整理すると30秒でわかる「imply」と「infer」の違いと関係性

 

整理すると30秒でわかる「imply」と「infer」の違いと関係性

 

今回は「imply」と「infer」の違いと関係性です。混同されることがありますが、実は、両者は反対と言ってもいいくらいです。この2つはセットにして関係性を整理すると、とてもわかりやすくなります。それでは、それぞれの意味を見てから、その後、関係性を整理してみましょう。

 

「imply」の意味

 

「imply」の意味は、「ほのめかす、暗に意味する」です。はっきりと言わず、それとなく、感じ取らせるということです。直接的には言えない、言いづらいことなどを、伝えたり、わからせたり…という時に使われます。

 

「infer」の意味

 

「infer」の意味は、「推測する、察する」です。(はっきりと表明されていることを理解するのではなく)、他の証拠や論理的思考を使って、何かしらの意見を持ったり、推測をしたりするということです。Aが明らかな時にAを理解するのではありません。Aを判断材料にして、Bを推し量る時に使われます。

 

「imply」と「infer」の関係性

 

「imply」と「infer」の関係性は、話す側か聞く側かです。話す側は「imply」することができます。聞く側は「infer」することができます。このように、情報の送り手と受け手という構図を理解すると便利です。

 

  • 「imply」=情報の送り手(暗に意味する)
  • 「infer」=情報の受け手(推し量る)

 

どちらにも共通しているのが、明らかな情報をそのまま扱うわけではない、ということです。「imply」であれば、遠回しに伝えようとしますし、「infer」であれば、別の情報をもとに察しようとします。

 

さいごに

 

どちらかの単語だけ知っていたという人も、どちらも知らなかったという人も、これを機に、2つの単語をセットで覚えることをお勧めします。実は、ネイティブが誤解、混乱しやすい2つの単語とされています。

 

よく思うことですが、日本には(欧米のそれと比べると)直接的に物事を言わない文化があり、だからこそ、「imply」と「infer」が上手な人が多い印象を受けます。

 

友人関係でもビジネスでもありますね。「前向きに検討します」であったり、「その洋服、超似合う」であったり。英語でそんな話になったときには、今回の「imply」と「infer」が使えそうです。

 

 

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