今回ご紹介するのは、「foolproof」の意味です。分解して「fool」と「proof」にすれば、それぞれの意味はわかりやすいですが、全体でどのような意味になるのでしょうか。また、実際にどのような使われ方をするのかも見てみましょう。
「foolproof」の意味
「foolproof」の意味は、日本語では「誤解の余地のない」、「誰にでもできる」です。さらに理解を深めるために、英語での定義も見てみましょう。Cambridge Dictionaryには、次の説明が掲載されています。
(of a plan or machine) so simple and easy to understand that it is unable to go wrong or be used wrongly:
日本語では「(計画または機械が)間違って機能したり、間違って使用したりすることができないほどにシンプルで理解しやすい」という意味です。つまり「簡単すぎて、間違えることはまずない」ということ。
「foolproof」はどんな場面で使われているのか
「foolproof」がどんな場面で使われているのか見てみましょう。「foolproof plan」などの文字をGoogleに打ち込みます…すると、面白いものがいくつか、検索語句の候補として見つかりました。
foolproof plan to lose weight
意味:絶対に失敗しない減量方法
世界共通のお悩み。人類が、悩んでいるということですね。ただの「how to loose weight(減量方法)」ではなくて「foolproof plan(絶対に失敗しない、誰でもできる)」と入れるあたりには、鬼気迫るものを感じます。
foolproof plan for small gardens
意味:小さな庭でできる間違いのないガーデニング
あれこれ考えずに「これをやっとけば、間違いない(失敗しない)」ガーデニングアイデアが欲しい。そんな願望が見え隠れてしています。「素人だけど、失敗しない方法はあるかしら?」という検索者の顔が見えてくるようですね。
foolproof way to quit smoking
意味:失敗しない禁煙方法
やはり、「意思が強い人だけができる」のでは、最強の禁煙方法とは言えません。皆が真似できてこその、ソリューションです。
マーケティング的な訳語を考える
冒頭で、「誤解の余地のない」、「誰にでもできる」という訳語はご紹介しましたが、これらはあくまでも辞書的な答えです。もちろん、正確かつ正解なのですが、時にもっと、こじゃれた言い方をしたくなることもあるかもしれません。
そこで、もう少しだけ冒険した、文脈によっては大いに使える訳語を考えてみましょう。マーケティング関連で使えそうです。
foolproof => サルでもわかる
サルでもわかる…という表現は(「foolproof」の訳語であるかどうかとは関係なく)、使われることがありますね。個人的には「サルって賢いからね」と思ってしまう節もあるので、その点は考慮したいものです。
foolproof => 失敗する方が難しい
「誰でもできる」から派生して「失敗できるならやってみな」という、少しだけ挑発的な方向へと進んだ訳です。
foolproof => 失敗率ゼロパーセント
「失敗しない」を「失敗する確率0%」と言い換えることもできるかもしれません。しかし、実際にこれを使うためには、妥当なデータを提示する必要がありそうなので、そのような意味での慎重さは持ち合わせたいものです。
foolproof => 落ちこぼれゼロ
先と同じように数字を入れていますが「この方法なら、誰も置いていかれません」というメッセージが伝わってきます。
さいごに
結局のところ「foolproof」の訳語を列挙すればするほど、怪しげな雰囲気が漂うかたちになりました。考えてみれば、そうですよね。絶対に失敗しない方法など、突き詰めれば存在しないはずです。ダイエットでも、禁煙でも、ガーデニングでも同じこと。
それでも、「絶対に結果を保証してくれる…」、「初心者の自分でもできる…」、「今まで挫折してきた私、僕でも…」という淡い期待が、もはや、色濃く感じ取れるのは面白いものです。「foolproof」な何かを求めるのは、人間のさがなのかもしれません。
- 【焦った故に?】小型で可愛らしい「聖キリアキ教会/Church of Agia Kyriaki」 - 2022年6月9日
- 【危険なの?】飛行機内でコロナウィルス感染を避ける6の要点(+海外大手機関の見解) - 2020年11月6日
- どんな国?ジョージアという国を知る9の秘訣(ジョージアで有名なものなど) - 2020年8月24日
- 【“くだらん”けども】「inane」と「mundane」の大事な意味の違い
- 【思考が全く違う】「〜間で違いがある」の英語での言い方
- 【会社のヤバい人?】「bivalent」の驚きの意味がこちら
- 日本ではあまり知られていない「sell sheet」の意味
- 知ってると小粋な「quick on the uptake」の意味
- 【日本人の盲点?】会議で便利な「proponent」の意味
- 【戦慄】サイト運営者が口をつぐむ「content pruning」の意味とは
- 【誤解ばかり】アフィリエイトの英語はaffiliateではないという話
- 【超危険な】「nulled」の意味は知っておくべき(プラグインやテーマなど)
- 紛らわしい「amount」と「amounts」の違い(どう使い分けるのか)
エイゴノートトップページはこちらからどうぞ
エイゴノートのフィードはこちら↓