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モロッコ在住の@Shunya_Ohiraが曝露します。
モロッコは…油断すると危険な国なのです。
Useful link: Lonley Planet, Nomadic Matt
モロッコ旅行は危険…!?
モロッコをこよなく愛する私だから正直に言います。
モロッコには危険な要素があります。ほとんどの人が「いい人」なのですが、その中にはとんでもない悪人もいます。そこで、モロッコを旅行する皆さんが危険を回避できるように、徹底的に裏技をお教えしましょう!
モロッコ旅行の危険1: 巧妙な泥棒たち
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モロッコには残念ながらスリがたくさんいます。それは観光地になればなるほど酷いものです。たとえばマラケシュのスーク(市場)を観光する時には細心の注意が必要です。「きれいなランプ!わあ、絨毯も素敵!」と見ほれていたら、知らないうちにお財布が引き抜かれているかもしれません。
泥棒に襲われないための対処法は?
かばんは必ず口の閉まるものにしましょう。「手で持つタイプ」のバッグは要注意です。そのままひったくられてしまう可能性があります。最低限、肩にかけられるショルダーバッグにして下さい。さらに、ズボンの後ろポケットに長財布を入れるなんてもってのほかですね。日本ではこれをしている人を見かけます。なぜなら、それをしても大丈夫な程、安全な国だからです!
モロッコでは(というよりも他の多くの海外で)完全にNGですよ!バックパックを背負っている場合には、人が混雑している場所では、前向きに抱えるのがコツです。油断は禁物です。さらに、泥棒はあなたに目をつけたら、すぐ盗みを行なわず、様子を伺います。人ごみの中から、急に人通りが少ない場所に移動する時にも注意が必要です。誰かにつけられていないか、いつも注意するようにしましょう!
モロッコ旅行の危険2. 女性を狙う犯罪者
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これは特に許す訳にはいかない犯罪です。モロッコでは(ふつうの人々はちゃんとしている、いい人ですが)ある程度の、危険な人たちがいます。モロッコにいると、悲しいかな、男が性的な欲求を満たすために女性を襲う事件は、チラホラ耳にするものです。中には、高齢の女性を狙ったものもあります。許し難いかぎりです。
女性がモロッコ旅行中に襲われないためには?
まずは相手を知ることです。大抵このようなトンでもない犯罪に手をそめる人というのは、薬物の使用で頭がおかしくなっています。そのような人がたくさんいるかといえば、そんなことはありません。しかし、モロッコ旅行中に、「少し変な動きをしているな」と思う人を目にする可能性は十分にあります。まずは、そのような人から距離を置きましょう。全員が全員悪い人という訳ではないのですが、何かあってからでは遅いので、「距離を取る、話しかけても関わらないでその場を去る」ようにして下さい。さらに、女性は服装選びにも注意が必要です。イスラム教の国の中で、モロッコは比較的寛容なドレスコードを持つ国ではあります。しかし、むやみにセクシーな服を着て、道行く人を誘惑する必要もないでしょう。
モロッコ旅行の服装選び!恥をかかないための8つの鉄則
モロッコ旅行の危険3. 助けてくれない警察
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モロッコで警察を頼ることは、あまり考えないのが得策です。「何かあったら警察が助けてくれるから」という甘えは捨てて下さい。現行犯であれば、もちろん、ちゃんと動いてくれます。つまり、近くに警察がいて、あなたがモロッコ人に襲われたなら、その場で犯人を追いかけたりしてくれるでしょう。しかし、そうでもない限り、警察はなかなか動きません。私は、これまで散々、モロッコ警察を当てにしようとしましたが、ことごとく、「証拠がないからダメだ」の一言です。
何かあった時に警察に助けてもらいたいなら?
少なくとも「警察が助けてくれる可能性」を保ちたいならば、「証拠」を日頃から意識することです。ものを買ったなら、必ず領収書をもらいましょう。後で「偽物だった」り「壊れて動かない」などの問題が発生した時に、証拠となってくれます。私の経験ですと、紙の証拠が一番強いですね。もちろん、問題が起こった時に、写真を撮ったり、ビデオを撮るという手もありますが、これでは相手を怒らせて、より危険な状況を招いてしまう可能性があります。高価な買い物をする時などには、必ず「紙の証拠」つまり、レシートや領収書をもらい、保管するようにして下さい。
モロッコ旅行の危険4. お金にまつわる危険な行為
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これは…最も遭遇する可能性の高い危険かもしれません。もう一度確認までに言いますが、大多数のモロッコ人はいい人です。しかし、中にはとんでもない詐欺師のような人間もいます。絶対に、日本の皆さんには、そのような悪人の被害に会って欲しくないので、忠告します。お金にまつわるやり取りには、130%の注意を払って下さい。典型的な詐欺行為が、タクシーかレストラン、お土産屋でしょう。正規の値段の10倍を吹っかけて来ることはザラにあります。私がモロッコ人の友人とマラケシュ散歩をしていた時でさえ、10倍の値段を言われて、さすがに二人で顔を見合わせて笑ってしまいました(*その後は、皆さんのためにも、本気で長時間に渡って激怒の説教をしておきました!)。
お金にまつわる被害に遭わないためには?
まずはタクシーのパターンです。タクシーは基本、メーター制ですが、中には観光客に対してメーターを一切使わず、到着した瞬間に正規料金の10倍(出ました、御馴染みの10倍です!)を払わせる、とんでもない悪人がいます。タクシーに乗る前に、「①行き先」を告げます。次に乗り込んだら「②メーターを使うように」言いましょう。無視されたら怒鳴るくらいでいいと思います。着いたら、メーターに表示されている値段のみを払います。チップはいりません。「おつりがない」と嘘をつくドライバーもいるので、タクシーに乗る前には20ディルハム紙幣や、10ディルハムコインを用意しておくと完璧です!タクシーで100ディルハム(またはそれ以上の)紙幣を使うことはまずありません。
次にレストランやお土産屋での生きる知恵です。おつりには細心の注意を払って下さい。こんな話があります。なんと、モロッコ人でさえ、モロッコ人にぼったくられることがあるのです。お人好しは損をするという…悲しい話でしたね。こないだピザハットの宅配を頼んで、持って来てくれた人にお金を払った時にも同じようなことがありました。その男は、おつりを二回に分けて渡したのです。一回私に手渡します。「え?足りないんだけど?」という顔をすると、「しょうがないな」という顔で、残りのおつりを渡したのです。さすがに激怒しますね、これには。気付かないでいると、少ないおつりしかもらえないという危険があります。しっかり数えましょう!
危険を乗り越えて素敵なモロッコ旅行を
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