パリにはたくさんの美術館がありますね。
その数市内に140近く!
そんな美術館を、どのように無料で、効率的に回るかを詳しくご紹介します!
まずは基本情報
毎月第一日曜日を利用する
フランスのほとんどの国立美術館が毎月第一日曜日に解放されます。
ルーブル美術館、オルセー美術館、国立近代美術館、中世美術館、ギュスターブ・モロー美術館、オランジュリー美術館、ケ・ブランリ美術館、ロダン美術館など
午前中、できれば開館前から並びましょう
午後から並ばないと入館ができなくなりますので!
ルーブル美術館は3月から10月の間のみ
ロダン美術館は3月から11月の間のみ
常設展を常に無料で開放している美術館
ヴィクトール・ユゴー美術館
ブールデル美術館
カルナバレ美術館
ジャックマール美術館
パリ市立近代美術館
バルザック美術館
ザッキン美術館
こんなに無料で入れる美術館があるなんて、回り切れないほどですよね。
その他の無料開放の時間、日を利用しよう
ヨーロッパ写真美術館では水曜の17時以降
工芸美術館では木曜日の18時以降入館が無料になります。
ナイトミュージアムの日(5月の第3土曜日)
7月14日のフランス革命記念日 (ルーブル美術館のみ)
白夜の日 (10月の第1週末、夕方からほぼ全ての美術館が無料となります)
ヨーロッパ文化遺産の日 (9月第3週目の週末)
歴史建造物も!
美術館だけでなく、以下のモニュメントも11月1から3月31日まで入場が無料です!
- 凱旋門
- サントチャペル
- パンテオン
- コンシエルジュ
Image: pixabay
年間会員制度も充実!
20ユーロ~30ユーロの年会費で会員になっている美術館へのアクセスが無料になります。
2~3回入場すれば元が取れてしまうのですから…お気に入りの美術館は会員になってしまうのもいいかもしれませんね。
こんなにたくさん美術と触れ合う機会があるなんて、さすが花の都パリだけあります!
実際に美術館に行ってみた!
モネの『睡蓮』で有名のオランジュリー美術館に行ってきました。
二つの部屋に分かれて8つの睡蓮の細長い絵が展示されています。
オランジュリー美術館の作品はモネが国家に寄付を申し出て、それから亡くなる直前まで病気と闘いつつ完成させたとのことです。
印象派のモネの作品は色の淡さが美しく癒されますね。
見ごたえのある常設展
モネの『睡蓮』で有名なオランジュリー美術館ですが、名高い画家の作品もたくさん!
セザンヌ、マティス、マリー・ローランサン・ピカソ、ユトリロ等のコレクション!
Image musee-orangerie
フランスの美術館では常設展ではフラッシュなしでの撮影を認めているところも多数!
つまり、カメラに収めてることもできるということです!
特別展も要チェック!
3~4カ月の周期で変わる特別展も見逃せません!
ちなみに、私が訪れたときは20世紀初頭に活躍した詩人ギヨーム・アポリネールに関する展示でした。
比較的日本よりも間近で作品に近づいて鑑賞できます
午後には入場のために行列ができていましたので、やはり午前中に来るのをお勧めします!
いかがでしたか?
このように美術作品に豊富に触れる機会のあるフランスですから、ぜひたくさんの美術館を格安や無料でまわって、好きな画家や作品を発掘してくださいね!
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