フィンランドの治安は?知らなきゃ損する7つのこと(ヘルシンキ等一人旅の治安)

 

フィンランドの治安は?知らなきゃ損する7つのこと(ヘルシンキ等一人旅の治安)

Image: Nordic Travel

 

フィンランドの治安をまるごと網羅

 

フィンランドの治安を徹底的にご紹介します!

フィンランドの中でも観光客が最も訪れるヘルシンキをメインに、さらにフィンランド全体に言える治安情報が満載です。旅行の危険を100%回避して楽しいひとときにできるように、この記事をご活用下さい!

 

Useful source: Virtual Tourist,GOV.UK

 

1. スリやひったくりに注意

 

フィンランドの治安は?知らなきゃ損する7つのこと(ヘルシンキ等一人旅の治安)

Image: Reddit

 

フィンランドの治安についてまず気をつけるべきは、スリやひったくりといった軽犯罪です。フィンランドはリラックスして普通に旅行を楽しむことのできる治安のいい国ですが、だからこそしっかりと注意をしながら旅行をすることが重要です。スリを防ぐためには、まず持ち物を変えるところからです。例えば、口の閉まらないカバンよりもチャックつきのものを選ぶようにしましょう。さらに、ただ手に持つよりも肩からかけた方がカバンごとひったくられる可能性を下げることができます。バックパックで旅行する場合には、混雑した場所では前に抱えるといいでしょう。例えば、混んでいる電車内では前向きにリュックを持つ習慣を心がけて下さい。フィンランドでの盗難の危険は、第一に油断からやってきます。治安のの雰囲気だからといって、この内容を忘れてしまわないようにして下さい。

 

2.  置き引きは完全に自分の責任

 

フィンランドの治安は?知らなきゃ損する7つのこと(ヘルシンキ等一人旅の治安)

Image: via Pinterest

 

置き引きは、意外と日本人観光客が被害にあいやすい犯罪です。というのもフィンランドにいると治安のよさを感じて、日本にいる時と同じような振る舞いをしてしまうからです。日本では、ちょっとしたタイミングで、かばんなどの荷物を席においたままにすることがありますよね?例えば、カフェやレストランです。通常レストランやカフェは危険ではありません。しかし、例えば、荷物を置いた場所がカフェの出入り口付近であれば、それは「店を出る時に持っていって下さい」と言っているようなものです。あくまでも日本の安全な感覚はリセットしましょう。

 

3.  観光客である自覚を持つこと

 

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Image: City Jungle

 

観光客が狙われやすいという事実を決して忘れないで下さい。つまり、どれだけフィンランドが安全であっても、その中で一番のターゲットとなりやすいのが「私たち」だということです。シンプルに考えてみましょう。観光客が盗難の対象となりやすいのですから、当然、観光客がたくさん集まる場所では注意が必要です。自分がフィンランドの、例えば、ヘルシンキのどこにいるかを常に意識するようにして下さい。これによって、どれだけ気をつければいいのかの「オンとオフのスイッチ」が切り替えられるはずです。日本の観光客が集まりやすい場所はどこだと思いますか?例えば、マーケットや、ショッピングモールは気をつけましょう。多くの商品を両手に持ち、油断しきっていると盗難の格好の餌食になってしまいます!

 

4. 運転する時に注意するべき動物

 

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Image: Newsweek

 

フィンランドの田舎の道で車を運転する場合には、ある動物に注意して下さい。それがヘラジカです。フィンランドは自然が豊富な国です。そんな場所だからこそ、森から何気なくヘラジカが出て来て道路を横断することもあります。もともと動物が住んでいた場所に道路をつくったのは人間です。私たちが動物の生活を尊重するようにしましょう。運転をする場合には、ヘラジカの道路横断に気をつけて下さい。実際、フィンランドではヘラジカと車の衝突事故が毎年大量に発生しています。ヘラジカは私たちの想像するよりも巨大で屈強な動物ですが…事故は、彼らの命を奪ってしまう可能性があり、さらにあなたの命も脅かすほど危険なものです!

 

5. 車が故障した!…という嘘?

 

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Image: Worldwide Elevation Finder

 

こんな不思議で巧妙なトラブルもあります。車を運転していると、目の前には、車が故障して立ち往生をしている2人組が。車を停めて助けてあげようとすると…なんと、ガソリンを買うためのお金をせがんだり、偽物の宝石を売ろうとしてくるとのこと。また、「近くまで車に乗せてくれ」とお願いするパターンもあります。ただ送ってあげるだけならいいのですが、攻撃的になったり、脅しをする事件も発生していますので、十分に気をつけて下さい。その中の典型例としては、2人組の東欧系の男がこの手口を実行しているようです。もし車を運転する際には、頭の片隅に入れておいてもいい情報でしょう。

 

6. フィンランドがゴーストタウンに?

 

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Image: via Flickr

 

フィンランドがゴーストタウンのように静まりかえる時期があります。それが、夏至祭りのユハンヌスです。これが開催されるのはもともと、毎年6月24日でしたが、今では6月20〜26の中の土曜日というようになっています。土曜日にこれが開催されるので、その一日前の金曜日は夏至祭イヴとなります。油断しているとこの日から大変な孤独感を味わうことになるかもしれません。というのもイヴである金曜日のお昼過ぎ1時頃からお店が閉まってしまうのです。ちなみにバスの時刻表も特別なもので、かなり運行がなくなります。何も知らないでこの時期にフィンランドを旅行すると…大パニックになってしまうことでしょう。土曜日の夏至祭当日には、時間帯によってはバスや電車といったほとんどの交通機関が止まるので、タクシーしか使えないことになってしまいます。もちろんタクシーは決して安くはありません…。

この夏至祭りの時にはコッコ(kokko)と呼ばれるたき火を湖の近くで行なう伝統があり、多くのフィンランド人がヘルシンキなどの都会から田舎の方にある地域へと移動します。そのような意味で都会の不気味な静けさを感じることもあるでしょう。

 

7. フィンランドのサウナは超オープン?

 

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Image: FulbrightCenter

 

フィンランドといえばサウナを忘れてはなりません。日本でサウナに入る時にはふつう裸ですね。水着などは一切着用しません。これは世界的には珍しい傾向です。そして気になるフィンランドはというと…裸です。恥ずかしい場合にはタオルを着用しても大丈夫ですが、フィンランド式を心から楽しみたい場合には裸になって体中でフィンランドの空気を感じましょう。「海外だと…どのタイミングで裸が許されて、どの場面ではNGなのかわからない!」という悩みはあるものですよね。それぞれの国で文化の違いがあるものですし、特に裸に関してはセンシティブになるものです。ただ、フィンランドでは、サウナ内でオープンであることが完全に許されています!

 

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