【継続力300%UP】何かを毎日続けるには「2つの線引き」作戦がおすすめ

 

【継続力300%UP】何かを毎日続けるには「2つの線引き」作戦がイイ

 

なにかを毎日続けるためのコツは、自由と制限の線引きをすることです。これは、運動、筋トレ、英語学習、勉強一般、ダイエットなど、あらゆることに言えます。

 

今回は、私が実際に実践している、どんな習慣でも続けやすくするための2つのコツを、「自由と制限の線引き」という観点からご紹介します。文字面だけを見ると難しそうですが、その中身はもっとわかりやすいものです。イメージをしてもらえるように、視覚的なサポートも利用したいと思います。

 



何をしても続かない、これから新しい習慣をつくりたい、という出発地点にいる人は、是非とも先にこちらの「三日坊主を解消する方法」をご覧ください。

 

最初に2つのコツの概要だけ、簡単に触れておきます。1つ目は「期限前と期限後の区別をすること」で、2つ目は「大枠の中での自由度を確保すること」です。

 

  1. 期限前と期限後の区別をすること
  2. 大枠の中での自由度を確保すること

 

コツ1. 期限前と期限後の区別をする

 

【継続力300%UP】何かを毎日続けるには「2つの線引き」作戦がイイ

 

まずは、期限前と期限後の区別をすることです。多くの人が、意識していない部分かもしれません。具体的な例を挙げながら、話を進めましょう。私は、絶対に1日1記事を書くようにしています。

 

WordPressというオープンソースを使って、このYOSO-Walkを運営しているのですが、WordPressには「固定ページ」と「投稿」という2種類の“記事”があります。私は、必ず、これのいずれかを1日に1回投稿しています。

 

YESとNOを明確に区別する

 

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これを続けられている秘訣は、期限前と期限後の区別です。自分にこんな約束をしています。絶対に「何も記事を公開できなかった」という日はないようにしています。つまり、期限後にまで執筆が遅れてしまうのは「NO」です。一方で、期限前に、多めに書くことは許可しています。ですので、1日に2記事、3記事と書くのは「OK」です。

 

  • 何も公開できない日があった=NO
  • 多めに複数の記事を書き溜める日があった=YES

 

ここでのポイントは「前もって、記事の書き溜めができる」こと。もちろん「絶対に、1日に1回というペースを守らなければならない」と決めてしまうこともできますが、私は、絶対にそんなことはしません。なぜならば、(私自身を筆頭として)人間は、ロボットのように、1oo分の1の誤差も許されないような業務ができないから。

 

この厳しさは、絶対にお勧めしません。おやめください。

 

続かない人は、厳しすぎる傾向にある

 

多くの「何をやるにも続かない」人が、このような、自分に厳しすぎるルールを決めてしまっています。続けるためには、厳しくしすぎないことです。厳しさ200%の習慣を2日だけ続けるのと、厳しさ30%のゆるゆるな習慣を、1年続けるのでは、どちらがいいのか。答えは明白ですね。

 

ちなみにWordPressには、記事を予約投稿できる機能があります。2020年の8月10日に書き終えても、それを11日や12日に公開できるということ。実際、大きなサイトの多く(特に複数のライターがいる場合)は、この機能を使っています。

 

ただ、ここで言いたいのは、予約投稿が便利である、ということではなく、期限前である限りの許容範囲を確保することです。これにより、こんなメリットが得られます。

 

  • 調子がいい日に多めに記事が書ける
  • 時間がある日に、次の日の分の記事をかける
  • 忙しくなりそうな場合には、前もって書いておける

 

結果的に、ちゃんと毎日、必ず1記事を公開できるので、見事な達成感が得られます。

 

期限を追い越すことで心に余裕が生まれる

 

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さらに、こんなメリットもあります。書き溜めを許可することで、「常に、期限を追い越して、心に余裕を持つ」ことができるようになります。「今日中に急いで、1つの記事を書かないと」よりも、「時間ができたから、1記事書いておくか」の方が、やっつけではない、より内容の濃い(少しはまともな)記事が書けるものです。

 

注意:追い込まれて力を発揮するタイプの人

 

ここで、追い込まれて力を発揮するタイプの人についても触れておきます。夏休みの宿題を、前日に全てやる人。いますね。はい、私もそんな一人でした。追い込まれることで、とんでもない力が発揮されるのは事実です。しかし、これは、習慣を続けるためには、避けるべきです。特に、ダイエットにしても、英語の勉強にしても…初期に危険な要素です。

 

というのも「今日もやらないと」というプレッシャーを感じる日々で、その習慣が幕を開けると、非常にネガティブで切羽詰まった印象が定着してしまいます。楽しさ、達成感、気持ちよさが重要です。それとは逆に向かって、ただのストレスになってしまうと、後から修正するのは非常に困難です。

 

ですので、追い込むことで習慣化する、というスタンスはお勧めしません。各種制限は便利ですが、ストレスになってしまうと、「もうやめたい」という感情が爆発するだけです。

 

書き溜め→平準化

 

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補足をしておきたいことがあります。書き溜めをすることを、私は大いに肯定していますが、極端な話…1日で30記事を書くようになったらどうでしょうか。シンプルに分量的に難しいと思いますが、もしそうなってしまうと「続ける」という観点からは、理想的ではありません。

 

そこで、私がお勧めするのがこうです。まずは、大いに「やり溜める」ことを許容する。そして、無理なプレッシャーなく続けられるようになったら、できる限り、1日ごとの作業量を平準化する。この流れが効果的です。

 

例えば、英語学習の場合を考えてみましょう。単語の記憶などでは、できる限り、繰り返すことが重要です。1日で30単語覚えようとするよりも、1日1単語を30日続ける方がいいでしょう。そのような場合には、私であれば「忙しくなることが、あらかじめわかっている場合には、その前日(先に)やることでOKとする」と決めます。

 

次の日に取り返すは厳禁

 

危険なのは、この逆です。ぜったいに「次の日に多めにやる」は禁止です。これは、後回し後回しの連鎖を生み、最終的には「もうやだ!」という諦めを誘発してしまう恐れがあります。大事なのは「先にやる」という救済措置です。

 

これを続けて、ぜったいに継続の流れを断ち切らないようにしましょう。続ければ続けるほど、人は、その成果に満足と達成感を覚えるもの。これが、さらなる継続のためのガソリンになります。

 

コツ2. 大枠の中での自由度を確保する

 

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ここからは、コツの2つ目です。大枠の中で、自由度を確保することを意識してみてください。より具体的には「どこまでの自由は許されるのか」を最初から、ちゃんと決めることです。

 

箱の中のボールと同じ

 

箱の中に、ボールが1つ入っている状態をイメージしてください。その箱を両手で持って、右や左に傾けると、中のボールは重力にしたがって自由にコロコロ動きます。ボールは、箱の中を自由に移動できます。しかし、箱の外に出ることはできません。まさに、これです。これを、続けたいこと(筋トレでも、英語勉強でもなんでも)に適用しましょう。

 

記事のジャンルは右往左往していい

 

これを実践することで、私は、問題なく1日1記事公開を、一度も欠かすことなく続けることができています。具体的には、こうです。YOSO-Walkでは、世界の絶景などの気軽に読める記事から、このような、世界を旅する生き方の中で学び、実践している、思考方法や習慣作りについての記事まで(他にも英語の気づきなど)、公開しています。

 

続ける限りAでもBでもいい

 

もし、毎日、必ず1記事、世界の絶景についての記事を書く、と決めていたら、こんなに続いていません。断言します。逆に、習慣作りの記事だけを毎日公開し続ける、という場合でも、すぐに挫折しているでしょう。それぞれの着想は違うところにあります。何か1つのテーマだけでアイデアや経験を獲得し続けるのは(「毎日、それに関わる仕事をしているので、必然的にネタが入ってくる!」は例外)効率的ではありません。

 

枠内で決められたことを必ず続ける

 

だからこそ私は、YOSO-Walkとしての何かしらの記事を必ず1つ、というルールにしています。先ほどのボールと箱の例だと、ボールが記事そのものであり、あらゆるジャンルを行ったり来たりします。箱は、YOSO-Walkというサイトです。必ず、この枠内で、文字をかたちにするという厳格なルールです。

 

さいごに

 

今回ご紹介した、何かを続けるためのコツは、本当にあらゆることに応用できます。「線引き」をしてしまうことで、曖昧さが排除できます。そして、「よくわかんないけど、ま、いいか」というテキトーな判断がなくなり、自分に対していい意味での厳しさが生まれます。そして、続ければ続けるほどに、成果を感じられ、さらに習慣が強化されていきます。

 


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