知っておきたい世界の変わった食事マナー
世界各国には、それぞれの変わった食事マナーがあります。それを知らずに旅をしていると・・・とんでもなく失礼な事をしているなんてことも!“郷に入れば郷に従え”です。食事マナーを知って、賢く礼儀正しい旅人になりましょう!
それぞれちょっとした質問形式になっているので、どんな食事マナーに気をつけるべきなのか、考えながら読んでみてください。
Source: 25 Strange Food Etiquette Rules You Should Know While Traveling
食事マナー 1:タイでフォークを使う時のマナーは?
(image: Eating Adobo and Rice With a Spoon and Fork)
タイでは、フォークを口の中に入れることはマナー違反とされています。正しいフォークの役目は「スプーンにご飯をのせる」ことです。フォークからスプーンにご飯が移動し、その後ようやく口に入るということですね。
食事マナー 2:イギリスでスープを飲む時のマナーは?
(image: een gronings huiskamercafé)
イギリスでスープを飲む時に忘れてはならないマナーが、スープ皿を傾けることです。この時に、よくやってしまいがちなミスが、「手前に」スープ皿を傾けることです。本当は逆です。「自分とは反対側に」傾けて、奥に溜まったスープをスプーンですくいましょう。(・・・もちろん、こぼれる程傾ける必要はありませんよ。)
食事マナー 3:中国で美味しいディナーの後にするマナーは?
(image: China Mike)
中国で、美味しいディナーを頂いたあなた。お腹もいっぱいで気が緩んで、ついつい“げっぷ”をしてしまいました。しかし、大丈夫です。信じられないかもしれませんが、これはディナーに満足した場合の正しいマナーです!・・・これがわかっていても、親しい仲じゃないとやっぱり“げっぷ”をする気にはなれませんが・・・。
食事マナー 4:メキシコでタコスを食べる時のマナーは?
(image: She Knows Food & Recipes)
メキシコでタコスを食べる時に、何を使えばいいでしょうか?フォークやナイフではありません。手です!メキシコでは手で持って食べるのがマナーです。日本でメキシコ料理店に行くと、フォークとナイフが出されるかもしれませんが、本当は手で食べるものです!日本で言うおにぎり、アメリカで言うハンバーガーの感覚ですね。
食事マナー 5:フランスでパンを食べる時のマナーは?
(image: Eat Simply, Live Well)
フランスで、レストランに入ったあなたは、驚きます。なぜなら、パンがテーブルの上に“直に”置かれている時があるからです。ちょっと待って下さい。「皿を持って来て!」と怒鳴る前に落ち着きましょう。「パンをテーブルの上に置く事」はマナーとして間違っていません。「皿を使わずにパンを置く」のはよくあることです。
食事マナー 6:チリでフライドポテトを食べる時のマナーは?
(image: Flickr)
チリでは、びっくりするくらいに「手で掴んでモノを食べる習慣」がありません。日本だって、そこまである訳ではありませんが、おにぎりを食べる時やフライドポテトを軽くつまむ時には、手で食べますよね?しかし、チリでは違います!フライドポテトを食べる時でも、フォークなどを使うことが正しいマナーです。
食事マナー 7:韓国で年上にお酒を注がれた時のマナーは?
(image: List 25)
韓国で年上の人にお酒を注いでもらったら、必ず両手でグラスを持つようにしましょう!さらに、「食事の席で目上の人が箸をつけるまで他の人は待たなければいけない」というマナーもあります。考えてみれば、両方とも日本では一般的ですね。韓国にある「目上の人を敬う精神」は日本人も多かれ少なかれ、共有しているような気がします。
おわりに
「行った事があるけど、この食事マナーは知らなかった!」と思い当たる節があったのではないでしょうか?せっかく海外を旅行するのであれば、“礼儀正しい日本人”のイメージをどんどんと世界に広めたいものですね。このリストにある国に行く時には、周りの人を観察して、「実際に、どれくらいの人がその食事マナーを実践しているのか」見てみると面白いかもしれません!
- 瞬間移動の実現もすぐそこ?未来のスゴい旅行方法3選(実現間近!) - 2016年11月1日
- 【超欲しい】写真アプリの進化の結果→海外旅行にピッタリな「カメラ専用スマホ」が誕生! - 2016年11月1日
- 【ガチ】海外旅行で泊まれる…世界一怖い心霊ホテル6選(リアルな恐怖) - 2016年10月31日