【驚愕の事実!】イースター島とモアイにまつわる驚くべき7つの事実【きっと、あなたは知らない】

 

イースター島はひそかな人気スポット!

 

日本人に「定番な観光地アンケート」を行ったら、きっとイースター島は、20位以内、いや30位以内には入るんじゃないでしょうか!きっと、そう信じてます。「絶海の孤島に立ち並ぶモアイ像」のインパクトは、日本人の頭の中に爪痕を残しているはずです、多少なりとも。「イースター島なんて、石の顔がいっぱいあるだけの、どっかの島でしょ?」と話を片付けて生きてきたあなたのために、この記事を書きました。イースター島とモアイをもうちょっと、深く知ってみませんか?冒頭の画像で、モアイと人間を見分けられなかったあなた!特に頑張りましょう。

 

前半は、イースター島について、後半はモアイ像の事実を見ていきましょう!

 

Useful source: Geography of Easter Island, Strange Interesting facts

 

1. 本当は「イースター島」という名前ではない

 

チリ、イースター島にまつわる面白い事実--本当の名前はイースター島ではない
「イースター島」は本来の名前ではない

 

実は、本来この島の名前はイースター島ではありません!島に住む住民の言語では「ラパ・ヌイ」(「広い大地」という意味)となります。そして、イースター島があるのはチリなので、チリの公用語であるスペイン語で言うと、パスクア島となります。このパスクアが、復活祭を意味するので、英語にすると、ようやく馴染み深い「イースター島」という呼び方になります。今、世界のいろいろな場所で、現地本来の呼び方を尊重する動きが出ています。例えば、オーストラリアにある巨大な岩はエアーズロックという名前で有名ですが、本来の名前「ウルル」という呼び名が定着しつつあります。こんなかんじで、知らず知らずのうちに使っていた名前が「外から見たもの」であったことを理解することは大事な一歩かもしれませんね。

 

2. イースター島は一度壊滅していた

 

イースター島のモアイにまつわる面白い事実--一度壊滅状態になったことがある
イースター島は壊滅状態になったことがある

 

イースター島は意外と狭いんです。それゆえに、人口の増加とうまく折り合いがつきません。1700年~1800年代にヨーロッパの人々がイースター島にやってきた時の光景が、こう記録されています。モアイ像は打ち倒され、最近、戦争が起きたかのような場所である、と。私たちが慣れ親しんでいるイースター島は、自然の中に佇むモアイ像といったかんじだと思いますが、人口過密による悲惨な時期もあったのです。この島に住む民族間の抗争や資源の不足、さらに外国から進出してきた人々が始めた奴隷貿易によって、1860年頃には、かなり深刻な状態になってしまいました。

 

3. モアイにはちゃんと目がついていた

 

チリ、イースター島のモアイにまつわる面白い事実:モアイには目がついていた
モアイにはちゃんと目がついていた

 

さきほど、モアイが打ち倒された悲惨な状況を話しました。これにはもっと深い理由が隠されています。そもそもモアイが建てられたのは村を守るためです。海を背にして立っていると言われることもありますが、実際にはそのモアイによって違います。この守護神としてのモアイが村の平和の象徴となるので、必然的に他の部族からの標的になります。村を襲い、攻め入ることに成功した暁には、モアイを打ち倒す、というわけです。さらに、今でこそ奥まった目ですが、モアイには、ちゃんとした目がついていました。モアイの目には聖なる力が宿ると考えられていたので、これも攻撃の対象となり、粉々にされてしまいました。つぶらな瞳のモアイがいたなんて想像がつかないですね。

 

4. モアイは、かなりたくさんいる

 

イースター島のモアイにまつわる面白い事実--モアイはたくさんいる
モアイはたくさん(そして個性も多種多様!)

 

一番多い時期では、887体のモアイが立てられていました。現在では、394体にまで減少していますが、それでもかなりの数だと言えます。テレビで私たちが目にする光景と言えば、数体のモアイが一列に並んでいるものです。それだけではなく、たくさんのモアイが島中に存在しているとなると、一つ一つを探して比べてみたくなりますね。

 

5. モアイは予想以上に巨大

 

イースター島のモアイにまつわる面白い事実--人と比べると巨大
モアイは人と改めて比べてみると非常に巨大

 

モアイの写真を目にすることはよくあります(実際、そんなに見ませんけど)。しかし、人物と一緒に写っているものは少ないので、大きさの感覚が掴みにくいですね。実際のモアイは、かなり巨大です。きっと、あなたの予想を上回るんじゃないでしょうか。なんと、大きいモアイでは、70トンにもなります。そんな巨大なモアイを打ち倒したことを考えると、その時代の抗争が相当激しいものだったことがわかります。

 

6. 「モアイは顔だけ」とは限らない

 

イースター島のモアイにまつわる面白い事実--モアイには体がある
モアイにはちゃんと体がある

 

モアイは顔だけ」でしょ?という疑問への回答として・・・そうとも言えますが、そうでないとも言えます。一番最初にモアイがつくられた頃には、実はモアイには下半身がありました。まさかの人型です。今の私たちにとっては逆に不自然ですね。次の時代には、上半身だけになり、その次の時代には、頭の上に大きな岩の装飾がされるようになり、最後にはおなじみの姿になっていきます。

 

7. モアイをつくったことで森林が減少した

 

イースター島のモアイにまつわる面白い事実--モアイのせいで森林が減少した
モアイのせいで森林が減少した

 

モアイをつくること」と、「森林の減少」に因果関係があるなんて、興味深い。どんな関係があるのでしょう?決して、モアイが木からつくられた訳ではありません。モアイがつくられて、運ばれる経過にこそ答えが隠されています。科学者の中で言われている最も有力な説に、このようなものがあります。丸太を車輪のように使って、その上に石(加工するのが簡単な玄武岩や黒曜石)から切り出してつくったモアイを乗せて運んだ、というもの。モアイを運ぶために樹木を大量に伐採した、という説はナルホドとなりますね。村を守るためにモアイをつくったのに、それが森林を壊してしまうという・・・。私たちは、歴史から学びましょう!

 

 

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