カワ・イジェン火山の“青”
カワ・イジェン火山(Kawah Ijen)という、世にも珍しい“青い炎”を吐く火山に迫ります!
暗闇や岩石に映える“青”は、地球がつくり出した、不気味な絶景です!
Source & Images: Kawah Ijen, The Volcano That Spews Blue Flames
見た目だけで、「絶対危険だ・・・」という確信が得られるから不思議なもんですね。危険な香りがするにも関わらず、ずっと見ていたいような不思議な美しさもあります!
このカワ・イジェン火山(Kawah Ijen)は、インドネシアにあります。インドネシアのジャワ島には、イジェンカルデラという名前の、“火山が集まっているエリア”(活発な火山活動によって凹んだ地形をしています)があり、その中にある火山の一つが、カワ・イジェン火山です。
真っ先に気になるのは、“青い炎”の正体です。・・・より正確に言うと、この青の正体は硫黄です。それでは、順を追って仕組みを見てみましょう!
火山の所々にある“割れ目”から、硫黄のガスが吹き出ます。このガスは最高600℃になるほどの超高温です。これが地上に出て、空気と触れた瞬間・・・発火!その炎の高さは5mほどにもなります。(写真で見て感じるよりも遥かに巨大です!)
さて、ここでもう一つ気になるのが、“流れている青い炎”です。これは、先ほど出てきた硫黄のガスが液化したものです。噴出したガスの一部は液体となり流れながらも、青く燃え続けるという事です!
そして、写真を見てわかる通り、青が最も映えるのが夜です。夜の闇に浮かび上がる青い炎は美しすぎる!
※ちなみにこのガス、人間には有害です。ここを訪れる方はくれぐれもお気をつけ下さい。
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