モロッコのお土産を賢く日本に持って帰る4つのポイント(郵便,スーツケースなど)

 

モロッコのお土産を賢く日本に持って帰る4つのポイント(郵便,スーツケースなど)

 

 

モロッコ旅行中には、たくさん素敵な雑貨を見つけることでしょう。「あ、これも買いたい、こっちも買いたい」と胸が高鳴ること間違いなし!しかし、気をつけなければいけないことが。そう、“どうやってお土産を持って帰るのか”問題です。

 

そこで、今回は、最も効率的に、そして賢く、モロッコからお土産を買って帰るために知っておきたいポイントをご紹介します。

 

1. 飛行機の機内預け入れ荷物の重さは?

 

モロッコのお土産を賢く日本に持って帰る4つのポイント(郵便,スーツケースなど)

 

これ、重要なポイントですが、見落とされがちです。航空券を購入する段階でも気にせず、さらに、日本から出発する前日になって慌てて確認する人すらいます。「ギクっ」と図星なあなた、次からは、航空券を買う段階から意識するようにしてください。

 

【実録】モロッコ旅行者に5分間で10万円の得をしてもらった話【格安航空券】

 

航空会社によって、機内預け入れできる荷物の重量は異なります。私の経験上、ほとんどの場合、日本とモロッコの往復であれば23kgの荷物を2つ預けることができます。1人あたり、46kg預けられるのでかなりの量です。とはいえ、いっぱいお土産を買うと、オーバーしてしまうことは大いにあり得ます。

 

「じゃ、高めの航空券を選べばいいの?」と思うかもしれませんが、必ずしも、そんなことはありません。適当に判断してしまうのは危険です。というのも、こんなエピソードがあります。私は、日本〜モロッコの移動はほぼ毎回、エミレーツ航空またはエティハド航空を利用しています。つい先日も、エミレーツ航空を利用して日本に行きました。その時の機内預け入れの重量は23kg × 2個です。

 

同時期に、友人も日本へ飛んだのですが、その時に私のものより2倍近い値段の航空券をエールフランスから購入していました。しかし、機内預け入れの荷物は23kg x 1個だけでした。正直、意外でした。エールフランスは決して安めの選択肢ではありませんし、それなりの値段を払っていたので…可哀想としか言いようがありません。

 

エミレーツ航空は通常、一番安い選択肢とはなりにくい傾向があります。多くの場合、エティハド航空あたりが一番安い航空券になる傾向にあります。しかし、あまり値段が変わらないなら(また運よく、エミレーツ航空の航空券が一番安い時には)是非ともエミレーツ航空を選ぶことをオススメします。もちろん、機内預け入れだけでなく、全体的に(食事、旅人からの評価、接客など)ポイントが高いです。

 

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2. 日本出発時からスペースを確保しよう

 

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断言します。スーツケースやバックパックに90%ほどのものを詰め込んで日本を飛び立つと、なぜだか、帰国時には130%に膨れ上がっています。不思議なことに、お土産を買わなくても、荷物は増えます。旅人の七不思議の一つでしょう。

 

そんな恐ろしい現象を考慮すると、もっと大胆にスペースを確保してから日本を出発することをオススメします。「モロッコに着いてから荷物は何とかするわ」と意気込んでも、だいたい「え、これは捨てたくないし」となって、パンパンのぎゅうぎゅうになります。

 

まともにお土産を購入したいなら、理想的には、スーツケース1つ分くらいの余裕を持って旅立つことをオススメします。しかし、これを実行できる人はなかなかいないでしょう。現実的とは言えません。そこで、より具体的な方法として“いざとなったら捨ててもいい、汚れてもいい”程度の服をいくつか組み込んでみてください。モロッコで「ああ、このお土産のためのスペースがない」となった時には、迷わず、その服に別れを告げましょう。

 

「でも、どれにどれだけのスペースが必要なのかわからない!」と困惑するそこのあなた。ご心配なく、ちゃんと、おおよその大きさをご紹介します。続きをご覧ください。

 

3. かさばらないお土産に狙いを定めよう

 

モロッコのお土産を賢く日本に持って帰る4つのポイント(郵便,スーツケースなど)

 

一口にモロッコのお土産や雑貨と言っても、大きさや重さはバラバラです。まずは、おすすめな(つまり、サイズや重量的に日本に持って帰りやすい)お土産をご紹介します。

 

  • バブーシュ
  • 財布
  • アルガンオイルなどの美容関係製品
  • 石けん
  • スパイス

 

この辺りがおすすめです。バブーシュは「こんなにコンパクトな履物があるのか」と、私自身改めて思うくらいです。何足もまとめてスーツケースに放り込むことができます。しかもかなり軽いです。バブーシュは通常、革でできているのですが、中には、よりユニークな形状のものもあります。先日は、編み込み式のおしゃれなバブーシュを見つけました。モロッコ人の女子たちに見せたところ、思いの外好評で「え、どこで見つけたの?」とすごい食いつきでした。

 

続いて、かさばって仕方がない、厄介なお土産です。

 

  1. ランプ(特に大型のもの)
  2. 絨毯
  3. タジン

 

ランプを買いたい人はたくさんいますね。特に天井から吊るすタイプのものです。しかし、サイズがかなり大きく(メロンやスイカ…またはそれ以上のサイズ感)それでいて、壊れやすいので、スーツケースに入れることができません。機内持ち込みで持っていけないこともないでしょうが、1つ買えば、もうバッグがパンパンです。絨毯も厄介ですね。先日、試しに絨毯を持ってきましたが、結果として服が大量に犠牲になりました(断捨離と言えば…まあ)。

 

私の場合は、モロッコにものを置いておく場所があるから幸いですが、普通に日本からモロッコを旅行する人は、帰りに大量の服にサヨナラすることになるでしょう。

 

ちなみに、モロッコの絨毯には様々なサイズがあります。意外と知らない人も多いですが、中にはかなり小さいものも。それこそ、ノートパソコンより1まわり大きいくらいで、ランチョンマットとかに使えます。小さい絨毯と大きい絨毯、特に売っている場所は変わりませんので、小さいものがあるかどうか聞いてみるのもいいかもしれません。

 

先日、大量に絨毯の買い付けをした時には(裏話の公開を一切ためらわない私…逆にどうなんでしょうね)無料で小さい絨毯をもらいました。これはよくあることです。なので、絨毯を2-3枚買うだけでも「小さい絨毯おまけでつけてよ」とごねてみるのは全然アリだと思います。

 

4. 郵便局という作戦も使えるかも

 

あくまでも「かも」としておきます。というのも、郵便局(Poste Maroc)が100%信用できないからです。詳しくお伝えしましょう。まず、モロッコでは、郵便局の人が確実に郵便物を届けてくれるという保証が有りません。ですので、利用する際には各自の責任で…となります。

 

Googleマップでカサブランカの郵便局を検索するにはコチラ

 

実際、私の経験上、日本からモロッコへの郵便が一番要注意です。というのも、モロッコ側で荷物の確認をする(郵便局員かもしれませんし、税関職員かもしれません)人が、気に入ったものがあったら“もらっちゃう”ことがあるのです。

 

今回の話は、モロッコから日本ですので、さっきの例に比べると安全度は高いと思います。ただし、100%の保証はできません。そして、他にも手段は有ります。民間企業を使う作戦です。例えばDHLがあります。仕事書類の送付で利用することが多いのですが、紙一枚を日本〜モロッコ間で送るだけで、とんでもない値段になります。

 

平気で1万円などになるので、かなりの出費を覚悟できる人は使ってみてもいいでしょう。さらに重量の思い絨毯やランプなどを日本に送るとなると…考えるだけで鳥肌が立ちます。正直、死んでも無くしたくないものを日本に送らなければいけない場合を除いては、DHL(Fedexも同様)は使わないことをオススメします。少なくとも、お土産を買って日本に送る際には相性は悪いですね。

 

※ビジネス関係で使う上では、DHLもFedexもとっても便利です。

 

おさらい

 

とにかく意識すべきは、(1)荷物をたくさん預けられる航空券を選び、(2)いらない服をベースに荷造りをしてスペースを確保できる状態を作ること。ちなみに、航空会社に余計にお金を払って、預けられる荷物の量を増やすという選択肢もあります。前回、エミレーツ航空を利用した時には、23kgの荷物を1個加えるだけで、航空券の額が2倍になりました。それくらい高いのです。ここまで考えてみると、日本で売られているモロッコ雑貨が高すぎる理由がわかる気がしますね。

 

またしてもちょっとした裏話になりますが、日本のモロッコ雑貨はかなり高くて目玉が飛び出ます。モロッコで買うのと比べて、平気で2-3倍の値段がつけられています。これのカラクリは単純です。ほとんどが、輸送費です。そして、店舗を抱える店は、電気代やリース代、そして、在庫売れ残りのリスクも考慮して、さらに費用を上乗せしています。

 

せっかくモロッコ旅行をするならば、しっかりと持って帰れるものは買って帰るのがいいのではないでしょうか。そして、どうしても重くて買えないものは日本で買う。そんなスタンスがいいのかもしれません。

 

ちなみに、絨毯を日本に持って帰ることは決して不可能ではありません。絨毯を買うと、店の人がぐるぐると(できるだけコンパクトにしようと)丸めてくれます。これをどう持って帰るのか…迷いますよね?そこで、もう少し話を続けましょう!

 

おまけ:便利な絨毯の持って帰り方

 

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ワルザザートで見学した大量の絨毯

 

実は、絨毯にスーツケースは必要ありません。モロッコを旅する人のほとんどがカサブランカの国際空港を利用することになりますが、ここの出発ロビーには、素敵なサービスがあります。それが荷物のぐるぐる巻き(正式名称ではありませんが)です。

 

世界のどこかの空港で、一度は見たことがありませんか?回転式の台の上に荷物を乗せて、ラップのような強力な素材でそれをぐるぐる巻きにするのです。絨毯を大きめの袋に入れて…ぐるぐる巻きをしているおじさん(またはお兄さん)に渡しましょう。目安は60ディルハムほど(約700円)です。

 

ラッピングが完了したら、そのままチェックインカウンターで機内預け入れをすることができます。ここで注意点が一つ。ぐるぐる巻きの台には秤(はかり)が付いています。なので、巻き始める前に、重さを確認しましょう。例えば、25kgあったら、その時点で、23kgの許容量をオーバーしていることになりますからね。

 

もし万が一、秤がない場合には、どこか、人の並んでいないチェックインカウンターに行って、ベルト部分に荷物を乗せて、重さを確認させてもらうようにしてください。全ての重さを確認してから…最後にぐるぐる巻きです!

 

 

モロッコ関係の記事一覧は下に続きます…!

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