香港の「ちょっと変わったJapan」
西洋と東洋が交わる国際都市、香港。
多様な人やモノが集まり、中国の文化と混ざり合って、独特の雰囲気を創り出しています。
そんな香港に溢れる、「ちょっと変わったJapan」を現地からご紹介します!
1. 高級インスタントラーメン、出前一丁
(image: by Yu Miyoda)
日本では“庶民の味”として知っている人もいるかもしれない、出前一丁シリーズ。
香港では「ちょっと高いインスタントラーメン」として人気を博しています。
中国語で、「九州豚骨濃湯麺」、「東京紫菜醤油湯麺」など、日本の地名に由来するラインナップが揃っています。いかにも「日本のイメージ」を売りにしているようです。
2. 香港人:「日本のラーメンといったら、味千でしょ。」
(image: via Wikimedia Commons)
香港では知らない人はいない、味千(あじせん)ラーメン。
実は日本発(本店は熊本)のラーメン店で、香港・中国本土で大人気です。
3. 日本食品を専門に扱う、その名も「阿信屋」
(image: by Yu Miyoda)
このお店、何と読むと思いますか?
最初は「あじあ」と、もじって読むのかと思っていたのですが、実は「おしんや」と読みます。ちなみに、日本食品の他に、韓国製品もたくさん売っています!
4. Japan Home Castle、日本城
(image: by Yu Miyoda)
家電、キッチン用品、文房具など、生活用品専門のお店です。
店内の商品は日本製だったり、日本製じゃなかったり、まちまちです。それでも名前は「日本城」。
5. 香港大学の学食メニュー、「日本吉野牛丼鳥冬」
(image: by Yu Miyoda)
香港大学のAsia Pacific Canteen(Canteen:「学生食堂」の意味)という食堂で売られているこちらのメニュー「日本吉野牛丼鳥冬」!「鳥冬」は「うどん」という意味です。
食べてみると、確かに吉野家の牛丼に乗っている牛肉っぽい味がします。
ちなみに吉野家は香港に参入しており、毎晩行列が出来ているのを見かけるほどの人気です!
【おまけ】牛バラ麺がおいしい、九記牛腩の注意書き
(image: by Yu Miyoda)
九記牛腩(Kau Kee Restaurant: コーキーレストラン)という飲食店には、こんな注意書きが。「外来的飲品」という中国語が、「エキゾチックな飲み物」と訳されていました。(※本当は「外から持ち込んだ飲み物」という意味です。)今度、エキゾチックではない飲み物を持って店内に入ってみようかな・・・。(さらに「enter: 入る」が「(パソコンの文字を)入力する」という意味で訳されています。)
ちなみに、このお店の牛バラ麺は最高です!!↓
(image: by Yu Miyoda)
おわりに
香港には、このような「日本人の知らない、ちょっと変わったJapan」が溢れています。
香港人にとっては、「日本製品」=「質の高いもの」という認識があるそうです!
本当に日本なのか!?・・・という疑わしい物も多々ありますが、こうして日本という国が世界で愛されているのは嬉しい限りですね!
- 現地香港から生レポート!香港にある日本人の知らない“ちょっと変わったJapan”5選 - 2014年3月18日