【心洗われる】世界の美しすぎる仏教寺院/僧院6選【絶景&聖地の豪華共演】

 

世界には美しい仏教寺院がたくさんあります。日本には多くの仏教徒がいることになっていますが、実際、その中でも、自分が仏教徒であるという意識を強く持っている人は、なかなかいないかもしれません。

 

時には、神聖な仏教寺院に思いを馳せてみるのもいいでしょう。それどころか、海外旅行の計画中に「美しい仏教寺院」を真っ先に探してみるのもいいアイデアです!

 

まずは簡単に仏教をおさらい。

 

  • 古代インドが起源である仏教は世界で4番目に大きな宗教です。
  • 仏陀が誕生した場所はネパールのルンビニにあります。ルンビニ周囲のエリアは宗教的なゾーンとして区切られていて、僧院以外のものは建築できません。この地域には世界中の仏教の宗派による壮観な僧院が建築されているので、一度は訪れてみたいものです。
  • 亡命したチベット仏教のグルク派の指導者であるダライ・ラマ14世は現在、インドのダラムシャーラーに居住しています。

 

1. ガンデン寺(チベット)

 

世界の美しすぎる仏教寺院6選--ガンデン寺(チベット)

 

グルク派の創始者であるツォンパカによって1409年に建立されたガンデン寺はチベットの3大寺院の一つです。寺院は1959年のチベット動乱で完全に破壊された後、文化大革命で瓦礫と化しました。

 

金と銀で覆われた霊塔に保存されていたミイラ化されたツォンパカの遺体も強制的に燃やされてしまいました。1980年代からワンブル山の頂上でこの寺の再建が急速に進められています。

 

2. エルデネ・ゾー(モンゴル)

 

世界の美しすぎる仏教寺院6選--エルデネ・ゾー(モンゴル)

 

歴史ある都市カラコルムに隣接した場所に、現存する最古のモンゴル僧院の一つであるエルデネ・ゾーがあります。16世紀に、ハルハ・モンゴルの指導者アバダイ・サイン・ハーンによりチベット仏教がモンゴルの国教に指定された後、建設されました。僧院は1688年に戦争により破壊されましたが、約2世紀後に再建されました。

 

共産党が国を支配するようになると、モンゴルの多くの僧院が破壊されました。しかし、小さな寺院3つとエルデネ・ゾーの外壁はスターリンが共産党の指導者であったチョイバルサンに観賞用に保存するよう圧力をかけたため、その攻撃を逃れました。現在、僧院は礼拝の場と博物館として利用されています。

 

3. タウン・カラッ(ミャンマー)

 

世界の美しすぎる仏教寺院6選--タウン・カラッ(ミャンマー)

 

ミャンマーで最も重要な仏教の地の一つに、死火山のポッパ山の岩山の上、地上737メートルの場所にあるタウン・カラッがあります。

 

国の存続に重要な役割を果たしたとされる37人の神様、ナッ神の住処だと信じられていて、ビルマのオリンポス山と呼ばれることもあります。寺院には37人のナッ神が祀られていますが、そこを住処とするのは4柱だけです。。

 

777段の階段を上ると寺院の最上部に辿り着きますが、そこに行くまでには猿に出くわすことがあるので要注意。

 

4. プクタル・ゴンパ(インド)

 

世界の美しすぎる仏教寺院6選--プクタル・ゴンパ(インド)

 

インド、ラダックのザンスカール地方の人里離れたエリアにある素晴らしい僧院、プクタル・ゴンパは、徒歩でしかアクセスできない数少ないラダックの仏教僧院の一つです。

 

夏の間は僧院への物資はロバや馬で運びますが、冬の間は凍結したザンスカール川に沿って運ばれます。

 

僧院自体はやや荒廃していますが、この僧院のユニークな点は高い丘の洞窟の入り口という変わった立地に建設されているという点です。洞窟は2,550年前に、心穏やかに瞑想できる場所を探していたたくさんの仏教学者や修道僧に利用されていたとされています。12世紀にジャンセン・シェラプ・ザンポによって洞窟の周りに僧院が建設されました。

 

5. 懸空寺(中国)

 

世界の美しすぎる仏教寺院6選--懸空寺(中国)

 

この素晴らしい建築物は5世紀に中国の大同市近辺に建設されました。寺院は崖から宙吊りされているように見えますが、実は崖の穴に取り付けられたオーク材の横桁でしっかりと支えられています。

 

この寺院は中国の3つの伝統的な宗教である仏教、道教、儒教を一体化させた現存する唯一の寺院です。この寺院の建設はたった一人の人物によって始められたという伝説が存在します。

 

寺院を構成する40のホールやパビリオンは全て、地上75メートル以上の崖の上に建てられています。

 

6. タクツァン僧院(トラの巣)(ブータン)

 

世界の美しすぎる仏教寺院6選--タクツァン僧院(トラの巣)(ブータン)

 

ブータン、パロの高さ900メートルの崖の頂上に、「トラの巣」の名でも知られるタクツァン僧院が建っています。寺院は1692年に、ブータンに仏教を伝えたパドマ・サンバヴァが瞑想をしたと言われている洞窟の周りに建設されました。ここは彼が瞑想したとされている13個の洞窟の中で最も有名な洞窟です。

 

伝説では、パドマ・サンバヴァはチベットから雌トラの背中に乗ってこの場所までやってきたとされています。この僧院には他にも多くの興味深い伝説が残されています。

 

1998年の火災でたくさんの貴重な絵画や工芸品が失われてしまいましたが、僧院の残りの部分は慎重に元の姿に復元されました。

 

コメントする

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

【心洗われる】世界の美しすぎる仏教寺院/僧院6選【絶景&聖地の豪華共演】