トレッキングという言葉をお聞きになったことはありますか?
正直私は、自分がネパールに住むまでまったく縁のない言葉でした(笑)
トレッキングとはオランダ語で旅をする(trek)という語源にちなんでいます。
登山は山頂を目指してひたすら登り続けるのに対し、トレッキングは山の中を散策することが目的です。ちなみにハイキングはもっと軽装で周りの景色を楽しんだり、健康のために行うものと定義していいでしょう。
ですので ハイキング⇒トレッキング⇒登山
といった順番で本格度が増してくることになります。
【ネパールといえばトレッキング】というフレーズをよく耳にしますが、そうなんです。
この国はトレッキングの名所!トレッキングをせずに何をする!という方たちもいるとか。
現にネパールの空港に降りたってみると、多くの外国人がトレッキングの装備を持って旅立っていく光景を何度も目にしてきました。
なかなか馴染みがないからこそ、このトレッキングの聖地で体験してみたい。
でも何をどう用意すればいいの?とお悩みの方も多いことでしょう。
そこでこの記事では、トレッキング初心者の持ち物、心得、よく聞く高山病まで全て一挙にお話したいと思います。
1章:トレッキング初心者が注意すべきこと
ネパールに広がる8000m級の山々。
そんな登山家でもないし、登れるわけがない。そうお考えですか?
もちろん登れません!
それは初心者とは無縁の話です。
ネパールのトレッキングスタイルは、もっとずっとシンプル。
ヒマラヤ山脈のふもとに住む山岳民族の人々が 日常的に使う道 をつかって、私たちは 絶景を見ながらトレッキング をするのです。これなら私にもできそう。そう思われましたか?
トレッキングをしたい!でもまず一体なにから始めたらいいのでしょうか。
まずはしっかり目的地と計画を立てましょう。
トレッキングは登山よりハードルが低いとは言え、ルートによってはかなり歩きます。
日帰りでできるものもあれば、1週間以上のトレッキングもたくさんあります。
自分の体力とネパール滞在できる日にちに見合った計画を立てましょう。
体調管理に十分ご注意を
トレッキングは体力勝負です。普段歩き慣れていない人は少しの体調不良でも命取りになります。
当日は最高のコンディションで登ることができるようにしましょう。
トレッキングに向かうまでの道も、山道を車で移動という場合も多々あります。
日本から酔い止めをはじめとする常備薬も持っていくようにしましょう。
個人的おすすめは【アネロン】というこちらの酔い止め。
私も非常に車に酔いやすく、できることなら乗りたくないくらいひどいのですが、この酔い止めは本当によく効きます。
あれ、私車酔い治ったんじゃ!?と錯覚するほどです(笑)ぐねぐねの山道を何時間も旅しなければいけないネパールでは、よく効く酔い止めは必須と言えます。
高山病について知っておく
その名の通り、高い山に登り高度が上がったことによって体に変化が生じます。
例えば 頭痛、吐き気、だるさ、めまい などが挙げられています。
日本は標高が低いので、その低さに慣れて生活していますが、トレッキングなどで突然高所に登ると体が慣れることができず、こうした症状に悩まされます。
対策としては、主に6つのことに注意しましょう。
- ペースを崩さず ゆっくり のぼる
- 疲れたと思ったら、 休みながら登り 立ち止まって景色を楽しむ
- 意識的に 深呼吸 をする
- 一日 2リットル は水を飲む
- 汗をかいたらこまめに 着替える
- 異変を感じたらすぐに ガイドに知らせ 、自分で勝手に対処しない
これぐらい平気だろうという考えはとても危険です!
自分は初心者であることを忘れず、すぐにガイドに頼りましょう。
雨季のトレッキングの敵に注意!
トレッキングのベストシーズンは11月~2月と言われていますが、雨季のトレッキングも花や緑があふれる景色を見られるとあって、人気があるシーズンです。
しかしこの雨季の時期、十分注意しなければいけない最大の敵が!
それは 山ヒル !
雨季の山歩きには必ず問題になります。地面にも葉っぱにも細長いヒルがいたるところに!人が口から吐き出す二酸化炭素に惹かれ、足やお腹、背中から気づかないうちに血を吸われて大変なことになっている可能性大です!
もしこの季節のトレッキングを考えておられる方は、日本から ヒル撃退グッズ をご持参ください。
Amazonなどの通販サイトでも簡単に購入できます。
おすすめは【ヒル下がりのジョニー】
なんともネーミングセンス抜群の商品ですが、ヒルに効果テキメンというレビューがたくさん寄せられています。
もしヒルに血を吸われてしまった場合、無理に引き剥がすのはやめましょう。もっと悪化してしまいます。
ライターの火 や 塩 をかけるとポロっと落ちます。
ヒルの残したヒルジンという血を固まらせない化学物質のため出血はなかなか止まりません。
水でよく洗って、血と一緒に洗い流してしまいましょう。
2章:ヒマラヤトレッキングツアーの選び方
異国の地で、しかも右も左も分からないまま、新しいことに挑戦するのは危険です。
安全うんぬんだけではなく、現地で時間を無駄にしてしまったりストレスを溜めてしまう原因にもなります。
一番安心なのはツアー会社にお願いしてしまうこと。
日本語のガイド がついたり、 日本語対応してくれるツアー会社 はたくさんあります。その際、自分が初心者であること、不安なことは全て話しておくようにしてください。
手配の方法
トレッキングツアー会社は調べるといろいろ出てきます。
ネパールまでの往復航空券から全て手配してくれるものもあれば、空港~トレッキング~帰国までを対応しているツアーもあります。
言語が不安な場合や初心者の方は、旅行前に 予算や滞在日数を伝えてアレンジ してもらうのがいいでしょう。
その際、日本語ガイドがいるかどうかも確認しておくことが大切です。
安いツアーに飛びついてはダメ
目的地も日程も同じ。でも調べていくとその値段の開きが大きいことに気づきます。
安ければ安いほうがいい、と思われるかもしれませんが、気を付けないとここに落とし穴があるかも。
安いからここでいいや!と即決せず、自分が期待するサービスと料金が見合うかどうか、じっくり確かめてください。
3章:トレッキングの費用
さて、トレッキングの心構えはここまでにして、いざお金の計算に入りましょう。
トレッキング費用は日数、場所によってかなりの開きがあるので一概に言うことはできないのですが、予算の目安として挙げてみます。
航空券も含む場合: ¥300,000~500,000 -ほど。(旅行会社や目的地によって変動あり)
航空券を含まない場合: ¥60,000~150,000 ほど。(旅行会社や目的地によって変動あり)
旅行の計画を立てたり、煩わしい連絡のやりとりをしたくない方は航空券含むツアーで。
トレッキングだけでは物足りない!もっといろいろなところを巡ってみたい方は、個人ツアーを頼むとよいでしょう。
4章:おすすめのトレッキングプラン
いよいよトレッキングが具体的になってきました。
初心者にオススメ、さらに絶景も楽しめるプランを3つご紹介します。
気軽に一泊二日でポカラ~ダンプスへ
絶景もしっかり見たいけど、時間もないし手軽に楽しみたい!
そんな方には是非 ポカラからダンプス を訪れてみることをおすすめします。
観光地ポカラからタクシーで約30分走れば、トレッキングの入口フェディに到着します。
そこから一時間弱登りが続き、見えてきた集落がダンプスです。
いくつかのゲストハウスがあるのでそこに泊まり、夕焼けに染まる美しい山々を楽しめます。
さらにもうひと登りしたい!という方はダンプスからさらに上へ登り、 オーストラリアンキャンプ まで行ってみましょう。
ダンプスよりも、ぐっと近くなったヒマラヤ山脈が目の前に迫ります。
特にそこから見る朝日は最高!軽食を出してくれるホテルもあるので、澄んだ空気をたくさん吸い込み優雅な朝食をとってみては?
しかしながら、ネパール在住のくせに私、山より海派なんです(笑)なのであまり山には興味がなく、たくさん歩いて山をみてすぐ帰ってしまうのは、なんだかつまんないなと思っていました。しかし友人たちの「絶対見たほうがいい!」コールにゴリ押しされ登ったわけなのですが。
結果:大感動!!!でございました!写真もたくさん撮りましたが、やはり 肉眼で見る感動は格別 ですね。実は来月もう一度見に行く計画があります。すっかりヒマラヤの虜になってしまいました。
ですので、別に山とかイマイチの方にもこのトレッキングプランはとってもおすすめです。短時間で、感動が味わえるのでぜひトレッキングの ベストシーズン(11月~2月) にお越しの際は挑戦してみてください。
関連記事:9割が誤解?カトマンズ在住が語るネパールのベストシーズン(雨季,乾季,気候を徹底解説)
エベレストが見に行ける!ルクラ~ナムチェへ
折角なら山の王様、エベレストをみたい!と意気込んでいるあなた。
初心者でも見ることができるルート があります!4泊5日でエベレストを見に行きましょう。
カトマンズから ルクラ までは飛行機で。もう、その場所は標高2840m。
あたりは山に囲まれています。
1日目:ルクラから4時間歩いてチュモアという村を目指しましょう。
2~3日目:3時間半歩いてナムチェまでいきます。途中600mの急な坂を登るポイントが有り、かなりきついですが自分にペースで一歩一歩登っていけば大丈夫。そしてこの坂の途中にエベレストが見られるポイントがあるのです!頑張ったかいがありました!
4日目:ルクラに泊まり、5日目に飛行機で再びカトマンズに帰ります。
感動と興奮の4泊5日になること間違いなしです!
世界で最も美しい谷へ。ランタントレッキング
カトマンズの北にあるランタン谷は1949年に、イギリス人探検家ティルマンが「世界で最も美しい谷の一つ」として ランタン をあげたことで有名になりました。
この谷は他のトレッキングルートよりも緑が濃く、動植物が豊富なのでバードウォッチングをしたり、高山植物をみながら歩きたい方におすすめのルートです。
1週間のトレッキングルートはこちら。
1日目:カトマンズからバスでシャブルベシへ。所要時間は約7時間。バスはとても混むので予約は必須です。
2日目:シャブルベシからラマホテルまで向かいます。途中温泉がはいれるロッジがあるのでそこで休憩していきましょう。
歩行時間は約5時間半
3日目:ラマホテルを出発し進んでいくと、ランタン(7000m級の山)が姿を現し、ヒマラヤの美しさに感動できるはず。
5時間半のトレッキングで標高は3000mを突破します。くれぐれも高山病にはご注意ください。
4日目:ランタン~キャンジン・ゴンパ
平坦な道を40分ほど歩くとチベット人の集落を通ります。宿泊施設もありますが、事前の確認が必要とのこと。
あたりは雪と山々が織り成す銀世界。ここまで頑張ってよかったと思える感動の景色です。
5日目~7日目:宿泊しながらカトマンズへ戻ります。ちなみに帰りは楽して帰りたい方のために、ツアー会社によってはヘリコプターが用意されているプランもあります。一度確認してみましょう。
5章:ヒマラヤトレッキングにおすすめの服装
トレッキングの服装の基本は ①温度調整がしやすいこと②身動きしやすいこと です。
気温は100m登るたびに0.6℃下がります。トレッキングでは急な上り下りや強風に見舞われることもあるので注意しておきたいポイントですね。トレッキングの服装は基本重ね着です。
これを基本に!3レイヤーの掟
3レイヤーとは肌着、中間着、外着の3つのことです。
例えば肌着には半袖や長袖の薄地シャツ、中間着には薄手のフリース、外着にはダウンジャケットなどが挙げられます。
下着は着慣れた擦れにくいものを。せっかくだから!と新調して、いざ旅行中にあわないことが気づいたら大変です。
肌着は吸水速乾性のものを選んでください。
この3レイヤーの中で一番大切なのは肌着といっても過言ではありません!
中間着は 気温との兼ね合い で選びます。標高3000m以上なら厚めのフリース、3000m以下なら薄めのフリースを選んでおくのが無難でしょう。
外着はレインウェアと併用できるものが荷物が少なくなるためおすすめです。
素材は水を防ぎ湿気を逃がすゴアテックス製品のものを選びましょう。
6章:トレッキングタイツの選び方
トレッキングや登山者の服装といえば、足首まですっぽり隠れるタイツを想像される方もいると思います。
普通の長いタイツと一体何が違うのでしょうか?
実はトレッキング用タイツには2種類あるのです!
コンプレッションタイプのタイツ
コンプレッションタイツは足に適度な圧力を加えることにより血行を促進する効果があります。
これによって疲れを軽減してくれたり、むくみを防止してくれるんですね。
また下半身が冷えやすいという人にも、こちらのタイプがおすすめです。
サポートタイプのタイツ
コンプレッションタイプとは変わり、サポートタイツはテーピングのような役割を果たします。
普段あまり運動をしてない人が痛めやすい関節をしっかりサポートし、怪我の防止に役立ちます。
膝や腰に不安のある方はこちらのタイプがおすすめです。
7章:トレッキングスパッツの選び方
続けてご紹介するのが トレッキングスパッツ についてです。別名ゲイターとも呼ばれるスパッツ。
上記のタイツと同じじゃないの?と疑問に思われたでしょう。
そうなんです、全く別物です!
トレッキングで使われるスパッツは、レッグウォーマーのように使います。
ふくらはぎから足首まですっぽりと覆い、靴とドッキングさせます。
それによって以下の効果が得られます。
- 靴の中に 小石や雪が入るのを防げる
- 汚れ を防ぐ
- 足首を守る 防寒具 になる
なるほど、結構重要ですね!
ではどのように選んでいけばいいのでしょうか。
長さを選ぶ
スパッツにはショートタイプとロングタイプがあります。
ショートタイプの利点は、 動きやすく低価格 。 通気性に優れている ことです。
デメリットをあげるなら、保護範囲が少ないことでしょう。
ロングタイプはあらゆる悪環境からも、足を守ることができます。
逆に保護する範囲が大きくなるため、動きにくく通気性も落ちてしまいます。
軽めのトレッキングならショートタイプで十分と言えるでしょう。
逆に雪深い場所まで出かけるのであれば、ロングタイプを使いしっかり保護しましょう。
素材を選ぶ
ヒマラヤトレッキングに雪や雨は付き物。
そのため必ず防水透湿素材のものを選びましょう。
サイズを選ぶ
スパッツにもサイズがS,M,Lと用意されています。
女性用であれば、ふくらはぎのサイズが少しゆとりがあるものも、各メーカーから発売されています。
しかしメーカーによってサイズはまちまち。
自分はMかなと思って履いたら、実際ぶかぶかだったなんてことも。
できるだけ実店舗にいってトレッキングシューズ持参のうえ、購入されることをおすすめします。
8章:トレッキング靴下の選び方
たかが靴下、されど靴下。
侮ることなかれ、靴下一つでトレッキングの快適さが、かなり変わるのです。
人は一日歩き続けるとコップ半分ほどの汗をかくそうです。そのため通気性や速乾性に優れていない靴下でトレッキングを続けると、おわかりでしょう。
かなり不快な気分になってしまいます。
快適なトレッキングのため、靴下も気を抜かず、しっかり選びましょう。
素材と厚さ
一般的な素材の綿の靴下よりも、 メリノウール という素材を使った靴下がおすすめです。
メリノウールは着心地の良さと、保温性の高さ、防臭効果の高さで知られています。
また速乾性に優れお手頃価格の 化繊靴下 も人気です。
この2つの素材を組み合わせた 混合靴下 も売られていますよ。
さらに靴下の厚さも薄手から極厚手まで様々です。二重履きするのも一般的だとか。
ヒマラヤのトレッキングなら、厚手のものを選んでおくのが無難でしょう。
靴とのフィット感も重要です。 靴下を選んでからトレッキングシューズを買う ようにしましょう。
9章:トレッキングザックの選び方
トレッキングが何日もかかる場合、荷物をリュック1つにまとめなければなりません。
1泊2日の荷造りだけで大荷物になってしまう!そんなに持って何日も歩けない!
でも心配には及びません。
もちろん荷物を減らすことは気をつけなければなりませんが、多くの場合ポーター(荷物持ち)を雇ってその人がトレッキング中の荷物を運んでくれます。ありがたいですね!
しかしもしかすると自分で運ぶご予定の方もいらっしゃるかもしれません。
大きく分けて2種類ある トレッキングザック&デイパックの選び方 をご紹介します。
大容量のトレッキングザック
別名バックパックとも言われるこのリュックは、およそ40~80ℓ容量があり、たくさんの荷物を詰め込むことができます。
また山歩きのために、物を取り出しやすかったり体に負担がかかりにくいよう、設計されています。
選ぶポイント① 【自分の体にあっているか】
自分の首の一番飛び出ている骨から骨盤までの長さと、ザックの背面の長さがあっているか確かめましょう。
またウエストベルトも肝心です。
ゆるすぎず、きつすぎないぴったりの長さを選んでみましょう。
選ぶポイント② 【容量と旅程が見合っているか】
大は小を兼ねる、と言いますが、ここではぴったりの容量のザックを選ぶようにしましょう。
大きすぎるザックを買ったはいいものの、実際パッキングしたら空間が余りすぎた。
そうなってしまうと、トレッキング時の負担になってしまいます。
もし自分で背負うのであれば10kg程度にとどめるべきなので、容量は60ℓのもので十分でしょう。
預け荷物も何kgまでと指定されている場合があります。 極力荷物は少なめに、最低限のものを準備するようにしましょう。
普段遣いにもできるデイパック
一般的なリュックサックがこちらです。日帰りのハイキングなどに使われます。
上着や水を入れるためなので、20ℓもあれば十分でしょう。
これはポーターを使われる方でも、自分で背負うものになります。
使いやすい 、そして 背負い心地が良い しっかりとした作りのものを選びましょう。ウエストベルトが付いているものもあるので、各ブランドを見比べて探してみることをおすすめします。
ノースフェイスやコールマン、グレゴリーなどのブランドのリュックが人気です。
10章:ヒマラヤに持って行きたい水筒
水分補給はトレッキングの要とも言えます。
なぜならこまめな水分補給は高山病を予防できるからです。
わざわざ水筒なんて持っていかなくても、ペットボトルのミネラルウォーターで十分とお考えですか?
しかしその空になったペットボトルを、ポイッと投げ捨てることはできませんよね。
美しいヒマラヤを守っていくためにも、ご自身で適切な水筒を持参しましょう。
水筒のサイズ
大きさは1ℓのものがちょうどいいでしょう。
軽く、出来れば保温機能もついていると良いです。トレッキング途中立ち寄ったロッジでお湯をもらえるので、温かい飲み物は体を癒してくれます。
11章:トレッキング用品を格安で手に入れちゃう裏ワザ!?
これまで衣類やザックまでいろいろなトレッキング用品をご紹介してきました。
この記事を読んでくださった方は、トレッキング初挑戦という方が多いかもしれませんね。
もしかすると「たった一回のトレッキングでこんなにお金をかけられない」「日本から持ってくるのが大変そう」
と不安に思われたかもしれません。
そんな方に、ネパールだからできる 裏ワザ をご紹介します!
実は全部現地調達できちゃう
はい、そうなんです。
ネパールはトレッキング大国。
日本だけではなく、海外からもたくさんの外国人がヒマラヤを見にやってきます。そのため、観光客が集まる繁華街には、いたるところにトレッキング用品店が集まっています。
中を覗いてみると、ノースフェイスやモンブランなど大手トレッキングメーカーのロゴが書かれた衣類がたくさん。
しかもありえない価格で売られています。
「どうせ偽物でしょう?」
そうです、 ものの見事に偽物です!
ノースフェイスの正規店がある地区で堂々と偽物を売っているのがネパールです(笑)
しかし偽物といえど、質はなかなかのもの。もちろん正規品よりは劣りますが、十分トレッキングに対応できる質のものがあります。
トレッキング初心者の方も、トレッキングに慣れている方も一度【質の良い偽物】がどんなものか覗いてみてはいかがでしょうか。
ちなみに靴だけは日本での購入をおすすめします。
日本で何日か履いて足に慣れた
ものをもって、ネパールにお越し下さい。
準備が出来たら感動に会いに行こう!
トレッキングに出かけるには、確かに時間と準備とお金が必要です。
でもそれに勝る自然の美しさと、見たことのない世界に心震えることでしょう。
さあ、人生で一度は見て欲しいヒマラヤトレッキングに出発しましょう!