PAUL Zevaco Anfa Casablanca/ポールアンファの評価＆口コミ

写真基本情報場所

都市	カサブランカ
クレジットカード	使用可能
スタイル	スタイリッシュ、カジュアル（カフェ＆レストラン）
価格帯	$$$
快適さ	屋外スペースが広くゆったり過ごせる
混み具合	人気ではあるものの席の間隔が広いでのゆったり

ポールアンファは、カサブランカでも有名な、大人気のカフェ＆レストランです。日本でもパン屋として、色々な場所に出展しており、お馴染みの人も少なくないはずです。カサブランカ内に数カ所ありますが、その中でも、今回は、「PAUL Zevaco Anfa Casablanca」をご紹介します。長ったらしい名前ですが、一般的には「PAUL Anfa/ポールアンファ」として知られています。

今回、ブランチとして注文したのは、以下の通りです。二名分です。どちらも単品として頼みました。

エッグベネディクト 40ディルハム
[仏語] Œuf au khlii [モロッコ]bid bel khlii（日本語の発音としてカタカナで書くのは困難）45ディルハム

モロッコでは、朝ご飯でこの値段はかなり高めです。量は多くありません。やはり、ポールと言えば高級店なので、これだけの値段は覚悟しなければいけません。どうでもいいことですが、メニューのつくり（紙質）がしっかりしています。

ブランチ（つまり、朝ご飯メニュー）は、たまごとパンを用いたメニューが基本です。他にもオムレツなどがあります。大量のパンがついてきます。さすがポールといったところで、パンが単体でおいしいのには注目です。ただし、モロッコの伝統的なパンであるホブスが食べたいのであれば、他の場所を選ぶべきです。

エッグベネディクトの嬉しい点として、下にあるパン（土台部分が薄いパンです）が主張しすぎず、控えめです。あくまでもたまごがメインである、という意識が伝わってきます。上にかかっているソースは、味の濃すぎない洗練されたオランデーズです。Le DUOのエッグベネディクトはよりチーズの味が強いものですが、こちらのエッグベネディクトは、控えめな味付けです。

今回は単品として、食べ物と飲み物を別々に頼みましたが、セットメニューを選べば、飲み物がついてきます。単品で蜂蜜のかかったヨーグルト（パフェのような容器に入っている）も注文しましたが、甘すぎずに絶品。非常にシンプルで、ヨーグルト本来の味を楽しみたい人におすすめです。

Œuf au khliiの方ですが、残念ながら、今回は、牛肉のジャーキーが容器の底にくっつき放題で、食べづらさがありました。いつもはこんなことはなかったのですが、急いでいたのか（人が多めでした）こうなってしまったようです。フォークでガリガリやりながら、カニを食べる時のように黙々と食べました。ちなみに写真にあるŒuf au khliiには、塩をかけています。

この場所は、お腹いっぱい食べたい…というよりも、ゆっくりしながら、お洒落な食事やおしゃべりを楽しみたい人に向いています。屋外エリアが広く、他の人との距離が十分に確保されているので、快適に過ごすことができます。個人的には、いかにタバコを吸う人の横に座らないようにするかを重要視していますが、外であればそこまで問題ないはずです。

全ての席を網羅するようにパラソルがあり、ちゃんと暖房パネルも搭載されているので、肌寒い日であっても心配いりません。ウェイターの方々がいつも親切かつプロ意識満点（でありながら、肩肘張らない親しみやすさ）なので、気持ちよく過ごすことができます。

私にとっては、ここで頻繁に食べるのは少し高すぎるかなといったところです。土日のブランチをゆっくり、ダラダラしながら過ごす場所としては重宝します。レストランに併設されているパンの並んだコーナーで、フランスパン（バゲット）などを買って持ち帰ることもできます。

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Shunya Ohira

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