【日本人の盲点?】会議で便利な「proponent」の意味

 

【日本人の盲点?】会議で便利な「proponent」の意味

 

今回の英単語は「proponent」(カタカナで発音するなら…プロポウネント)です。この言葉は会議などで非常に便利です。しかし、日本人がこれを知っているケースは(特に英語を学習して間もない段階では)希だという印象。というのも、この単語にたどり着く道筋が少ないからです。

 

詳しいことは後述するとして、まずは、その意味から見ていきましょう。

 

「proponent」の意味

 

「proponent」には、「支持する人、推す人」という意味があります。より辞書的な表現では「支持者、擁護者、提唱者」となります。

 

「proponent」の使い方

 

「支持する人、推す人」という意味ですので、当然、「〜を」の部分が必要になります。実際には、「proponent of…」で「〜を支持する人、〜を推す人」と覚えてしまうのが便利です。例えば、「proponent of interactive learning」と言えば「インタラクティブな学習[インタラクティブラーニング]を支持する人」という意味になります。

 

これが、あるアイデアや案の出所を指す時には、「発議者」や「主唱者」という訳語を当てることもできます。ただし、これらの日本語訳を丸暗記する必要はなく、ここで大事なのは「すでに存在する考えを(追随するかたちで)支持する人にも、発案者として(出発点として)提唱する人にも使えるのだ」と理解しておくことです。

 

これを把握していれば、辞書にある「提案者」や「賛成者」という(一見すると、相対する立場とも思えそうな)訳語の列挙にも戸惑わないと思います。

 

なぜ日本人が「proponent」を知らない傾向にあるのか

 

私たち日本人が一番知っている英語は、日常に入り込んでいるものです。例えば、「フォロー」するなどの「follow」は既になじみ深い言葉でしょう。そして、学校の授業や受験勉強で習う言葉も、まあ知っているかもしれません。「make」、「what」、「you」、「take」などなど。

 

これらのどちらにも当てはまらないのが「proponent」ではないでしょうか。受験勉強に限界はなく、そのような意味では、“範囲に含まれないぞ”と言い切ることはできませんが、私自身は、大学受験期に勉強した覚えはありません。

 

そして、調べようと思っても「あまり出てこない」のも厄介です。例えば、ウェブで「支持者」に対応する英語を調べようとしても、まずヒットしません。多くが「supporter」です。このように、日本語から変換しようとしても「出会いづらい」単語は星の数ほど存在します。ですので、何かの拍子に「proponent」に出会い、そして、意味を調べようと思って、最終的にこの記事にたどり着いたあなたは、ある意味でラッキーかもしれません。

 

 

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