「come to a crawl / bring *** to a crawl」の意味と使われがちな場面

 

今回ご紹介する表現は「come to a crawl / bring *** to a crawl」です。敢えてこのような書き方をしていますが、特に熟語やイディオムとして覚えるべきものではありません。

 

ただ、面白いと思い扱うことにしました。英語の記事を読んでいるときに遭遇して、この表現は「日本語的な読み方だと理解しづらいかもしれない」と感じました。

 

それぞれの意味はこのようになります。

 

  • come to a crawl = 遅くなる
  • bring *** to a crawl = *** を遅くする

 

どちらも「遅くなる/スピードが低下する」という意味です。文法的に考えると「come to + [名刺]」は「[名刺]になる」という意味です。そもそも「come」には、何か他の状態に変化するという意味合いがあります。

 

そして肝心の「crawl」は「ゆっくりとした動き」という意味になります。もともと、赤ちゃんがハイハイする動作のようなものを「crawl」と言います。そこから、ゆっくりとした動きが連想できますね。

 

結果として、全体をまとめると「ハイハイのような動きになる」→「遅くなる/スピードが低下する」となります。

 

この表現はウェブ関係でよく使われます。例えば、ブラウザの読み込みが遅くなるといった具合です。具体的には、以下のような用例が見つかります。

 

「whenever I download a large file all existing internet connections come to a crawl…」(参照:tom’s HARDWARE)

 

これの意味は「大きなファイルをダウンロードするといつも、全ての既存の(利用中の)インターネット接続が低速化する」となります。

 

 

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「come to a crawl / bring *** to a crawl」の意味と使われがちな場面