9割の日本人が知らないモロッコの超おすすめB級グルメ6選（コスパ最強）

 

9割の日本人が知らないモロッコの超おすすめB級グルメ6選（コスパ最強）

 

 

「え？モロッコで食べるべきグルメ？タジンでしょ？」とドヤ顔をするあなたに、平手打ちをするのが私の役割です。いや、優しく肩を叩き「B級、探そう」と語りかけます。そうです、今回は、モロッコで知る人ぞ知る、絶対に楽しんでおくべきB級グルメをご紹介します。

 

1. オレンジジュース＆オレンジ

 

 

モロッコのオレンジジュースは最高にウマいです。私は普段、ウマいなんて言葉使いません。どちらかというと、美味しいという表現の方が使いがちなのですが、オレンジジュースはどうしても「ウマい」（カタカナとひらがなの併用）と叫んでしまいます。

 

もちろん100%搾りたてのオレンジジュースを選ぶようにしてください。スーパーマーケットのパックに入ったジュースでも、ペットボトルに入った砂糖たっぷりのジュースでもありません。理想は、道端で屋台のようにして、目の前でオレンジを絞ってくれる店、または、カフェなどです。

 

経験上、カフェでオレンジジュースを頼むと、8-9割が100%オレンジジュースです。ほぼ10割と言っても過言ではありません。ただし、確実に100%果汁にして欲しい時には、注文時に「ソン スックル（Sans sucre＝砂糖抜き）」と伝えるようにしましょう。

 

ちなみに、オレンジ単体で購入するのもかなりおすすめです。死ぬほど安いです。日本の物価を疑って、日本に帰ってから疑心暗鬼な日々を過ごすことになりますのでご注意ください。1kgで100円以下というレベルです。

 

2. カウカウ

 

漫才師の話をしている訳ではありません。食べ物の話です。個人的には超お気に入りの食べ物なのですが、なんだと思いますか？何を隠そう、カウカウというのは、豆です。いかにもB級ですね。

 

モロッコにはエピスリーという個人営業のコンビニのような店があります。これの小さいバージョンでは、軒先にたくさんの豆やアーモンドなどが並んでいます。つかつかと歩いていき、「カウカウ、ください」と言いましょう。もちろん、日本語では通じませんので、例えば、非常にシンプルな言い方にすると「カウカウ ジュージュ ディラム（2ディルハム分の豆をくださいな）」となります。

 

そうです、完全量り売りです。いいですね。頼んだ後に高すぎるということがありませんから。自分が払える額だけを伝えればいいのです。ちなみに、2ディルハム分でもまあまあな量があります。10ディルハムなどと言うと食べきれなくなるので、ご注意ください。カプリコ（カプリコ…かの有名なお菓子です）の形にした新聞紙に豆を詰め込んでくれます。

 

＊ちなみにエピスリーはこのような店です。

 

 

3. アボカドジュース

 

 

またしてもジュースです！どんどん、お腹タプタプになってください。誰も文句を言いません。アボカド好きな人、日本には多いですね。モロッコで是非ともお試しください。

 

非常に濃厚で、クリーミーで、味わい豊かです。しかも超安い。アボカドジュースを飲みたいなら、カフェが一番おすすめです。全てのカフェにあるとは言いません。あまりにも古臭くて（言い方が悪いですが）ボロボロなカフェには、通常、シンプルなコーヒーやアツァイ（モロッコのお茶）しか置いてませんので、もうちょっとおしゃれなカフェを選ぶのがポイントです。

 

例えば、カフェの外にある椅子に、サングラスをかけて“私は富裕層だ”という雰囲気を醸し出した男女が座っている場合には、可能性が高いと言えるでしょう。男女というのがポイントですね。モロッコには、明らかに男しか入れないだろう（雰囲気的に）というカフェがあり、そういう場所はだいたい、暗い雰囲気です。

 

一方で、女性がいるカフェは、もっと近代的で、ジュースの種類が豊富で、ケーキなどもあったりするものです。この傾向は理解しておくことをおすすめします。

 

ちなみに、アボカド自体も安くて、泣きます。あなたも是非とも現地にて号泣してください。

 

 

4. 汚い手でつくるサンドイッチ

 

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いい感じにローカル感漂うサンドイッチ

 

9割の日本人が知らないモロッコの超おすすめB級グルメ6選（コスパ最強）
ちなみにこちらは…もう少しだけレベルアップした、パン屋で売っているサンドイッチ

 

こんなものを紹介するのはYOSO-Walkくらいでしょうと、謎の自信があります。（なんでも包み隠さずに公表してしまう傾向にありますが、皆さんに事実を伝えることが最優先事項ですので…これでいいのです！）キレイか汚いかで言えば、汚いでしょう。何故ならば、お金などを触る手で、そのままサンドイッチをつくるからです！

 

もう少し、整理してお伝えします。まず、この話の舞台は…エピスリーに準ずる、マハラバという種類のお店で、チーズ、牛乳、水、ティッシュ、コーヒー、ジュースなどを売っている小さな場所です。このような店の主人は（カウンターにパンやチーズ、卵などが置いてあることが目安）、即席でサンドイッチを作ってくれます。これを使いこなせる人は、相当なモロッコマニアでしょうね。

 

正直、注文の仕方は簡単ではありません。メニューなどありません。「パンには卵とチーズを入れてください」のような「オーダーメイドの頼み方」をします。でも、是非ともこれに挑戦してもらいたいものですね。店主との雑な会話が楽しいですし、その目で、本当に汚い手でサンドイッチをつくるところを目撃して頂きたい。

 

試したい人は、指で示すだけでサンドイッチの中身を注文するのがいいでしょう。

 

ちなみに、サンドイッチと言っていますが、日本人の考えるサンドイッチではありません。セブンイレブンで売っている、三角形のやつではありません。モロッコでは、パンで何かを挟む限り、全てサンドイッチです。なので、この国はサンドイッチで溢れています。通常、サンドイッチというと、フランスパンに、野菜やチーズや肉などを挟んだものになります。

 

しかし、不思議なもので、これに慣れてくると、謎の愛着が湧いてきて…食べてしまいます。雑な味、雑な店主、雑な衛生管理事情、そして驚くほど安い値段（大雑把に言えば、大抵、100円以下）。全てが絶妙な下町感を醸し出しています。まさにB級のランキングにふさわしいエントリーだと言えるでしょう。

 

5. ニセモノの寿司

 

 

モロッコの寿司はある意味いい感じです。完全にニセモノですが、異次元の寿司として楽しんでみるのはありかもしれません。3つ、大事なルールをご紹介します。

 

  1. 日本の寿司のレベルは求めないこと
  2. 全然安くないので広い心を持つこと
  3. 間違いないネタはサーモン

 

まず、日本のレベルをモロッコで求めてはいけません。寿司ではない、新たな食べ物、モロッコ寿司を楽しみましょう。アメリカ的なカリフォルニアロールのようなメニューが勢揃いです。

 

モロッコはあらゆるものが安い。これは揺るぎない事実です。しかし、寿司はどちらかと言うと、お高めな料理として考えられます。なので、気軽に食べようとしても、お財布が程よく刺激されてしまうかもしれません。

 

 

6. パナシェ

 

 

パナシェとは？簡単に言えば、層になった、インスタ映えしそうなフルーツジュースです。映えますね。そして、フルーツの旨味が思いっきり爆発。夏の晴れた日に、乾燥しきって、このパナシェを飲む。それこそが、最高のモロッコの夏でしょう！

 

ちょっとでも日本に来ると、「ああ、パナシェ飲みたい」となります。それくらい中毒性があるのでお気をつけください。

 

 

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