バンコクにとんでもないホテルを見つけました。
一言で表すならば…「世界一周ができるホテル」!
心を鷲掴みにされた@Shunya_Ohiraです。
あまりにも気になって、夜も眠れなかったので、快眠のためにも実際にそのホテルに宿泊しました。
「世界一周ホテル」に泊まった結果をご紹介します。
あのバンコクに世界一周できるホテルが?
バンコクといえばタイの首都であり、バックパッカーの聖地ですね。
ピンからキリまで、色々なホテルがあることは容易に想像できます。
お目当てのホテルの名前は「Around the World Bed & Breakfast」です。
「さあ、かかってきなさい」と背筋を伸ばして、朝6時(迷惑な宿泊客)に門を叩きました。
溢れ出すホスピタリティー
チェックイン当日の早朝から押し掛けたにも関わらず、満面の笑みで迎えてくれた1人の女性。
あまりにも、朝6時とは思えないハツラツぶりに、一気にペースを持って行かれました。
話をすると、この女性、ホテルのオーナーさんだそうです。
オーナーという立場にありながら、早朝からフロントでハキハキと…恐るべし。
チェックインまで時間があるということで、「周辺で観光するなら…ショッピングなら…週末には…」と地図上で、次々と旅人が泣いて喜ぶ情報を教えてくれました。
この瞬間からオーナーさんの虜です。
このホテルには世界中の色々な国をテーマにした部屋があるのですが、私が選んだのは…そう、日本です。
その様子がこちら!
第一ラウンド:「日本」の部屋に泊まってみた
第一ラウンド:部屋の名前=Sumo Village
奇麗な畳も常備されています。和を感じますね!
日本に住んでいた頃の私の部屋よりも…日本です!
改めて感じる日本絵画の美しさ。江戸時代の浮世絵師、喜多川歌麿ですね。
洗面所では海岸のテイストと竹が調和しています!
紙素材ではないものの、ちゃんと障子がある!
ドアを開けた瞬間からそこに広がるのは、繊細な和の空間。
少し廊下のような空間があり、ここには作業用のテーブルもあります。
先にあるのは引き戸。
これを開けると、なんと畳の部屋が。
ちゃんと布団もあります。
すっかりテンションが上がった私は、チェックアウトの日に、オーナーさんにこう告げました。
「もう一泊延長します。部屋はバリ島でお願いします!」
第二ラウンド:「バリ」の部屋に泊まってみた
第二ラウンド:部屋の名前=Bali Hut
今度は日本の格式から離れ、バリの楽園の雰囲気を味わいましょう(テンション高め)!
パリではなくて、南国の方のバリ(インドネシアの島、バリ島)ですよ。
ベッドの頭側にある装飾が素敵ですね。神秘的なイメージでしょうか!
洗面所の壁紙がまさに島の空気感を表しています。
見上げると南国感いっぱいの鳥を発見!
完全にお洒落でした。
まさに、バリ島のリゾート地から一室をごっそりと持ってきたかのような雰囲気です。
迷わずフロントへ向かいこう告げます。
「もう一泊だけ延長します。部屋はサイアムでお願いします!」
第三ランド:「サイアム」の部屋に泊まってみた
第三ラウンド:部屋の名前=Siam City
サイアム…?
サイアムとはかつてタイに対して使われた呼び名です。
一時期、サイアム/Siamと呼ばれていたのですね。
これがかつての人々が愛したかもしれないデザイン…!
中でも上流階級の人たちでしょうか。
なんだか「巨大なうちわ」が似合いそうな空間!
壁の竹素材がおしゃれ!
木の落ち着く香りが漂います。
あ、ひょっとして巨大なうちわでしょうか!
毎回お手洗いやシャワーのデザインが違って、丁寧な仕事ですね。
タイといえば像ですね。可愛い像がお迎えしてくれます!
いかにもタイ(サイアム…?)な絵画も絶妙にマッチしています。
もう一度だけフロントへ向かいました。
もう皆さん、お気づきでしょう。
「もう一泊だけ延長を。部屋はワイルドウェストで!」
第四ラウンド:「西部劇」の部屋に泊まってみた
第四ラウンド:部屋の名前=Wild West
なにを隠そう、この部屋はアメリカ西部をイメージしてつくられているのです。
いかにも西部劇に出てきそうな雰囲気です。
銃の一つや二つでもあれば…と思ったその時、銃を発見!
帽子の一つや二つでもあれば…と思ったその時、カウボーイハットを発見!
素敵な演出ですね。
ここでとんでもない事実に気付きます。
明日は、バンコクを出発しなければならない。
そこで私は、姑息な手段に出たのです。
そう、それは掃除の時間に他の部屋を全て覗いてみること!
以下、残りの全ての部屋をご紹介します。
(宿泊はしていませんが…見ました)
パリの部屋を覗き見
Image: Around the World Bed & Breakfast
ここに宿泊したら、窓からエッフェル塔の一つや二つ、見えそうですけどね。
Image: Around the World Bed & Breakfast
色使いといい…将来の家づくりのヒントとして参考にさせてもらいます!
インドの部屋を覗き見
Image: Around the World Bed & Breakfast
まさに、インド映画で目にしたことのある色使い!…といったところでしょうか。
Image: Around the World Bed & Breakfast
絨毯やベッドカバーといった細かいデザインにセンスを感じます!
アフリカの部屋を覗き見
Image: Around the World Bed & Breakfast
こちらの部屋はドミトリーになっています!
Image: Around the World Bed & Breakfast
低予算で旅をしたいバックパッカーのニーズもここで満たされる訳です。
カサブランカの部屋を覗き見
Image: Around the World Bed & Breakfast
カサブランカ在住歴1年を超えた私からのコメントです。
…美しい!うまく特徴を捉えていますね。
Image: Around the World Bed & Breakfast
カサブランカの普通の家より数倍イイ感じなのでは?…とすら思います!
中国の部屋を覗き見
Image: Around the World Bed & Breakfast
最後にご紹介するのが中国です!
Image: Around the World Bed & Breakfast
改めて、「よく全ての家具を揃えたなぁ」と感心してしまいます!
結果:完全なファンになりました
私はAround the World B&B Bangkokの完全な虜です!
こじんまりとした外観ながら中に入ってみるとこんなに夢のような世界が広がっています。
オーナーさんは実際、バックパッカーとして世界中を旅していたそうで、
そんな、あらゆる国での旅の経験が詰まったホテルをバンコクでつくったのです!
「自分も個性を出したゲストハウスをつくってみたいな」という気持ちになりませんか?
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