に、この記事を執筆中)です。例年との比較についてはわかりませんが、やはり、軽井沢の春は、東京と比べると遅いですね。
コロナ流行の真っ最中に執筆
ちなみに、この4/29は、世間がコロナの大流行に悩まされている真っ最中。非常事態宣言が出て、外出自粛の中ですが、このように「春の訪れ」を感じられると、気持ちがちょっと明るくなります。
3. 軽井沢で春の訪れを知るための目安
軽井沢が暖かいかどうか、春の訪れが感じられるかどうか、という目安となるかもしれないポイントをご紹介します。
- 桜や梅が一部で咲き始めてから(もちろん種類にもよりますが)1-2週間後
- ゴールデンウィークのあたり
もちろん、毎年、これが当てはまるとは限りませんが、2020年にはこのような傾向が見られました。
4. 緑の変化から春の訪れを感じる
今の家の目の前が、「ありのままの森」なのですが、これを観察していると、面白い変化が手に取るようにわかります。4月の初旬になって、ちょっとずつ木の枝の先から蕾が出始め、これを小鳥がついばんでいます。
タンポポが出るのも4月中旬という遅さ
4月の中旬になって、ようやく少しづつタンポポが姿を表しました。やはり、東京や神奈川と比べると、ひと回りもふた回りも、春の訪れは遅いように感じます。地面に雑草が出始め「乾燥した地面が緑になり始めたのは、4月下旬」のこと。
4月と言えばハチ対策のとき
この頃から、ハチ対策が始まります。これは、同じく山のあたりに住んでいる人には、大いに共感してもらえることかもしれません。ハチについては、行動の流れを知ることが非常に重要です。4月のハチは、ほぼ女王蜂だと思って間違いありません。ちょうど、昨日(4/28)に家の前を飛んでいる超巨大なハチを発見。調べてみると、確実に女王蜂でした。
ちなみに、この時期に飛んでいるのを見かける女王蜂は、全く危険ではありません。冬を越えて疲れ果てており、体力レベルが低く、そもそも人間にかまっている余裕はないとのこと。この記事木に軽井沢を訪れて巨大なハチを見つけたら、まずは焦らないことです。見た目のインパクトは強烈ですが、攻撃的ではありません…という補足知識でした。
- 【解決】軽井沢は「いつから暖かくなるのか?」という問いに本気で答える
- 2020年コロナウィルス騒動+「来軽観光客」で軽井沢に「敵対心」が生まれている
- 【がっかり?】軽井沢移住前に知っておくべき大事なこと(負の面までお伝えします)