【空港での過ごし方】飛行機が遅れて死ぬほど暇な時にすべき29の暇つぶし

 

飛行機が遅れたら、空港で何をする?

 

旅をしていれば、いきなり飛行機の出発が遅れることは、珍しいことではありませんね。

 

「そんなときに、何をすればいいのかわからないから、ひたすらにスマホの画面を意味もなくスワイプしつづけて、何かを見ているフリをする」というあなたにご紹介します。とっておきの空港での暇つぶし方法を!

 

Useful source:

20 things to do at the airport when your flight is delayed -Travelettes

50 Things To Do When You’re Stuck At An Airport – Visual.ly

 

第一部:レベル別で見る、空港でするべき暇つぶし

第一部でご紹介する暇つぶしは全て、スマホもパソコンもWiFiもなしでできます。そして、ほとんどの空港でできることです。

 

基本中の基本として、遊び心を持ちつつ、この選択肢は頭に入れておきましょう。

 

1(★☆☆☆☆)最後のコインをかき集めて、何か買えないか挑戦する

 

財布の奥の方やカバンの隅っこの方にコインが何枚か見つかったら、チャンスです。かき集めたお金でチョコを一つ変えたときの感動はなかなかのものですね。空港で買える安いものの定番は、サンドイッチ、チョコバー(などのスナック)、水のペットボトルですね。

 

ちなみに「あ、お金やばい。場所に縛られずどこからでもお金が稼げる人生、欲しい」と思ったら、以下の記事をどうぞ。これから、どんどん「旅しながら稼いでいます」という生き方が広く浸透していくでしょうね。そんな私も、ありがたいことに場所に関係なく仕事ができる生活を送れています。

 

関連記事:【旅を仕事に?】海外旅行をしながら稼ぐ13の方法【誰でもできる】

 

2(★☆☆☆☆)この機会に財布の中を整理してみる

 

けっこうレシートとか入ってるもんですよ。旅先での思い出の買い物や、日本のコンビニで買ったお茶のレシートなどなど。海外のレシートを取っておきたい気持ちもわかりますが、大抵は時間が経つと色あせて真っ白になっちゃうので、もう捨てちゃいましょう。どうしても(経費管理など)取っておく必要がある人には、PDF化できるスマホアプリがオススメです。個人的には、iPhoneでCamScannerを愛用中です。

 

3(★☆☆☆☆)ベンチで横になってくつろぐ

 

 

空港のベンチは、「どれを選ぶか」ですべてが決まります。イスとイスの間に肘掛がついてると横になれません。間違いなく一生で一番、肘掛に憎しみを抱く瞬間です。最初から空港で長時間を過ごすことがわかっている場合には、わりきって、睡眠をサポートするアイテムを用意するのもいいでしょう。空港の床は硬いので、ちょっといた毛布があるだけで大きな違いになります。

 

4(★☆☆☆☆)電光掲示板で都市クイズをする

 

電光掲示板に、都市の名前(飛行機の行き先)がズラッと出ていますね。それを見て、国名を当ててみよう!という愉快なクイズゲームです。

 

 

このような、日本語と英語ではけっこう違う都市名、知ってました??

●プラハ→Prague(プラーグ)●ヴェネツィア→Venice(ヴェニス)●ミュンヘン→Munich(ミューニック)●ワルシャワ→Warsaw(ワーソゥ)●アテネ→Athens(アスンズ)

 

5(★★☆☆☆)航空会社のデスクで情報収集をする

 

次の旅行の情報収集をするのもいいですが、もっとオススメなのがマイルの管理です。もし、旅行先からの帰りに、空港で足止めをくらったら、マイルの申請は確実にやっておいた方がいいです。大事な手順の確認です。マイルの申請方法はいくつかあります。まずは、航空券を購入する際にマイル番号を入力すること。次に、搭乗前のチェックインカウンターで担当してくれる人にマイル番号を見せること。そして、旅を終えてから、航空券の残り(半券)にある情報を入力してオンラインから事後精算。

 

6(★★☆☆☆)バーでお酒に酔いしれる

 

 

飛行機が遅れて待たされると、1分や10分が長く感じますね。そんなときは、時間なんか忘れてお酒を飲めばいいんです。ただ「飛行機に乗る」という最大の目的だけは忘れないでください。そして、あまりにも泥酔すると登場拒否されることもあるので、お気をつけください。

 

ちなみに、オーバーブッキングによって空港での膨大な待ち時間が発生した場合には、お酒を飲む前に、知っておくべきことがあります。面倒な作業かもしれませんが、安心した上で、お酒に心と体をゆだねましょう。

 

7(★★★☆☆)空港を本気で走ってみる

 

 

大丈夫です。けっこうなスピードで走っても、誰も変な目で見てきませんから。ただ、「飛行機に乗り遅れそうな人」だと思われるだけなので、思う存分運動して脳みそをスッキリさせましょう。気をつけたいのは、止まるときだけ。大急ぎで走ってきて、出発が遅れているゲートの前にあるベンチに座ったら、きっと浮きます

 

8(★★★☆☆)デューティーフリーショップで試食を楽しむ

 

皆さんご存知のとおり、空港には免税品の店、デューティーフリーショップがあります。このショップの楽しみのひとつが、ズバリ試食です。一口だけ試食するならレベル1ですね。店で買ったビールを片手に試食品をつまむようになったら堂々のレベル3です。

 

9(★★★☆☆)となりの人と会話する

 

飛行機の遅延は、人との出会いのチャンスです。せっかくなので、となりで退屈そうにしている人と話してみては、いかがでしょうか?空港で話をするきっかけはたくさんありますが、定番は「Where are you from?(どちらの国の方ですか?)」でしょう。いきなりそんな風に話しかけるのでは「え?」となられる可能性もあります。なので、旅人としての共通の目的や関心を話題にするのはいかがでしょうか。例えば、次に乗る飛行機の搭乗ゲートで待っているものの、予定時間をすぎても何もアナウンスがない…といった具合には「〇〇行きはここであってますよね?」という確認で問いかけてみることもできます。

 

10(★★★☆☆)Twitterのハッシュタグを使って、同じように空港で足止めをくらっている人を探す

 

iPhoneには、同じ場所でチェックインした人を見ることができるアプリもあるので、それをインストールしておくとさらに便利かもしれません。

 

11(★★★★☆)動く歩道をランニングマシーンにする

 

逆走です。マナーは守りましょう。

 

12(★★★★☆)周りの人を誘ってフラッシュモブをやってみる

 

同じく、暇を持て余す人はたくさんいるはずです。積極的に周りの人を探して、フラッシュモブ!

 

第二部:こんなこともできる!空港次第では可能な暇つぶし

 

 

13. プールで遊泳する

 

なんと、シンガポールのチャンギ空港には乗客が泳ぐことのできるプールがあります。

 

14. 酸素を補給する

 

成田空港には、酸素を吸引できる「酸素バー」があります。「頭が働いてないなー」と思ったら酸素を取るのもいいかもしれません。

 

15. アートを鑑賞する

 

ロンドンのヒースロー空港の第5ターミナルには、アート・ギャラリーがあります。ここで、知的センスを磨くという時間の使い方はありですね。

 

16. 思いきって町に出る

 

シンガポール、アメリカのユタ、トルコのイスタンブールの空港では、乗り換え客向けに市内無料ツアーを催行していることがあります。ツアーにかかる時間を計算し、多少のリスクを承知の上で参加してみましょう。

 

17. 映画をレンタルする

 

日本では知られてませんが、実はアメリカの空港ではよく映画のレンタルができるんです。映画は、機械からパソコンに移す形式なので、パソコンを持ち歩く人はぜひ!

 

18. 没収された品々を見つめる

 

空港のセキュリティのところには、よく透明なケースに入ったものが置いてありますね。よくよく見てみると「こんなものが没収されたのか!」という訳のわからないものが入っています。こないだ、南アフリカの空港でサボテンを見かけました・・・。

 

19. おばけの存在を感じてみる

 

 

アメリカにあるマンチェスター空港には、お化けが出るという噂があります。この空港に行く場合には、気を張った方がいいかもしれませんよ。

 

20. プラネタリウムを楽しむ

 

我らが誇る羽田空港には、プラネタリウムがあります。日本人らしい繊細な心が表れた、粋な施設です。

 

21. 水族館でほっこりする

 

バンクーバーの空港には、水族館があります。飛行機の遅延でイライラした心を落ち着けるにはぴったりですね。

 

22. スパでリフレッシュする

 

ドーハにあるカタール航空のラウンジにはスパがあります。ストレスフリーな空の旅がついに実現したということでしょうか。

 

23. マイカーを買ってみる

 

「お金って勝手に湧いてくるものでしょ?」が口癖のあなたにオススメなのがマイカーの購入です。バーレーンとドバイの空港あたりでお求めください。

 

24. エコな人デビューをする

 

スペインのマドリードには、環境問題についての展示を行っている空港があります。環境オタクになってみましょう。

 

25. ギャンブルで一攫千金を狙う

 

ラスベガスの空港にはスロットマシーンがあります。せっかくラズベガスに行くなら町でやりたい気はしますが、ギャンブル漬けになりたい人にはぴったりです。

 

26. コンサートで盛り上がる

 

アメリカのナッシュビル空港は、なんと年に100回ものコンサートを開催しています。

 

第三部:知的な時間を過ごすための暇つぶしアイデア

 

ふざけるのもいい。酒に酔うのもいい。体を動かすのもいい。でも、頭を使うのはもっといい。

 

そんな知的で、有意義な時間の使い方を愛する方のために、こんな暇つぶしの仕方もオススメします。この項目ではいたって真面目な話をします。

 

27(★☆☆☆☆)小説を読む

 

色々な本がありますが、その中でも時間を忘れることができるのが小説ですね。どうしてもお金をかけずにしっかりした話を読みたいならば、古典作品を読むことをお勧めします。芥川龍之介『羅生門』、夏目漱石『坊ちゃん』などなど。大抵の読書系(本販売)サイトで無料で公開されています。

 

28(★★☆☆☆)数独をする

 

私は世界を旅する中で、いかに、この数独に助けられたことか。数独は英語ではSudokuです。知らなかったという人は、探してみてください。色んな国の空港の本屋で売られています。表紙に数独のマス目が書いてあってSUDOKUという言葉が並んだ本があるはずです。これのいいところは、どんな言語話者でも関係ないところ。英語であろうと何も問題ありません。ただ数字と向き合うのみ。そして、びっくりするくらいのスピードで時間が流れていきます。ちなみに、海外旅行にペンは必須です。このように時間つぶしに使うこともできますし、飛行機内や空港で到着地の入国カードを記入する時にも必要になります。

 

29(★★★☆☆)旅先の言葉を覚える

 

あなたは「できるだけ言葉を覚える派」ですか?それとも「ボディランゲージ信奉者」ですか?私は前者(大がつく言語学習マニア)です。言葉はその国の文化を映し出す鏡であり、逆に言葉がそこの人たちの思考をつくることにもなります(真面目)。もちろん、ガイドブックにある「便利フレーズ」をその都度参照することもできますが、私個人的には、簡単なものを頭に入れることをお勧めします。

 

特に、移動に関連するフレーズは重要です。なぜならば、スピード感が重要視されるから。歩きながら使うフレーズでもあるので、いちいちガイドブックを取り出すのは避けたいもの。スマホの画面を見るにも(治安のよくない国や地域であればなおさら)リスクが伴います。そんな理由から、どの国を旅行するにしても、私はまず移動に関連するもの(特に交通機関の乗り換えの仕方、道を尋ねるもの)を頭に入れて、何も見ないで言えるようにしています。

 

「…に行きたい」という表現は意外と便利です。最低でも「…に行くことが目的なのだ」という意思が伝えられるだけで、現地の人が何とか手伝ってくれるものです。これを基本にしつつ、次に「…に行くには、このバス/電車で合っていますか?」などの、特定の交通機関で使えるものも覚えましょう。旅を始めた当初から活用してきたものとして「…に着いたら教えてくれますか?」というものもあります。バスや電車に乗って、どこかで止まるたびに「…につきましたか?」と聞くのは面倒なので、信頼できそうな人に上の言葉を伝えておくのが便利です。

 

このような、旅をするたびに言語を勉強する習慣をつけると、面白い共通点や違いもわかります。私が今までに旅した国は2020年4月時点でまだ50+数カ国ですが、それだけでも、例えば「ポリス」「インターネット」「ティー」などの言葉は、どの言語でもほとんど似ている、などの面白いことがわかります。ちなみに「お茶(ティー、チャイ、アツァイ)の発音」と「ビール(ビア、ビラなど)の発音」は実際に調べてみたところ、世界的にかなり似通っている(中国の「茶」から来て、これがシルクロードなどの交易ルートをとって世界に広がった)とのことです。

 

ちなみにアルコールという言葉は、もともとアラビア語から来ています。イスラム教でアルコールを摂取することが「宜しくない」とされていることを考えると、面白いものです。このように言葉の語源を調べる時間にしても面白いかもしれません。とっつきやすいのが、英語で「知っているけど、ちゃんと考えたことのなかった」単語を調べることです。例えば「people」といったら「人間(の複数形)」ですが、これが動詞として使われると「〜に住む」という意味になります。極端な例ですが。

 

言語の話になるといつまでも話が続いてしまうので、ここらへんにしておきましょう。

 

関連記事:(実際に勉強した経験をベースにして考える)世界一難しい言語

 

番外編(★★★★★)いっそのこと、空港に住む

 

Iranian Mehran Karimi Nasseriさんは、パリのシャルル・ド・ゴール空港に18年も暮らしていたそうです。世界にはトンデモナイつわものがいますね。どうせやるなら、この記録を塗り替えてみてはいかがでしょうか?ちなみに、この方は、トム・ハンクス主演のあの有名な映画『ターミナル』のモデルになった(映画のインスピレーションになった)と言われています。

 

 

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